SpookySwapはFantom Operaネットワーク上のAMMのDEX(分散型取引所)です。
イーサリアムのガス代高騰と、トランザクションの遅延などを解決するためにBSCや、Solana、Avalancheなど様々なチェーンが登場してきました。
その度にメインとなるDEXはTVLも上がり、ネイティブトークンの価格も上昇しています。
今回ご紹介するfantomは今注目をあつめているチェーンの1つです。
fantomはイーサリアムと互換性がありながら、低コスト、高速度であることが特徴です。aBFTコンセンサスプロトコルを活用することで、分散性を損なうことなく安全で高速な取引を行うことを目的としています。
そしてfantom上に構築されたSpookySwapはUniswapやPancakeSwapと比較して、ブリッジ機能、指値注文、ユーザーフレンドリーなデザインなどが特徴です。
現状ではAPRも50%を超えるものが多い上に、fantom系のプロジェクトの中でも最もTVLが高く注目を集めています。
TOP 10 PROJECTS WITH THE HIGHEST TVL IN FANTOM ECOSYSTEM#Defi $BOO $CRV $BIFI $SPIRIT $TOMB $SCREAM $CREAM $TAROT $SUSHI $ZOO pic.twitter.com/MbkjnwSUl6
— Coin98 Insights (@Coin98Insights) August 30, 2021
この記事では
- SpookySwapの機能
- ガバナンストークン$BOOについて
- SpookySwapの使い方
について筆者が実際に使用した上で、詳しく説明しています。
ぜひ最後までご覧ください。
【SpookySwapの機能】$BOOのステーキングで二度美味しい
Swap
SpookySwapでは市場価格での取引も指値注文も可能です。取引所のSwap手数料は0.2%、指値の場合は0.22%であり、このうち0.17%は流動性供給者への報酬として、0.03%はxBOOをステーキングしている人に返却されます。
流動性プール
従来のAMMのDEXと同様に、流動性を提供するとあなたは手数料を稼ぐことができます。
また流動性供給をするとspLPトークン(Spooky Liquidity Providerトークンという流動性供給をしたという証明書みたいなもの)を受け取り、このトークンを預けることで$BOOを獲得できます。
流動性ファーム
先程の流動性のところで紹介した通り、spLPトークンを預けることで、$BOOトークンを入手できます。現状18以上のファームが存在しており、それぞれAPRが異なります。
シングルステークプール
ここでは$BOOを預けることで、xBOOを手に入れることができます。
このxBOOはあなたのプールシェアを表していて、$BOOを預けることで、あなたの$BOOは増えていくことになります。
また$BOOを預けて手に入れた$xBOOを預けることで、他のトークンを獲得することも可能です。
ブリッジ機能
イーサリアム→ファントム
BSC→ファントム
へと資金をブリッジできます。また逆にファントムからイーサリアム、BSCへのブリッジも可能です。
公式ドキュメントによると対応通貨は以下の通り。
Ethereum: FTM, USDC, wETH, AAVE, BADGER, BAND, COVER, CREAM, CRV, DAI, FRAX, USDT, FXS, GTON, ICE, LINK, MM, SNX, SUSHI, wBTC, WOOFY, YFI
BSC: BNB, BIFI
実際の手続きは前のFantom入門記事をご覧ください。
【SpookySwapのガバナンストークン】$BOOトークンとは
$BOOはガバナンストークンです。総供給量13,666,000枚で、分配は下記の画像の通り。
興味深いことは$BOOはFantomの他のプロジェクトへの毎月寄付するという用途にも使用されます。
【SpookySwapの使い方】画像でわかりやすく解説
それでは実際の使い方をみていきます。手順は下記の6種類です。
- ウォレットの準備をして、$FTMをMetaMaskに入れる
- Swapで$FTM→$BOOへと交換
- $FTM/$BOOペアで流動性供給
- ファーミングで$FTM/$BOOのLPトークンを預ける
- シングルステークファームで$BOOを預けて$xBOOを入手
- xBOOを預けて、他のプロジェクトのトークン獲得
1.ウォレットの準備をして、$FTMをMetaMaskに入れる
まずSpookySwapを使用するには、Fantom Operaネットワークに対応したMetaMaskと、手数料として$FTMが必要です。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
ウォレットと$FTMの準備ができたら、SpookySwapに入り「Connect Wallet」をクリックしましょう。
※検索すると偽のサイトに誘導される可能性があるので、公式TwitterのリンクなどからSpookySwapのサイトに入ることをおすすめします。
2.Swapで$FTM→$BOOへと交換
画面左側の「Swap」をクリックすると、トークンを交換する画面に入ります。
ここで$FTMを$BOOに半分ほど交換しましょう。$FTMは手数料として必要なので、一定枚数残しておく必要があります。
また最初は「Approve」という作業が必要になるので、MetaMaskがポップアップしたら「確認」をクリックしてSwapを進めましょう。
3.$FTM/$BOOペアで流動性供給
次に画面左側「Liquidity」をクリックします。
同数の$FTMと$BOOを流動性供給します。どちらかの数量を入力すると、自動で数を合わせてくれるので便利です。
「Supply」を選択して、流動性供給を完了させましょう。すると、LPトークンがもらえます。
4.ファーミングで$FTM/$BOOのLPトークンを預ける
次に画面左の「Farm」をクリックして、自分の流動性供給したペアを見つけます。
FTM/BOOは一番上にあるので選択すると最初に「Approve」を求められます。先程と同じように最初だけ必要な手続きなのでサクッと済ませてしまいましょう。
その後「Stake LP Token」というなるので、そこで数量を選択して「Confirm」をクリックします。
これで時間が経つほど$BOOを手に入れられるようになりました。続いて、$BOOを活用してさらに$BOOや他のトークンを増やしていく方法をみていきます。
5.シングルステークファームで$BOOを預けて$xBOOを入手
画面左の「Stake BOO」を選択すると、$BOOをステークして、$xBOOを手に入れる場所に移動します。
ここで「Stake」をクリックして、ファーミングで手に入れた$BOOを預けましょう。
6.xBOOを預けて、他のプロジェクトのトークン獲得
次に手に入れた$xBOOを再度預けることで、他のプロジェクトのトークンを得ることができます。
今回は$SCREAMというトークンを手に入れたいと思います。再度「Stake」をクリックして数量を入力して完了です。
SpookySwapの使い方は以上になります。お疲れ様でした!
SpookySwap詳細
公式サイト:https://spookyswap.finance/
Twitter:https://twitter.com/spookyswap
Medium:https://spookyswap.medium.com/
ドキュメント:https://docs.spookyswap.finance/