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仮想通貨ENJ(エンジンコイン)とは?特徴と今後の将来性を紹介

目次

  1. ENJ(エンジンコイン)の特徴
  2. ENJ(エンジンコイン)のメリットとデメリット
    1. 誰でもブロックチェーンゲームを作ることができる
    2. 既に世界で多くのユーザーが活用している
    3. Enjin Platform上のオンラインゲームの流行に左右される
  3. ENJ(エンジンコイン)の将来性
  4. ENJ(エンジンコイン)のチャート動向

ENJ(エンジンコイン)とは、2009年にシンガポールで設立されたEnjin(エンジン)が発行した仮想通貨です。Enjin社で同年に開発されたブロックチェーンプラットフォームの「Enjin Platform」で発行され、今話題のNFT取引などに利用される仮想通貨です。

 

既に国内の仮想通貨取引所でも取引が開始しているENJは、2021年に価格を急上昇させている期待の仮想通貨でもあります。2021年5月現在の時価総額ランキングは81位です。今回は世界でも徐々に注目を集めているENJについて詳しく説明してきます。

ENJ(エンジンコイン)の特徴

まずはENJ(エンジンコイン)の特徴を詳しく説明していきます。ENJはEnjin社が立ち上げたブロックチェーンプラットフォーム「Enjin Platform」で使われる仮想通貨です。Enjin Platformとは、主にゲームをするためのプラットフォームであり、これまでに35種類以上ものオンラインゲームで利用できるNFTを発行するために連携されています。

つまりEnjin Platform上で楽しめるオンラインゲーム内で、アイテムを共有することができるのです。Enjin Platform上のゲームアイテムは一つ一つが資産として統合されることになります。これまでにEnjinを通して作成されたゲームコミュニティは25万以上存在しており、Enjin社がそれだけ大手の企業であることを物語っています。

ENJはまさしく今注目されているNFT関連の仮想通貨ということになりますが、ENJ(エンジンコイン)ならではの特徴もあります。それはMelting(メルト)と呼ばれる機能です。MeltingとはEnjin Platform上で発行したけど必要がなくなったNFTをENJ(エンジンコイン)に戻すといった方法です。Meltingというシステムにより、必要ではなくなったNFTを効率よく仮想通貨に戻すことが出来ます。

ENJ(エンジンコイン)のメリットとデメリット

徐々に開発が増えているNFT関連の仮想通貨ですが、その中でもENJ(エンジンコイン)はどのような点にメリットとデメリットがあるのでしょうか?詳しく紹介していきます。

誰でもブロックチェーンゲームを作ることができる

ENJを扱うEnjin Platformには、簡単にブロックチェーンゲームを作ることが出来るといったメリットがあります。これまでのプラットフォームでもブロックチェーンゲームを開発することが出来るものはありましたが、一般的なエンジニアとしての知識が無ければ開発することが出来ませんでした。そんな中、Enjin Platformでのローンチに必要なインフラ構築などが非常に簡易的になっています。そのためこれまでのプラットフォーム以上にゲーム開発に取り組みやすいものとなっています。

既に世界で多くのユーザーが活用している

ENJはオンラインゲームで用いる仮想通貨ですが、肝心のオンラインゲームが過疎化している場合、資産となるアイテムの需要も低くなってしまいます。しかし上述でも説明したように、Enjin Platform上のゲームコミュニティは少なくとも25万以上既に確認されています。また2020年までにEnjin Platform上のオンラインゲームをしているユーザーは2,000万人以上存在しており、500万ENJ以上のアイテムが取引をしています。非常に大規模で運用されていることから、Enjin Platform上のオンラインゲームにはそれだけ大きな需要があることがわかります。

Enjin Platform上のオンラインゲームの流行に左右される

ENJ(エンジンコイン)は、Enjin Platform上のオンラインゲームで、資産となるアイテムを取引する際に活用されるNFT関連の仮想通貨です。つまりENJがどれだけ知名度が上がったとしても、ユーザーにプレイされるオンラインゲームが流行しなければ、ENJを使う機会は減るということになります。

 

そのため今後、Enjin Platform上で更に流行るオンラインゲームがリリースされるのかどうかも注目です。ENJはゲームを楽しむことで稼ぐこともできる仮想通貨のため、世界規模で注目されるオンラインゲームがリリースされれば、それだけENJの流動性も上がるということになります。

ENJ(エンジンコイン)の将来性

ENJのメリット・デメリットでも紹介したように今後Enjin Platformにどのようなゲームがリリース・提携されるかが将来性のポイントとなります。Enjin社は既にマイクロソフトが提供するゲーム「マインクラフト」と連携を実施しています。マインクラフトのように非常に知名度の高いオンラインゲームと連携を増やすことでENJの将来性が高くなる可能性があります。

またEnjin社は既に韓国の大手企業であるSamsung(サムスン)との提携も発表しています。過去にはサムスン社の「Galaxy S10」に搭載されているウォレットにENJ(エンジンコイン)が加えられ、価格が急騰したという実績もあります。

次にEnjin社と提携した大手企業といえば、自動車メーカーのBMWです。2020年9月より、BMW Vantageアプリの利用者が、アプリで溜まったポイントをENJ(エンジンコイン)に換金することが可能となっています。

これまでにマイクロソフトやサムスンなど大手企業と提携する話題が発表するごとに価格が上昇する経緯があるENJ。Enjin社は今後も大手企業との提携に対して動いている可能性もあり、提携できた場合はENJ自体の価値も急騰する可能性があります。

アメリカの大手経済誌「Forbes(フォーブス)」では、今後期待したいアルトコインで第2で発表されているのもENJ(エンジンンコイン)です。それだけ世界で注目されている仮想通貨だといえるでしょう。

ENJ(エンジンコイン)のチャート動向

ENJといえば、2020年にマイクロソフト社のオンラインゲーム「マインクラフト」と提携が発表されたことで上昇の値動きが起きました。しかし2021年に入ると2020年の値動き数十倍もの上昇の値動きが確認されています。ENJが大きな上昇をみせた理由としては、国内仮想通貨取引所「コインチェック」や「GMOコイン」が取引を開始したからという背景もあります。徐々にNFT関連の仮想通貨も国内で取引になってはいるものの、まだまだ多くはありません。つまり今後取引開始する取引所が増えれば、それだけ流動性も上がることになり価格の上昇にも期待ができます。