2022年10月28日に、北海道余市町、CNP(CryptoNinja Partners)、株式会社あるやうむの協力による、「余市町ふるさとCNP2022」が、販売から約3分で222個全て完売したことが発表されました。
ふるさと納税×NFTの将来性を大きく示す結果にNFT界隈で話題になりました。
本記事では、そんな「ふるさとCNP」について解説していきます。
CNPとは?
CNPとは、NFTコレクションである「CryptoNinja Partners(クリプトニンジャ・パートナーズ)」の頭文字を取ったものです。
有名インフルエンサーであるイケハヤ氏とイラストレーターのRii2氏によってプロデュースされ、その規模は国内最大級です。
CNPのような大量発行されるNFTは、ひとまず完売を目標としていることが多い中、CNPは販売からわずか2時間足らずという早さで完売しました。
海外でも話題となり、OpenSeaの売上ランキングで上位にランクインするなどかなり人気で有名なNFTコレクションです。
ふるさと納税返礼品「ふるさとCNP」について解説
ふるさとCNPとは、国内最大級NFTコレクションのCNPと、ふるさと納税×NFT事業を手掛ける株式会社あるやうむが共同で開発するNFTのふるさと納税返礼品です。
その第1回目として、北海道余市町が「余市町ふるさとCNP2022」を提供しています。
余市町は北海道内一の生産量を誇るワイン醸造用のブドウ畑があり、返礼品のNFTにもワインの要素が多く取り入れられています。
ふるさと納税とは?
ふるさと納税とは、自分の好きな自治体に寄付ができる制度です。
手続きをすると、寄附額のうち2,000円を越える部分について、所得税と住民税から控除され、さらに返礼品を受け取れる魅力的な仕組みです。
その返礼品として、CNPとその自治体がコラボしたNFTが貰えるのがふるさとCNPです。
ふるさと納税×NFT事業を手掛ける「あるやうむ」について
株式会社あるやうむは2020年11月に設立されました。
「今日、いますぐチャレンジをしたい自治体・地域の皆様に、NFTという先端技術を提供し、「盛り上がる」「稼げる」地域を、共に作っていくこと」を会社のミッションとして掲げています。
「ふるさと納税×NFT」の事業を中心にNFTを用いた地域の魅力発信を通じて、「NFTによる地方創生」を推進している会社です。
余市町ふるさとCNP2022の特典
「余市町ふるさとCNP2022」のNFTは、アートとして楽しめるだけでなく、以下2つの特典もあります。
- 余市町の人気ワイナリーが手掛けるワインの優先購入権の抽選券
- 日本最大級のDAO組織であるNinjaDAOのdiscordチャンネルに1ヶ月間参加可能
また、余市町を訪れることでNFTのレベルを上げる仕掛けも実装予定だそうです。
ふるさとCNPまとめ
今回、「ふるさとCNP」について解説していきました。
今後、ふるさとCNPは余市町以外の他の自治体とも提携していくようです。
特典は自治体ごとに異なるので、どんな特典がでてくるのかも注目です。