クロスIP・NFT導入のPvP(Player vs Player)ゲーム、Galaxy Fight Clubの周辺環境が盛り上がってきています。PolygonベースのGalaxy Fight Clubは、GameFi(Play-to-Earn)シーンをリードするトップ・ギルドと提携しました。
Yield Guild Games(YGG SEA)、Avocado Guild、Perion、PATH DAO、Polemosがパートナーとして加わりました。Unsung GuildとYunko Associationは、ローンチ時からゲームに参加しており、エコシステムのサポートを継続します。
加えて、ゲームパートナーとしてCyberkongz、Illuvium、Animetas、Deadheads、BYOPill、Wicked CraniumなどがGalaxy Fight Clubと提携しています。これらのゲームNFTでログインすることができるようになり、Galaxy Fight Clubの3vs3モードで他のゲームNFTのホルダーと対戦できることになります。
ゲーム内容
Galaxy Fight Clubは大乱闘スマッシュブラザーズのような「クロスIPのPvP格闘ゲーム」です。プレイヤー同士が対戦し、Play-to-Earnの仕組みにより報酬を得ることができます。現在、多くのP2Eゲームはターン制ですが、Galaxy Fight Clubはよりライブプレイを体感できるようにデザインされています。ゲームはPC+モバイルでプレイできます。
Galaxy Fight Clubの目的はプレイヤーがIPを所有し、デジタルアイテムの相互運用性を備えたオープンエコシステムを構築すること。
プレイヤーは、Bored ApeやCryptoadzなど自分が所有するNFTコレクションでログインして、バトルすることが可能になります。コンポーザビリティーを付加することで、有名プロジェクトのNFTに新たなユーティリティをもたらすことになります。
Galaxy Fight ClubのNFT
Galaxy Fight Clubのゲーム内キャラクターのNFT「Genesis Gear collection」を2021年11月に発売しており、Openseaで購入可能になっています。プレミアムNFTである「Genesis Galaxy Fights」と「Genesis weapons」をウォレットに入れておくと収益を高めたり、バトルでよりレアアイテムを入手できる「Gold Keys」を取得できるなどの特典がつきます。
ギルドの役割
基本的にギルドは、ゲーム資産を購入したり貸し出したりすることで、Play-to-earnゲームのエコシステムとプレイヤーを支えています。資金のないプレイヤーはプレミアムNFTを借りて、ゲームを有利にプレイできます。ギルド(貸し手)はその収益の一部を受け取るため、双方にとってメリットがあります。
Galaxy Fight Clubでは、ギルドによる奨学金を統合するために2つのシステムを採用しています。まず、従来の奨学金制度です。ウォレットとメールアドレスをリンクさせ、メールを奨学生に渡してゲームを代行してもらいます。2つ目のシステムは、自動的に戦利品を分配するスマートコントラクトに維持される、無担保・無保証の貸し出しシステムです。
ロードマップ
Galaxy Fight Clubのオープンベータ版は2022年Q1中にローンチ予定となっています。Galaxy Fight Clubのゲーム内トークンは、DEX(Quickswap)ではティッカーシンボル$GFCで、CEX(Gate.io)ではティッカーシンボル$GCOINで既に取引されています。
GCOIN
GCOINは、ゲーム経済全体を支える基本的なゲーム内通貨であり、(戦闘で獲得した)キーを使ってloot boxを開けたり、武器を購入/アップグレードしたり、新しいファイターをトレーニングしたりするなど、さまざまなゲーム内活動に必要となります。そのため、ユーザー数が増加してゲーム内活動が増加するにつれて、エコシステムの成長から得られる価値を獲得できるように設計されています。プロジェクトは、トークン総供給量の40%をGenesis Galaxy Fighter NFTを通じてコミュニティに割り当てています。
資金調達
Galaxy Fight Clubは、Animoca Brands、Sequoia India、Skyvision Capitalが主導するシードおよびプライベートセールで700万ドルの調達に成功しました。資金は、Galaxy Fight ClubはNFTメタバースで最初のクロスIP PvPゲームの構築に向けて活用されます。
資金調達の支援者には、YGG SEA、Spartan Capital、Huobi Innovation Labs、Kucoin Labs、Polkastarter、MEXC、MoonEdge等のほか、TwitchのKevin Lin氏、CrunchyrollのKun Gao氏、ROBLOXやMarvel StudiosのMatt Finick氏等の著名なエンジェル投資家が参加しています。