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暗号資産(プロジェクト)

仮想通貨Siacoin(シアコイン/SC)の将来性・特徴|分散型クラウドストレージプラットフォームSiaとは!

siacoin

Siacoinは分散型クラウドストレージプラットフォームであるSia上の仮想通貨(単位はSC)です。

仮想通貨Siacoin(シアコイン/SC)の最新価格・相場・チャート・評価

 

 

仮想通貨Siacoin(シアコイン/SC)の特徴

特徴1:Siaって?

Siaは既存のストレージソリューションに対抗するために開発されました。利用者はこのプラットフォーム上でストレージの容量をレンタルすることが可能です。その際にSiacoinでの支払いが可能で、この利用に関する合意を保管するためにブロックチェーン技術が利用されています。

特徴2:ブロックチェーンでファイルを保存するの?

Siaの利用者は中央集権的な業者からストレージをレンタルするのではなく、プラットフォーム上でストレージの容量を貸し出しているユーザーからレンタルすることになります。そして貸した側は、対価としてSiacoinを受け取ることができます。データは空き容量を提供したホストユーザーのストレージに保存されることになり、ブロックチェーンにはユーザーが保存したいデータではなく貸し借りに関する合意がスマートコントラクトを利用して保存されることになります。

特徴3:どの様にファイルは保存されるの?

ユーザーがSiaを利用してファイルを保存する場合、そのファイルは30のパーツに細分化されそれぞれ暗号化されます。そうして世界中のホストに対して分割して送信されるので、ホストが保存するデータは暗号化されており、部分的なものとなります。そのため、仮にホストが復号に成功したとしても全体の意味が分かりません。

既存の中央集権的なサービスの中には、標準では暗号化も細分化も行わずにデータを保管するものがあります。その場合暗号化されていないデータはサービス提供者によって閲覧可能であり、ハッキングされた場合にはファイルの流出を避けれません。また、利用者が不適切なファイルや違法行為に関連するファイルを預けているという疑いがある場合、管理者の存在するサービスの場合には政府機関からの請求に応じファイルを提出することが考えられます。危ないことはしない方がいいですが、そういった場合でもSiaは安心です。

Siaで保存されたファイルは細分化だけでなく冗長化されてネットワークに保存されることになります。そのため単一障害点がなく、データが壊れにくくアクセスしやすい状態で保存されることになります。

特徴4:ペイメントチャンネル

ストレージの利用の際に行われる支払いはBitcoinでいうところのLightning Networkの様にオフチェーンで行われます。そのためスケーラビリティがあり、送金づまりなどが発生しにくい効率の良い支払いが可能です。

仮想通貨Siacoin(シアコイン/SC)の詳細

公開日:2015年6月6日

公式サイト:https://www.sia.tech

公式ブログ:https://blog.sia.tech

仮想通貨Siacoin(シアコイン/SC)の評価

Siaの将来性

AmazonのS3などの従来型のクラウドサービスと比較した場合、Siaのサービスは安価であるといえます。しかし、単純に価格だけでユーザーはサービスを選択しているのでしょうか。例えばDropboxは既存のソフトやアプリとの親和性が高く違和感なく利用出来るサービスだと思います。仮にSiaが既存のアプリのファイルの保存先で選択出来るようなサービスになるほど知名度が上がったとすれば、DropboxやAmazonなどと争うことが出来るでしょう。しかし一般的な知名度はまだまだであり、OSレベルでストレージサービスの統合も可能なGoogleなどの大手とシェアを争う存在になるまでには時間が掛かりそうです。

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