WBTC(Wrapped Bitcoin)とは?ざっくり説明|ビットコインをペッグしたERC20トークン

DeFi(分散型金融サービス)

2019年1月30日、ビットコイン(BTC)にペッグするERC20トークンのWBTC(Wrapped Bitcoin)が遂にイーサリアムメインネットにローンチしました。

WBTCプロジェクトには現在25以上のパートナーが参加しており、WBTCのガバナンス、流動性などの面で各々のプロジェクトが重要な役割を果たしています。

引用元:www.wbtc.network

WBTC(Wrapped Bitcoin)とは?その必要性について

現在、イーサリアムメインネット上には少なくはない分散型金融システム、アプリケーションがすでに稼働、または開発されています。WBTCはイーサリアムネットワーク上のDeFi(非中央集権型金融システム)の一つとして捉えられています。※DeFiとは?という方は下の記事をご参照ください。

WBTCはBitcoinを「WBTC:BTC=1:1」になるようにペッグしたERC20トークンです。このWBTCを利用することで、これまでイーサリアム上の金融システムを利用できなかったビットコイン保有者がイーサリアム上のdAppsを利用することができるようになりました。

ビットコインの資金がWBTCを通じてイーサリアム・エコシステムに流れ込んでくるため、例えばイーサリアム上のDEXs(分散型取引所)等の分散型金融システムの流動性が高まる可能性があります。いくつかのDEXsがすでにWBTCの取り扱いをはじめましたが、今後Compound等のスマートコントラクトを用いたP2Pレンディングサービスなどでの利用も期待されています。

またWBTCはERC20トークンなので、もちろんスマートコントラクトを用いたサービス展開も考えられます。

WBTCはどのように機能するのか

WBTCは誰から受け取る?

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WBTCの受信方法はユーザーがマーチェント(販売元)にトークンを要求することでWBTCとBTCを交換可能になります。

まずマーチェントに身元を証明するためにKYC/AML認証を行います。

身元確認後にユーザーからマーチェントにBTC(ビットコイン)を転送し、マーチェントからユーザーにWBTCを転送してスワップします。

Minting|BTCからWBTCを発行

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Mintingとは新しいラップトークンを作成するプロセスのことです。

Mintingはマーチェントによって開始され、カストディアンによって実行されます。

Burning|WBTCをバーンしてBTCを買い戻す

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Burning(バーニング)はビットコインをWBTCトークンと引き換える(買い戻す)行為のことで、マーチェントアドレスのみが実行することができます。

バーンされた金額分のWBTCがマーチェントの残高から差し引かれ、WBTCの供給量が減少します。

公式サイト:WBTC Wrapped Bitcoin an ERC20 token backed 1:1 with Bitcoin