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暗号資産(プロジェクト)

仮想通貨Aeternity(AE/エタニティー)の将来性・特徴|スケーラブルなプラットフォームを目指した機能を実装

仮想通貨Aeternityはオープンソースの分散型ブロックチェーンアプリケーションプラットフォームです。通貨の名前もAeternityと同じで、通貨単位はAEです。

2016年に公開されたプラットフォームであり、先発のプラットフォームで問題になるパフォーマンスの改善などを試みています。

尚、公式ではæternity/ÆTERNITYとaとeの合字が使われた表記になっていますが、本ページでは便宜上、Aeternityと表記します。

仮想通貨Aeternity(AE/エタニティー)の最新価格・相場・チャート・評価

 

 

仮想通貨Aeternity(AE/エタニティー)の特徴

特徴1:Aeternityとは?

EthereumのERC20準拠のトークンとして実装されています。メインネットのローンチ後には、Aeternityの仮想通貨とAEトークンのスワップが可能になるようです。

特徴2:スケーラブルなスマートコントラクト

Ethereumと同様にAeternityでもスマートコントラクトが実装されています。しかしAeternityではスケーラビリティを持たせるためオフチェーンチェーン技術が使われています。

Aeternityではスマートコントラクトを実行する場所をメインのブロックチェーンとは別(オフチェーン)のステートチャンネルへ分けることで、処理能力の向上を図っています。

チャンネルを開く際と閉じる際にオンチェーンでのトランザクションが必要となり、オンチェーンのレイテンシーがありますが、チャンネルにおいては素早い処理が可能です。

ステートチャンネルに於いてもセキュリティー面の安全性はメインのブロックチェーンと同程度であると謳われています。ペイメントチャンネルみたいな感じですね。

また、オフチェーンを利用することで結果としてブロックチェーン全体のパフォーマンス向上が見込めます。

特徴3:スマートコントラクトにオラクルを利用できる

Aeternityではオラクルと呼ばれるブロックチェーン外の情報をスマートコントラクトにつなげる機能もあります。

例えばスマートデバイスのセンサーが集めたデータや気象情報など、現実世界の情報を利用することが可能になり、スマートコントラクトの自由度が高まります。

ブロックチェーン外の現実世界で起きる事象を契約の条件にすることで、日常生活の契約を置き換える存在になり得る様な柔軟なスマートコントラクトをプログラムすることができます。

特徴4:PoWとPoSのハイブリッド型アルゴリズム

AeternityはPoW(Proof of Work)にCuckoo Cycleと呼ばれる改良を加えて実装しています。Bitcoinでも使われているPoWですが様々な問題が指摘されており、その一つがマイニングの寡占化です。

例えばBitcoinのPoWではSHA-256と呼ばれる暗号学的ハッシュ関数が用いられており、これはASICと呼ばれる特定の計算処理に特化した集積回路を利用すると効率的に処理することが可能です。

そのASICを利用して専門的にマイニングを行うものが登場した結果、一般的な利用者がマイニングに参加するのが難しくなってしまいました。

Cuckoo Cycleは計算に大量のメモリを必要とすることで、ASICなど専用のハードウェアを利用したマイニングを経済的に非効率なものにします。この様な拡張したPoWを採用することでAeternityはマイニングでの偏りをなくそうとしています。

特徴5:モバイル端末での利用を重要視

Aeternityは広く普及したプラットフォームを目指しており、モバイル端末での利用を重要視しています。従来型のPoWではモバイル端末でのマイニングは事実上不可能でした。

しかし、前述の通り拡張されたPoWを採用することで、モバイル端末でのマイニングも可能にするなどモバイルファーストのアプローチを実践しています。

仮想通貨Aeternity(AE/エタニティー)の詳細

承認方法:PoWとPoSのハイブリッド型

公開日:2016年12月19日

公式サイト:https://aeternity.com/

公式ブログ:https://blog.aeternity.com/

GitHub:https://github.com/aeternity

仮想通貨Aeternity(AE/エタニティー)爆上げの時期!

2018年4月下旬から急上昇し、5月上旬にピークに達した価格はその後緩やかな下落に転じ、8月頃からは安定的に推移しています。

仮想通貨Aeternity(AE/エタニティー)の将来性

後発プラットフォームのメリットを活かせるのか

Aeternityはステートチャンネルと呼ばれるオフチェーン技術や拡張されたPoWなどが特徴として取り上げられますが、これらは後発のプラットフォームでは特に珍しくない上に先発のプラットフォームも同様の機能を実装する試みを行っています。先発のプラットフォームでの問題点を解消するだけではなく、先進的な機能を実装するなどすることが期待されます。

開発状況に注目

リリース時期の遅れなど、開発がロードマップで予定した様に進んでないこともあり、公式ブログなどで進捗状況の把握をしておく必要があると思います。

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