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レンディング/融資

Dharma(ダルマ)の特徴|「固定金利、固定融資期間」仮想通貨を貸して金利を稼ぐ分散型レンディングマーケット

Dharma(ダルマ)の使い方|仮想通貨を貸して金利を稼ぐ分散型レンディングマーケット

Dharmaとは分散型P2Pレンディングマーケットのことであり、インターネットに接続できる環境さえあれば、世界中のどこでも簡単に仮想通貨(暗号資産)の貸し借りができるマーケットのことです。また重要なこととして、資産の管理はDharmaが行うのではなく、ユーザー自身が行うということです。

※V2が発表されました

※DeFi(分散型金融)については以下の記事をご参照ください

Dharma(ダルマ)はどのような種類のローンをサポートしているのか?

Dharmaは、「固定期間、固定金利』型のローンをサポートしています。

20194月現在Dharmaがサポートしている融資期間は90日間固定のみですが、将来的にはより柔軟な融資期間を設けられるように今後開発を進めていくようです。

また金利については現在は固定で、ローンしている過程で変動することはありません。つまり、借り手側は1日目で返済しようと90日目で返済しようと同じ金利しか払わなくて良いということです。

Dharma(ダルマ)利用時に使用できるWalletは?

DharmaがサポートしているWalletはメジャーなMetamaskに限らず、ERC20ETHをサポートしているWalletであればどのようなものでも利用可能です。例えばブラウザ拡張型のMetamaskでも良いし、TrustWalletのようなものでも、LedgerTrezorなどのHardWare Walletでも利用可能です。

Dharma(ダルマ)がサポートしているアセット(仮想通貨)

現在Dharmaがサポートしている仮想通貨(暗号資産)はETHDAI、USDCの3つです。のちにBTCもサポートするようです。

Dharma Keyとは何?

Dharma Keyとは、ユーザーが取引の際に利用する暗号署名方法です。ユーザー自身に複雑な自身のアドレスを管理させるのではなく、4桁の簡易なピンで取引の認証を行えるようにしています。

Dharma(ダルマ)詳細

公式サイト:https://www.dharma.io/

公式ツイッター:https://twitter.com/Dharma_HQ

Dharma(ダルマ)を利用して仮想通貨をりてみよう

想通貨を借りるのにどれくらいの担保を預けておく必要があるのか?

Dharmaで仮想通貨を借りる額の1.5倍を担保として預けておかなければなりません。例えば$100相当のDAIを借りようと思えば、担保として$150相当のETHを預けておけば良いということです。

済方法について

返済は融資期間内であればいつ返済しても構いません。上述したように期間内であれば金利も一定です。注意点として、現在のところ借り手は返済額の一部だけを返済するということができません。(将来的に対応はするようです。

また仮に返済期間内に返済できなかった場合は、債務不履行となり預けていた担保から返済額と利息が自動的に支払われます。※自動精算された場合、借り手は担保から元本と利息を差し引いた差額分が返ってきます。

また返済に用いる仮想通貨は借りたものと同じでなければなりません。つまりETHを借りた場合は、元本と利息をETHで返済しなければならないということです。

動で精算される2つのパターン

自動で精算されてしまうパターンは2つあり、一つは上述したように返済期間内に返済できなかった場合、もう一つは注意が必要で、預けている担保の価値が、借りている元本の125%を下回ってしまうと債務不履行状態になり、およそ15分以内に自動で精算されてしまいます。そのため、借り手はローン期間中に担保の価値を補填できるようになっています。

Dharma(ダルマ)を利用して仮想通貨をし出す場合

想通貨を貸して利子を稼ぐ方法

DharmaP2Pマーケット(ユーザーとユーザーで直接取引)なので、貸出額に対して需要があれば貸し出すことができます。ただしあまりにも大きな額だと借り手がつくまでに時間がかかる可能性があります。

あくまでも仲介者がいないので、マッチングがすぐに成り立つかどうかは市場の動向によるということです。

※2019年6月28日、5000ドル相当未満のUSDC、DAIについては即時にマッチングできるように変更されました。DAIは年利10%、USDCは年利8%の固定金利です。ただし、資金を預けると90日間は資金がロックされ、引き出しできなくなるという点だけはご注意ください。(下画像参照)

また5,000ドル以上を貸し出す場合は、従来通り借り手がいた場合にのみマッチングされます。注意点として貸し出した仮想通貨は、借り手側が返済するまで引き出すことができません。Dharmaのローンは現在90日間固定になっているので、最大のロックアップ期間は90日間ということになります。また借り手とまだマッチングしていない資金についてはいつでも引き出すことが可能です。

Dharmaの使い方については以下の記事をご参照ください。

Dharma(ダルマ/ダーマ)のセキュリティはどうなのか?

Dharmaは分散型金融システムなので、Dharmaに預けた資金を管理しているのはDharmaではなくシステムです。スマートコントラクトで貸手の資金を借り手に貸し出し、返済も自動精算も同様に自動執行されます。

また貸手側のリスクは、上述したように借り手側が過担保しているため、借り手が債務不履行になったとしても資金は返済されるようになっています。