Makerverseがロボット工学のシミュレーターおよびマーケットとしてEnjinプロトコルを採用すると発表

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BREC(the Blockchain Robotics Engineering Consortium)が公式アナウンスで、Makerverseがロボット工学のシミュレーターおよびマーケットとしてEnjinプロトコルを採用すると発表しました。

EnjinのERC1155規格プロトコルが様々なデジタルアセット、ユーザーが開発したロボットをトークン化する際に適していると判断された結果、今回の採用に至ったのではないかと考えられます。

Makerverseはロボット開発のテスト、設計、実用的な製品として市場に投入する能力をデザイナーに提供することを目的にしています。EnjinプロトコルをMakerverseに取り込むことで、デザイナー、エンジニア双方にとってより高度なセキュリティがもたらされ、p2p市場でロボットIP(ライセンスのようなもの)の購入、売買、取引が可能となり、Enjinモバイルウォレットへも転送可能になります。

バーチャル・コラボレーティブ・エンジニアリングワークショップにより、Star Citizenのようなマルチプレイヤーゲームに似たニーズを満たせるのではないかとも言われています。各々が設計した部品や作品をトークン化して売買することで、一個人の知識の枠組みを超えたソリューションを取り入れやすくなります。わずかなコストでリスクを削減し、知識やスキルに関係なく多くの人に自動ロボット工学の門戸を開くという点に今後注目が集まるかもしれません。

Makerverseが今後どのような分野に影響を与えていくのかは実際に稼働していかないとわからないところではありますが、パリのISTECで経済学の助教授を務めるLoic Sauce氏は「工学知識を用いたクリエーションの参入障壁を下げ、経済成長を促す要因となる」可能性に期待していることが以下のコメントの内容から伺えます。

The most interesting aspect of the project is how Makerverse can assist in lowering the barriers to entry for engineering knowledge creation, which is a key fundamental driver of economic growth.

MakerverseはEnjinのパートナーでもある世界最大のゲーム開発プラットフォームUnity Engineを使用して構築されています。EnjinのブロックチェーンSDKを用いることでゲーム開発者は、ゲーム開発に集中できるようにブロックチェーンテクノロジを簡単に統合(ERC-1155トークンの作成など)することが可能となります。