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暗号資産(プロジェクト)

仮想通貨SOL(ソル)は今後どうなるのか?将来性を解説

目次

  1. SOL(ソル)の過去の値動き「2021年より高騰した理由」
    1. Serum上でエアドロップの実施
    2. 仮想通貨取引所FTXがマイアミ・ヒートのアリーナ命名権を獲得
    3. Solana上でテザー(USDT)がローンチされた
  2. テクニカル目線でSOLチャートを分析
    1. ビットコイン(BTC)ドミナンスは久しぶりに上昇の動き
    2. SOL市場は中期的には揉み合い~弱気相場へと移行しやすい

SOL(ソル)とは、Solana(ソラナ)と呼ばれるブロックチェーン上で扱われるトークンです。Solanaは、2017年にAnatoly Yakovenkoによって創設され、2020年3月にローンチされたブロックチェーンプラットフォームです。イーサリアム(ETH)などのこれまでのブロックチェーンプラットフォームと比較すると、トランザクション処理速度や取引手数料が非常に優れています。

そのため2020年にローンチしたばかりの若いブロックチェーンプラットフォームながらも、仮想通貨SOLは現在(2021年5月)で時価総額ランキング17位と上位を保っています。多くのユーザーから注目を集めているSolanaの仮想通貨SOLは今後どうなるのでしょうか?詳しく説明していきます。

SOL(ソル)の過去の値動き「2021年より高騰した理由」

SOL/USDの週足チャートを見ながら、これまでのSOLの値動きを説明していきます。SOLは2020年3月に初めてローンチされた仮想通貨です。2021年5月現在までに最高値は59ドルまで伸ばしており、2021年以降約30倍まで価格が上昇しています。約5か月という短い期間ですさまじい上昇の値動きがわかります。

ではなぜSOLは2021年に入り大きな上昇の値動きを見せたのでしょうか?まずはファンダメンタル要素の視点から説明していきます。

Serum上でエアドロップの実施

チャートを見ていくと、特に3月以降から大陽線を連ねており、ローソク足にはヒゲも確認され始めました。それだけ流動性が上がったということです。ではSOLはなぜ2021年3月から急上昇したのでしょうか?理由の一つは、Solanaブロックチェーン上で運営を開始した分散型取引所(DEX)であるSerumがエアドロップを実施したことです。

Serumは、2021年の2月から3月の期間で、Solanaと共同してDeFiイベントを行いました。そしてDeFiイベントでは、宣伝を踏まえて2000枚の仮想通貨COPEを配布したのです。

しかも上昇理由は、エアドロップされたCOPEがSolanaブロックチェーン上でローンチされただけではありません。COPEに次いで、HOPE、ROPE、KOPE等の銘柄も立て続けにSolanaブロックチェーン上でローンチされることになり、SOLの価格が急上昇したと考えられます。

仮想通貨取引所FTXがマイアミ・ヒートのアリーナ命名権を獲得

上述で説明したSerumは、仮想通貨取引所FTXが運営しています。そんなFTXが、2021年3月には米NBAチーム「マイアミ・ヒート」のアリーナの命名権を獲得しています。

 

アリーナの新しい名前は「FTX Arena」です。そんな仮想通貨FTXのCEOであるSam Bankman-Fried氏が、以前からSolanaを推していたこと。FTXでも実際にSerumの運営を開始したことなどがSOL市場で好感買いに進んだ可能性があります。

Solana上でテザー(USDT)がローンチされた

2021年、SOLの話題はまだまだ尽きません。ステーブルコインの代表格とも言えるテザーコイン(USDT)がSolana上でローンチされたのも2021年3月の出来事です。このようにテザーを筆頭にした多くのプロジェクトがSolanaのブロックチェーン上でローンチを開始しており、市場はSOLへの注目を集めています。

テクニカル目線でSOLチャートを分析

SOL/USDの日足チャートを分析していきます。SOLは2021年2月より順調に上値を伸ばす値動きを続けてきました。上昇チャートは20日EMAをサポートラインとしながら、最高値を59ドルまで伸ばしています。

しかし5月19日には、これまでに確認されたことが無かった大きな大陰線が形成されました。これまでサポートラインとして機能していた20日EMAも下方へブレイクしていることから、2021年2月以降の上昇トレンドが一時終了したと判断して良いでしょう。

下値は75日EMA及び、一目均衡表の雲にサポートされた形で下落を止めています。

5月19日の大陰線に対してVolumeもかなり大きく反応を見せています。SOL市場としては、これまで溜まっていたSOLの含み益を一時解消した動きと判断して良いでしょう。

75日EMA及び一目均衡表に支えられた形となるSOLは、今後再び買戻しの動きが見られるのかが一つの焦点となります。

ビットコイン(BTC)ドミナンスは久しぶりに上昇の動き

SOLの買戻しが行われるのか、そこで考えなければならない一つのポイントはビットコイン(BTC)に対する視点になります。ビットコイン(BTC)といえば、2021年に入り最高値を700万円近くまで伸ばした経緯がありましたが、対してビットコイン(BTC)のドミナンスは下降傾向となっていました。つまり仮想通貨市場はビットコイン(BTC)の暴騰をきっかけに、資金をアルトコイン側へ流入する動きが強かったということになります。

そんなビットコイン(BTC)ドミナンスチャートを確認すると、直近のローソク足では久しぶりの陽線が形成されています。またVolumeも非常に高く推移しています。

つまり今後の仮想通貨市場では、アルトコインへ移していた資金が再びビットコイン(BTC)へ集まる可能性が高まっているという判断もできます。含み益を一度解消する動きとなったSOLの資金も同様に一度ビットコイン(BTC)へ移行する可能性があります。

SOL市場は中期的には揉み合い~弱気相場へと移行しやすい

一度含み益が手仕舞いされた可能性のあるSOL市場に再び買戻しの動きがみられるのか。SOLチャートで注目するポイントは、2021年2月以降からサポートラインとして機能していた20日EMAを超えるだけの上昇が確認されるかどうかです。

これまで長く転換線として機能してきた20日EMAは、今後もレジスタンスラインの転換線として機能する可能性があります。仮に今後の上昇が20日EMAに押さえられる展開となる場合、SOL市場はすでに下目線の取引が主導となりやすく、その後75日EMAを割る程の下降トレンドを形成する可能性もあります。

仮に20日EMAを超えることが出来た場合も、SOLは短期的にも上昇を続けると判断するには早計です。ビットコイン(BTC)のドミナンスが上昇し始めた現在、ドミナンスに合わせてビットコイン(BTC)の価格も再び上昇する場合、ビットコイン(BTC)とアルトコインの資金バランスは拮抗する形となり、SOL市場もレンジ相場へと移行し、上値も中々高値更新に至りにくい状況が考えられます。

仮にビットコイン(BTC)のドミナンス及び価格上昇が一時的となる場合は、その分SOLへの資金流入もきたいされやすく上昇しやすい相場となるため、ビットコイン(BTC)チャートも合わせて確認していく必要があるでしょう。

長期的に見ると、ファンダメンタル要素でも十分にSolanaの価値も上がっているSOLは、ビットコイン(BTC)の上昇後、再びSOLへの資金流入も期待ができます。