2022年11月8日、NTTドコモ2022年度第2四半期決算説明会が開かれました。
その説明会でWeb3事業に5000〜6000億円の投資すると発表があり、話題になっています。
Astar Networkとアクセンチュアと連携
NTTドコモは、Web3事業に参入するにあたり、Astara Networkとアクセンチュアと連携していくとのことです。
当面の間、この3社の主導でDAO型アプローチによって多種多様な業界・業種からの参加を図っていくと発表されました。
Astar Networkとは?
Astar Networkとは、日本人開発者の渡辺創太氏が携わる日本発の「パブリックブロックチェーン」を開発するプロジェクトです。
異なるブロックチェーンの相互接続を目指すプロジェクトであるポルカドットに接続していることが特徴です。
2022年1月17日にメインネットをローンチしたばかりですが、すでに海外の大手取引所への上場が決まっており高い注目を集めています。
アクセンチュアとは?
アクセンチュア株式会社は、経営コンサルティング、ITコンサルティング、アウトソーシングなどを主要業務とした多様なサービス提供を行っている企業です。
ブロックチェーンを活用した変革を実現するための支援を提供などもしています。
今回の連携では、ESG/SDGs領域への適用・安心安全なWeb3活用に向けた技術基盤の構築・Web3人材の育成を取り組む主な活動としています。
NTTドコモの今後のweb3事業について
今後のweb3事業について以下のような計画があると説明されていました。
- 日本初のグローバルデファクトを目指す
- 2023年度目処に新会社設立
- 5-6年で5000-6000億円規模の投資
web3事業はグローバル展開を目指したものであり、そのために2023年度中に会社を設立するそうです。
投資額については、特に初期の必要な技術基盤や場合によってはM&A、金融業のための資本金も必要であり、5,000-6,000億円規模でやっていくという決意を示しているそうです。
まとめ
5000-6000億円規模の投資額からNTTドコモのweb3事業に対する熱意が伺えます。
これからNTTドコモどんなweb3サービスを手掛けるのか期待されます。