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ゲームファイ「Crabada」がAvalancheのNFT市場をけん引・特徴や概要を解説

Mining
AvalancheでNFT日別取引量が増加傾向にあり5Mドルに達しました。 ボリュームの大部分は、AVAXのP2EゲームCrabadaからのものでした。

ゲーム内容

このゲームは海底世界を舞台に「Crabada」と呼ばれるヤドカリたちが戦う放置系育成ゲームです。プレイヤーはNFTで表されるヤドカリの繁殖やクラフト、採掘、貸借、戦闘を通して仮想通貨を獲得しながら、古代クラバダ王国を探索します。2011年11月にマイニング・略奪モードがリリースされて以来ユーザー数が増加しており、Dappraderによると過去24時間のユニークユーザー数は3100人でAvalancheエコシステム全体で4番目に利用されています。
ゲームに参加するにはCrabadaを3匹セットで購入する必要があります。より強力なヤドカリのNFTを持つプレイヤーは独自のスキルを駆使して他のプレイヤーを圧倒できます。Crabadaは派閥や属性があり、それぞれが遺伝子や能力を次世代に引き継いでいます。これらのCrabadaはマーケットプレイスで取引され、チームを補強したり繁殖のために利用したりします。

NFTマーケットプレイス

Marketplace専用のNFTマーケットプレイスでは、プレイヤーはCrabadaをTUSで購入したり、自分のCrabadaを売りに出すことができます。マーケットプレイスでは売り手に3.85%の手数料がかかります。2月1日のCrabada Marketplaceのボリュームは260万ドル、424を超えるCrabadaが販売され、ユニークウォレット数は合計2850のATHに達しました。

マイニング

ゲームはまず、Crabada3体で「Mining Party(マイニング隊)」を結成。空いている鉱山を選んでMining Partyを配置すると自動的に宝の採掘作業を開始します。速度の速いCrabadaを使うことで、1回の採掘遠征を短くすることができます。低レベル(Moderate Play (3 mines / day)では1日に3つ、高レベル(Maximum Play (6 mines / day)では1日に6つのミッションを完了することができます。 マイニングが完了すると3.75 CRAと303.75 TUSの報酬が得られます。執筆時点で、1 CRAは約1.51ドル、1 TUSは約0.3ドルの価値があります。 最新情報はデイリープロジェクトの報酬項目で確認できます。

略奪

Crabadaは、他のMining Partyが占拠している鉱山を略奪(Looting)することもできます。その場合は、3体のCrabadaからなる「Looting Party」を結成し、他プレイヤーが採掘している鉱山を選んでLooting Partyを配置します。すると両者が戦闘を開始します。略奪ミッションの所要時間は1時間~2時間半程度、Mining Partyが増援を送ると長引くこともあります。
略奪ミッションはマイニングに比べてリスクが高いものの、結果にかかわらず1回当たり0.3 CRAと24.3 TUSの報奨金が支払われます。Looting Missionが成功するとMining Partyの報酬の65%を奪い、加えて2.4375 CRAと197.4375 TUSを得ることができます。略奪ミッションの報酬は少し高くなっていますが、よりリスクの高い動きとなります。

貸出

空いているCrabadaは傭兵として酒場に滞在させ、他のプレイヤーに援軍として提供することで収益を上げられます。戦闘後は結果に関わらず無傷で酒場に戻されます。援軍が必要なプレイヤーは、貸し手が決めたコスト(TUS)+手数料(10%)でCrabadaを雇うことができます。

トークン

CrabadaはCRA、TUS、CRAMの3つのトークンで構成されています。CRAはガバナンストークンであり、ステーキングやゲームプレイの報酬として獲得できます。ゲームのリリースごとに3か月間のインセンティブが割り当てられています。 TUSはゲーム内通貨であり、ヤドカリの漁獲や略奪、酒場でのヤドカリの貸し出しなどでTUSを獲得します。例えば、繁殖には105CRAの固定費がかかり、ヤドカリの過去の繁殖回数によってTUSコストは異なります。CRAMはCRAをステークすることで得られるお守りで、ゲーム内の特典や限定リワードへのアクセスに使用します。

ロードマップ

Crabadaは、2022年Q1にPvE(プレイヤー対環境)モードとPvP(プレイヤー対プレイヤー)モードが導入される計画です。

リソース

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