2023年2月15日における「Blur」でのNFT取引量が、「OpenSea」を抜かしトップになりました。
世界最大のNFTマーケットプレイス、OpenSeaの1強を揺るがすかもしれないと話題になっています。
本記事ではBlurについて、概要や特徴、使い方などを解説します。
Blurの概要について解説
引用:https://nftnewstoday.com/2023/02/08/blur-nft-marketplace-outpaces-opensea-again/
Blurは、NFTマーケットプレイスの1つです。
2022年10月にサービスが開始されると、BlurのNFT市場シェアは急拡大。Duneの記事によると、世界最大のNFTマーケットOpenSeaは36%に対し、Blurは46%のNFT市場シェアを獲得しています。
そんなBlurには、アグリゲーター機能の搭載されています。
NFTアグリゲーターとは?
NFTにおけるアグリゲーターとは、各NFTマーケットプレイスにまとめてアクセスできる機能のことです。
・OpenSea
・LooksRare
・X2Y2
この機能があることで、別のNFTマーケットプレイスで出品されているNFTを、1つのサイトのみで確認できます。また、並べ替え機能で価格順に表示することも可能です。
そのため、簡単に比較したり、NFTを探す時間短縮したり、欲しいNFTを見逃さなくなったりなどのメリットがあります。
通販で言えば、価格.comのようなイメージです。
Blurの基本情報
サービス名 | Blur(ブラー) |
サービス開始日 | 2022年10月 |
独自トークン | BLUR |
決済通貨 | ETH(イーサ) |
対応チェーン | イーサリアムのみ |
公式サイト | https://blur.io/ |
公式Twitter | https://twitter.com/blur_io |
公式discord | https://discord.gg/blurdao |
Blurの特徴について解説
手数料がかからない
取引所 | 取引手数料(2023年2月22日現在) |
---|---|
Blur | 0% |
OpenSea | 0%(一時的) |
LooksRare | 2.0% |
X2Y2 | 0.5% |
BlurのNFT市場シェアの拡大の背景の1つは、取引手数料が無料である点です。
現在、OpenSeaもBlurに対抗するためか、一時的に手数料が2.5%から0%になっています。
We’re making some big changes today:
1) OpenSea fee → 0% for a limited time
2) Moving to optional creator earnings (0.5% min) for all collections without on-chain enforcement (old & new)
3) Marketplaces with the same policies will not be blocked by the operator filter— OpenSea (@opensea) February 17, 2023
取引スピードが早い
他のNFTアグリゲーターよりも最大10倍早くに実行され、NFTの保留中のトランザクションを1秒未満で表示し、4秒ごとにリストを更新するとアピールしています。
詳細な情報を一度で閲覧可能なUI
価格推移や期間ごとの取引高など1つの画面で確認です。
プロトレーダー向けのUIになっています。
BlurでのNFT取引に必要なもの
BlurでNFTの購入や販売に必要なものは以下の通りです。
- ETH
- メタマスク
Blurで使用する仮想通貨は、ETH(イーサ)です。
それに伴い、仮想通貨ウォレットもメタマスクを用意しましょう。
次の章では、メタマスクを使用して使い方を解説していきます。
また、ETHを購入するには、MEXCをおすすめしています!
以下から口座開設することができます。
Blurの使い方を解説
ここでは、BlurでのNFT購入方法、出品方法、その他機能を紹介していきます。
BlurでのNFT購入方法を解説
NFTの購入方法を順に解説していきます。
メタマスクウォレットの接続
Blurにアクセスし、右上の「CONNECT WALLET」をクリック
「METAMASK」を選択
購入するNFTを選ぶ
ウォレットが接続できたら、コレクション選択画面に移動します。
そこで、購入したいNFTが含まれるコレクションを選択します。
選択したコレクションの中で、購入するNFTの左側にチェックを入れます(複数選択可能)
下の「BUY ITEMS」をクリックして、メタマスクの認証をすることで購入が完了します!
BlurでのNFT出品方法を解説
BlurでのNFT出品は以下のような流れになります。
- 右上のウォレットをクリック
- 出品するNFTを選択する
- 「LIST ITEMS」をクリック
- 価格やロイヤリティなどを入力
その他の機能を解説
フィルター機能
NFTを選択する画面の左側にフィルター機能があります。
フィルター機能は以下のとおりです。
- STATUS→全てのNFTか販売中のNFTかどちらを表示するか選択できる
- RARLITY→レアリティの指定ができる
- PRICE→販売価格の設定ができる
- ATTRIBUTES→それぞれのNFTの属性ごとで絞り込みができる
Bid(入札)機能
NFTコレクションに対して入札し、その価格での売却に合意されたら自動的に購入される機能です。
NFT個別には選べないので注意しましょう。
予算以下の価格で、あるコレクションのNFTどれでもいいから購入したい場合などに便利です。
まずは、入札前にETHをプールする必要があります。
NFTコレクションを選択し、「BIDS」→「PLACE COLLECTION BID」をクリックします。
ETHをプール額を入力し、「ADD TO PLL」をクリック。
ETHをプールしたら、入札金額を入力し、「PLACE BID」をクリックでBid完了です。
後は、取引が成立するのを待ちましょう。
スイープ機能
スイープ機能は、表示されているNFTを安い順にまとめて選択する機能です。
自分で一つずつ選択することもできますが、大量のNFTを購入する際に使うと便利です。
NFTの選択画面の右下で設定ができます。
Blurの特徴・使い方まとめ
本記事ではBlurについて、概要や特徴、使い方などを解説しました。
現在はOpenSeaが1番使用されていますが、今後Blurがトップになる可能性も0ではありません。
興味がある方や、OpenSeaしか使用したことがない方は、ぜひ触れてみてください!