SWARM(SWM)の特徴・将来性|「投資の民主化」で誰もが投資機会を得られる世界を

DeFi(分散型金融サービス)

Swarmの概要

Swarmは、これまで富裕層しかアクセスできなかった投資機会に誰もが参加できるように「投資の民主化」を推し進めているブロックチェーンプロジェクトです。例えば不動産などの所有権を100万分の1などに分割させて少額で不動産の一部を所有することができるようになったり、アフリカの銀行支援を受けれてない農家支援、アート作品、スマートシティなどの多義に渡る現実社会の資産への投資など、これまででは考えられないような新しい投資体験を提供しています。これまで金銭的に投資できなかった潜在投資家の新規参入とそれに伴う流動性向上も期待できます。

SwarmのSWMトークンはERC20に準拠したユーティリティトークンであり、このトークンはSwarm上の各プラットフォームのガバナンスや手数料として利用されるものです。このSWMは、ファンドマネージャーが投資機会をローンチする際や、投資家が投資する際の手数料として利用されますので、SWMの需要はSwarmプラットフォーム上の参加者(ファンドマネージャー、投資家)増加に比例して需要が高まります。

このユーティリティトークンとは別にSwarmではセキュリティトークンの発行も行なっています。イーサリアムのERC20を拡張したSRC20プロトコルに準拠した有価証券(株など)をトークン化したものです。有価証券をトークン化(デジタル資産化)することでSwarmネットワーク上で簡単に管理、コントロール、取引することができます。詳しくは後述します。

セキュリティトークンとは?という方は以下の記事をご参照ください。

SWARM(SWM)の最新価格・相場・チャート・評価

 

SWARMの特徴

ユーティリティトークン「SWM」

SWMはERC-20トークンに準拠したユーティリティトークンであり、発行枚数は100,000,000SWM。SWMは、Swarmプロジェクトの各プラットフォーム上でLDVM(liquid democracy voting module/流動性のある民主的投票システムのこと)を用いたガバナンス機能の維持管理や手数料として利用されます。

Swarmのガバナンス機能:ネットワーク全体の意志決定に基づいた非中央集権的な統治方法LDVM(Liquid Democracy voting module)

Swarmに限らず非中央集権的な性質をもつブロックチェーンプラットフォームは、如何にしてそれらの機能が破綻しないように統治するかが重要となります。

Swarmでは、LDVO(liquid democracy voting module/流動性のある民主的投票システムのこと)と呼ばれるガバナンス機能を用いており、SWM保有者からなるコミュニティは、各投資やSwarmプラットフォームの運営に関しても投票することができます。

コミュニティガバナンスモデルを参考に、行動経済学の応用(インセンティブの活用)と代表制(コミュニティから選ばれた代表がシステムを管理)を用いることで、中央管理者がいなくてもプラットフォームとしての機能を維持できるように仕組み化しています。

インセンティブの仕組みは、システム改善のための行動を動機づけるために投票参加者にSWMが報酬として与えられます。ただし、スパムを排除するために一時的にSWMを支払う必要があり、良質な提案者にはSWMが払い戻される仕組みになっています。

代表制の仕組みはSwarm Masternodes(マスターノード)と呼ばれる代表を置くことで、非中央集権的、かつトラストレスなネットワークを構築しています。この代表者(SWMトークン保有者)は、インセンティブとして報酬を受け取れるだけではなく、SWMトークンの保有量に応じてガバナンスの権利も与えられます。なぜ保有量に応じるのかというと、保有量が多い人ほどネットワークの方針次第でSWMトークンの価値が下がってしまった際に生じるリスクが大きいためです。このマスターノードについては後述します。

セキュリティトークン SRC-20

ユーティリティトークンとは別にSwarmではセキュリティトークンの発行も行なっています。イーサリアムのERC20を拡張したSRC20プロトコルに準拠してトークン化された有価証券(株など)です。SRC20プロトコルはSwarmが定義したもので、SRC20トークンには責任の所在、法的権利、場所、目的などの資産に必要とされる属性を設定しなければなりません。

Swarmがトークン化しようとしている現実社会の資産には、不動産や再生可能エネルギー、農業、テクノロジー企業、インパクト投資(開発計画、災害復興)、インフラなどが考えられており、これらの巨額の資金が必要とされる投資案件を細分化することで、少額投資できる仕組みを導入しています。

マスターノード

Swarmのガバナンスモデルは、上述したようにネットワーク内での議論や評価、マスターノードモデルを継続的に維持管理する仕組みを導入しています。開発者たちからの提案は公開審議の場に提出され、SWM保有者による投票によって承諾、マスターノード運営者が認証することで実装されます。

マスターノードには手数料やインセンティブ、報酬などのSwarmの基本政策を決定する権限が与えられており、その他にもMDF(Masternodes administer the Market Development Fund/マーケット開発ファンド)にプールされたSWMの投資先選択の投票権も与えられています。※ブロック報酬が発生するたびに、同額のSWMがMDFにプールされる仕組みになっており、プールされたSWMから選ばれた投資先へ投資されます。この投資から得られた利益の30%はマスターノードへ分配され、残りの70%は市場を介して循環し翌年再度MDFへプールされます。

マスターノードになるには? + なれなくてもマスターノードトークンに投資することで報酬を得られます

SWMマスターノードの情報はこちらに集約されています。ウォレット参加数、報酬額一覧、ROI(投資収益率)、1日の報酬額、参加方法などが閲覧できます。

ちなみに50,000SWMを保有することでマスターノードを自分で運営することができます。マスターノードにならなくても、マスターノードトークン(SMN)に投資し、その保有数に応じてブロック報酬や、投資機会から得る利益の一部を得ることもできます。

SWMのマスターノードには、ブロック報酬とMDF報酬の2種類の報酬があたえられ、ブロック報酬は年々下がっていきますが、MDF報酬はSwarmプラットフォームが拡大する限りはその報酬額が増加していきます。そのため長期的にインセンティブとして働くことが期待でき、プラットフォームの維持管理が安定化する可能性が高いといえます。

法定通貨をサポート

Swarmのメリットについては上述しましたが、トークン発行者、投資家にとって多くのメリットがあるとしても、そのことを周知させ、手軽に利用できる環境を用意しておかなければわざわざ古い慣習を捨ててまで、新しいことに手を出す人はなかなかいません。

現在のセキュリティトークン市場は一部のイノベーターのみが参入しているだけで、今後の市場拡大のためにはアーリーアダプター、アーリーマジョリティーなどの追随する参入者たちを待たなければなりません。この問題についてはSwarm CEOであるPhilipp Pieper氏も指摘しており、その対策のためにFiat Gateway(法定通貨)が重要な鍵を握っていると考えているようです。

It’s become obvious that familiarity and trust are key to investors in order to create adoption for digital securities. Fiat gateways create that reliable and convenient entry point.” — Swarm CEO Philipp Pieper

参照元:https://medium.com/swarmfund/fiat-gateway-75b5fbd2d05b

2018年12月8日にMercury FX(2007年設立のFX取引所)と統合し、USD、EUR、CHF、GBPを含む30種の法定通貨を利用できるようになりました。

SWM(ERC20)の詳細

発行上限枚数:100,000,000

公式サイト:https://swarm.fund/

公式ブログ:https://blog.swarm.fund

公式twitter:https://twitter.com/TheSwarmFund

ホワイトペーパー:https://swarmfund.blob.core.windows.net/swarmassets/swarm-whitepaper-v081.pdf

おすすめ取引所

その他HitBTC(日本人利用不可)、IDEX(分散型取引所)などがありますが、取引額が多いのでCryptopiaをお勧めします。