MENU
DeFi

Formation.Fiとは何か?スマートイールドファーミング2.0について解説

Formation.Fi はリスク・パリティに触発された、スマートイールドファーミング2.0と言われています。 長期的にわたって安心して投資できるように、4つのインデックスを活用してリスクに対するリターンの最適化がされているのです。 この記事ではFormation.Fiの立ち上げられた背景から、プロジェクトの概要、そして注目を集めているFORMトークンについて解説していきます。

【Formation.Fi】立ち上げの背景:解決する課題

https://formation.fi/
2020年6月からCOMPトークンの配布を皮切りにイールドファーミングは人気を増しています。のアプリケーションに参加する報酬として、独自トークンを獲得できることで話題になりました。ZenismでもSushiSwapやPancakeSwapなどを取り上げています。 しかし当然ながらデメリットも存在します。例えば精算リスクや、インパーマネントロス、ラグプルにあうなどさまざまなリスクがあるのが現状です。 つまり利回りの最大化よりも、むしろリスク管理が大事になっているとも言えます。 そこで従来の既存金融を見返してみると、リスクを減らして長期的に利益を得ようとする「リスクパリティ」と呼ばれる手法が存在します。世界最大のヘッジファンドであるブラックウォーター創設者のレイ・ダリオ氏が行った手法で、伝統金融では株式、債券、金などでバランスをる手法は、多くの人に受け入れられています。 簡単に言えば一部の資産は減少した時でも、他の資産は増加するようなポートフォリオを組むということです。 では仮想通貨ではどのようにリスクを分散するのでしょうか?

【Formation.Fi】4種類のインデックスでリスク管理

https://formation.fi/
Formation.Fiには4つのインデックスがあります。
  1. ALPHA
  2. BETA
  3. GAMMA
  4. PARITY
これらを活用することで、ユーザーはチェーンごとにさまざまなリスクとリターンを掛け合わせることができます。
  • ALPHA:高リスクで一部レバレッジも活用します。利益を最もえられる流動性マイニングプロトコルを活用して、強気な市場での利回りを高める仕組みです。
  • BETA:中リスクでレバレッジなどを使用せず、通常の流動性マイニングをクロスチェーンで行います。
  • GAMA:低リスクで主にステーブルコイン運用です。
  • PARITY:ALPHA、BETA、GANMAを活用したバランスの取れたインデックストークンです。
非常に興味深い仕組みですが、まだALPHAもローンチされていません。今後の動向に注目が集まります。

$FORMとは?:DAO MakerのSHOで話題に

$FORMはDAO MakerでSHOを行いましたが、DAO Makerで登録人数の上限の200倍以上の希望者が集まりました。 $FORMの主な用途は下記の3つです。
  • 用途1:ガバナンストークン
  • 用途2:ステーキングと流動性マイニング
  • 用途3:ダークプールと呼ばれる、トークン保有者のみに公開されるプールに参加可能
$FORMはDAOMakerで話題になった以外にも、 PancakeSwapのプールで獲得できるようになったり、初期保有者にインセンティブが与えられると発表されているなど、さまざまな取り組みを活発に行っています。 まだALPHA、BETA、GAMMAはローンチしておらず、これからの開発に注目です。 今年のQ3にはEthereumとBSCでALPHAがローンチ、来年のQ2にかけて、他のチェーンに対応したり、BETA、GAMMAのローンチが進む予定です。

Formation.Fi 詳細

公式サイト:https://formation.fi/
Twitter:https://twitter.com/FormationFi