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海外取引所

大手仮想通貨取引所・Huobi(フオビ)グループは世界最大級の企業へと成長中!

Huobi(フオビ)グループの特徴

仮想通貨取引所のHuobiは、以前は香港に拠点をおいていましたが、現在はシンガポールに本拠点を移しています。

24時間取引量は現在世界第4位となっています。

2018年7月2日まで日本人の取引は可能でしたが、「日本の法律に基づき」という理由で、日本国内居住者に向けた新規登録は中止され、既に登録を行っているユーザーの取引も年内で中止と発表されました。

しかし同年9月12日に国内の仮想通貨取引所BitTrade(ビットトレード)の臨時株主総会にて株式の譲渡が承認され、Huobi Japanに経営権が異動し新たな経営体制となったことが発表されました。

このBit Trade(ビットトレード)は11月30日に、2019年1月8日から海外の取引所であるHuobi(フォビ)として新たなサービスを展開すると正式に発表しました
現行の取引システムは2019年1月18日で終了となります。

ビットトレードは現時点ではbitbank(ビットバンク)との契約により、同社の取引システムを採用していますが、こちらは来年1月でサービス終了となります。

新サービスの利用には従来とは別の口座の開設が必要で、新規口座開設の受付は12月10日から開始される予定です。Huobiの取引システムでは、現在の取り扱い通貨6通貨8ペアにETH/JPY、LTC/JPY、XRP/BTCの3ペアを新たに追加し、合計で6通貨11ペアとなります。

Huobi グループとしては、取引所だけに限らず大きく分けて6つの分野で事業展開を行っています。

取引所事業、マイニング事業、ウォレット事業、エコシステム形成事業、研究機関、新事業の開発です。
Huobiの事業は日々増加しており、現在進行形でこの図以外のビジネスも非公開のものを含めて10以上あるとされています。

1、取引プラットフォーム事業

Huobi pro

Huobi Proは、Huobi Groupの中心でもある世界第4位(2018/12月時点)の流通量を誇る仮想通貨取引所です。

2013年に設立された仮想通貨取引所の中では古い企業で、現在はシンガポールに拠点がありHuobi Global Teamによって運営されています。

Huobi Global Teamは、Huobi pro以外にも、分散型取引所のHADAX,  売り手と買い手が直接取引する適格投資家らに向けた上級サービスHuobi.OTC,  その他韓国オーストラリアにも取引所を有しています。

Huobi Cloud

Huobi Cloudは、Huobi Groupによって開始されたデジタル資産交換のワンストップソリューション(必要になる作業を一度の手続きで全て完了することが出来るサービス)です。

安全で安定した取引を迅速にサポートします。

Huobiによって蓄積された機能をデジタル資産交換で活用することにより、Huobi Cloudは、OTCエクスチェンジおよび「IT能力を必要としない」暗号化暗号交換として構築するサービスを提供します。

グループ内で、Huobi Globalの注文照合システム、財布システム、資産管理および清算システムを共有することで、さらにHuobi Globalの深み、流動性、市場データを共有することができます。

これらHuobiグループの累計取引高は1兆ドルを超え、世界50%の取引高を占めるデジタルアセット取引プラットフォームを運営する世界最大級の企業へ成長しています。

2、インダストリー・リサーチ(産業調査)

Huobi Research

URL:https://medium.com/@huobiresearch

2016年4月に設立され、2018年3月以降はすべての分野で研究と調査を拡大することに専念しています。

そうすることでブロックチェーンの技術開発やアプリケーションの導入を促進し業界のエコシステムに貢献することも目指しています。

ブロックチェーンの主な研究分野には、業界の動向、技術の進路、アプリケーションの革新、モード探査などが含まれます。

公益性、正確性、革新の原則に基づいて、Huobi Researchは政府、企業、大学ブロックチェーンの産業チェーン全体をカバーする研究プラットフォームを構築するための様々な形式の他の機関が含まれています。

3、ブロックチェーン・サービス

Huobi China

URL:https://www.ccn.com/crypto-exchange-huobi-to-build-blockchain-lab-in-chinas-hainan-province/

Huobi Groupが中国で一貫して提供するビジネスに関するサービスラインで、 シンガポールに拠点を移してからも依然中国ではHuobiのプレゼンスは圧倒的で、このネームバリューを生かして企業のブロックチェーン導入支援などを通じたワンストッププラットフォームを提供しています。

 Huobi Talents:   ブロックチェーン業界における才能のキャリア開発と、関連業界および企業における才能を強化するための全体的な生態学的開発に重点を置き、ブロックチェーン業界全体の発展を促進する最も権威ある専門的な人材育成プラットフォームに組み込まれます。

 Huobi Legal Service:グローバルビジョン、優れた洞察力、専門知識、そして豊富な経験を持った職員たちは、公安機関、金融機関、法律事務所、上場企業、投資機関、その他の業界や分野から集まっています。

Huobi Chinaの法律業務の中心的な特徴は、「未来に向けたグローバルビジョン」と専門的判断という独特なものです


 Huobi University(中国): ブロックチェーンの役割を促進して実体経済を促進することに専念し、ブロックチェーンの才能の訓練に焦点を当てた教育訓練機関です。

 Huobi Labs: ブロックチェーンエコシステムの「コネクタ」として位置付けられ、生態学的インキュベーションのための世界初の分散型研究所を構築することに全力を注いでいます。私たちは、国内外のHuobiエコ・パートナーと協力して実験室を建設し、実世界に役立つ原子力とデジタル世界をブロックチェーンで結びつける方法を模索しています。

Huobi Capital

URL:https://www.huobi.com/capital/

Huobiエコシステムの中でも特に力を入れて運営されているブロックチェーン専門ファンドです。

業界の有力な投資家に投資することで技術開発の促進、およびHuobi経済圏に取り込むことを目的にしています。現在までの投資実績としてはThunder Token, Theta, AELF, Blockstack, Republic Protocol, Ontology などに投資済みです。

Huobi Global Ecosystem Fund

URL:https://www.huobi.com/topic/eco/

2018年に2億ドルで設立されたエコシステム特化型ファンドです。

Huobi Capitalとの違いは不明です。

しかしHuobi Capitalがエコシステムを拡大するための装置である(要はまだHuobiと関わりの無い企業への投資を行なったりする)のに対し、このEcosystem FundはHuobiエコシステムに既に参加する企業らによってエコシステムおよびオープンソースでの開発を強化していく仕組みをとっているものと思われます。

つまり、
Huobi captal : 経済圏拡大のためのファンド
Huobi Global Ecosystem: 経済圏の維持・強化のためのファンド
と考えることができます

Huobi Mining Pool

URL:https://www.poolhb.com/pos/

仮想通貨のマイニングおよびそれに関する取引の全てを統合した世界初のマイニングプラットフォームです。
(BTCとBCHのみ)

Huobi Groupのアカウントは一つ登録すれば他のサービスへの互換性があるという性質を利用し、Huobi mining poolでマイニングを行って得た利益を、Huobi .ProやHuobi OTCに入金して取引することが可能になります。

Huobi labs

URL:https://www.huobi.com/labs/

アーリーステージにいるブロックチェーンプロジェクトを支援するために2018年5月にサンフランシスコに設立されたインキュベータです。 ICOを含む資金調達に関するアドバイザリーやHuobiによる技術・資本支援、業界に関する情報提供(Huobiが独自に調査したブロックチェーンアセットに関するモデルが知見としてHuobi内に溜まっているようで、これらの情報を提供するようです)などを行います。 実際に支援を受けたプロジェクトにはIOST、DATA、CoinMeetなどがあります。 実際に投資するHuobi Capitalと異なりHuobi labsは投資自体は行わずあくまでもコンサルティングを提供し、Huobiその他有力なパートナーとスタートアップが協力するサポートを行うのみです。

Huobi Wallet

URL:https://www.huobiwallet.com/

Huobi Walletは、マルチチェーン資産、デジタル通貨の資産管理、クロスチェイン交換、Dappなどの機能を統合した、安全で信頼性が高く便利なデジタルウォレットです。

9月にアンドロイド版もiOS版もリリースされたました。
BTC,BCH,USDT,ETH,ETC,LTC,および全てのERC20トークンを含めた1000以上の銘柄に対応。
またKyber NetworkなどのDEXにも対応しています。

Huobi Chat

URL:https://www.huobi.im/

Huobi独自のSNSでLINEやWechatのようなものです。
分散型トークアプリを目指していて、このHuobi Chatによってチャット、写真や文章の投稿・共有といったSNS機能、ニュースフィード、ゲームなどのあらゆるサービスが可能になるようです。

HTトークン

 HTトークンはHuobiエコシステムの基盤となるトークンで、単なる取引所トークンではなくHuobi Groupの中で使用でき他通貨と換金できる通貨としての機能があります。

例えばHuobi Glbal Ecosystem Fundの中ではHTトークンが使用されていたり、HADAXにおける上場コインの決定もHTトークンを用いて投票できる仕組みが採用されています。 Binanceトークンとは異なりバーンすることで価値を担保することはありません。
しかしHTトークン買い戻しを行なっています。
これは万が一ハッキングされた場合に備えて賠償のためのプールとしているようです。
この買い戻したトークンを平常時の取引に使うことはないことを考えると事実上価値の維持のための担保はされています。
ユーザーにとってもHTトークンを保有し取引を行うことで手数料が半額になったり、特別なオフライン・オンラインイベントに招待されたりすることができますので、Huobiを使用するする際は、持っていることをおすすめします。