2019年1月30日、Augur(オーガ)上の予測マーケット『Guesser』がメインネットをリリースしました。
今月中旬にメインネットをリリースした『Veil』に引き続きAugurを用いた新たなマーケットが誕生しました。
予測市場とは簡単にいうと将来の出来事を予測し、その結果を賭けるというマーケットです。
1月31日現在は事前登録した一部のユーザから順次利用可能になるようです。
📣We are now releasing MAINNET to our first users! The launch will happen gradually for everyone:
📩If you’re an early signup, keep an eye on your inbox over the next few days.
🤘If you’re a newcomer, you can request access on https://t.co/XA3VN7Xas6 -we’ll get in touch shortly.— Guesser (@guesserio) 2019年1月30日
Guesserの特徴|Augur、Veilと比較するとシンプルなインターフェイス
1.同時に6つのマーケットのみが常にオープン
Guesserのマーケットは同時に6つのマーケットのみが開催されています。これはAugurやVeilのようにたくさんのマーケットが混在している(時に似たような案件もある)と、情報量が多くなりすぎ、煩雑になってしまうからだと思われます。
そのため、一つのマーケットが終了すると次のマーケットが順番に開催されるという仕組みのようです。
2.バイナリー・マーケットのみ取り扱い
AugurやVeilの場合はバイナリー・マーケットやスカラー・マーケットなど複数のマーケットが存在しますが、Guesserの場合はバイナリーマーケットのみ取り扱っています。
バイナリー・マーケットとは『YES/NO』の二者択一で答えられる単純な質問で作られたマーケットです。これもシンプルさにこだわった結果だと思われます。
バイナリー・マーケットの場合は賭けた金額に対して、正しい選択をした場合はその率に応じて報酬が得られますが、もし間違った選択をした場合は賭けた金額全て回収されてしまいます。その点は十分ご注意ください。
3.マーケットの開催期間が短い
Guesser内の各マーケット開催期間はおおよそ10日以内と短いです。上述したように一度にオープンできるマーケット数が6つまでと決まっているのでマーケットの回転率を速めなければならないからです。
それ以外にも仮想通貨の価格変動という点を踏まえても、マーケットの開催期間は短い方が安心できるというメリットがあります。
例えば、AugurやVeilのマーケットは期限をひと月先や「2019年度中に〜か?」のように一年先くらいまで設定しているものもあります。
賭け金に利用するETHの価格変動の大きさを踏まえると、長期的なイベント予測が単純ではないことはお察しいただけるかと思います。
Guesserの詳細
公式サイト:Guesser
公式ブログ:Guesser – Medium
公式Twitter:Guesser (@guesserio) | Twitter