給与の「分払い」を可能にする分散型アプリ「Sablier」とは

DeFi(分散型金融サービス)

給与の支払いは年、月、日でもらうものという一般化された概念に疑問を抱いたことはないだろうか。既存のこれら支払い方法は給与の支払い者側の振込作業や銀行の仲介作業等が存在することで月払いや日払いが、現実的にベターな選択肢ということになっている。

今回ご案内する分散型アプリ「Sablier」は、ブロックチェーンネットワークを利用することで制限となっていた仲介者の作業を排除し、「分刻みでの継続的な支払い」を可能にするdAppです。現在β版が稼働しており、メインネットへの早期アクセスを受付中

今回はSablierがどのようなアプリなのか、簡単に概要をご案内致します。

Sablierとは

Sablierは「継続的な支払い」のためのイーサリアム上のdApp(分散型アプリ)です。このアプリをどのように利用するかは利用者次第ですが、公式によるおすすめ利用方法の一つとして「給与の毎分支払い」が挙げられています。成果が求められる知的労働には向いていないかもしれませんが、リソースのインプットとアウトプットが時間軸の沿って明確に比例して表れるような業務については労働と報酬の関係がよりリアルタイムに反映される新しい支払い方法と言えるのではないでしょうか。

どのように機能するのか

支払いをする人はスマートコントラクトに金額を預け入れておき、事前に定義された支払いレートを設定し、時間の経過に応じて契約通り預金の一部が受取人に割り当てられるようになっています。

上画像にあるように支払い額の設定し、その金額を「1分、15分、1時間、1日」毎に支払うことができるようになっています。

※スマートコントラクトとは?という方は下の記事をご参照ください。

支払いに利用できるトークン

初期段階で支払いに利用可能なトークンはステーブルコインのみであり、「DAI」「USDC」「GUSD」の三択から選ぶことができます。

Sablier情報

・公式サイト:Sablier公式サイト

・公式Twitter:Sablier公式ツイッター

・無料&オープンソース:https://github.com/sablierhq/sablier

・Sablierのスマートコントラクトについて:https://github.com/ethereum/EIPs/issues/1620