Crazy Defense Heroes(防衛ヒーロー物語)は、モバイルベースのブロックチェーンゲームの最新ヒットの1つであり、Polygonエコシステムで最も使用されているdappです。過去7日間で69,000を超えるウォレット がゲームに接続されています。
ゲーム内容
Crazy Defense Heroesは2017年にリリースされた『タワーディフェンスゲーム』であり、モバイルアプリとして200万以上のダウンロード数を誇ります。プレイヤーはさまざまなタワータイプでタワーディフェンス戦略をカスタマイズでき、森、山、荒れ地といった戦場を選択し、タワー、呪文、ヒーロー、装備品など、400種類以上のカードを使用して独自のディフェンス戦略を発揮します。
ブロックチェーン機能とPlay2Earn
昨年、ゲーム開発会社のAnimoca Brandsは、CDHにブロックチェーン機能を付加しました。ゲーム自体はトランザクションなしプレイできますが、経験値(XP)に応じてTOWERトークンを獲得することができるようになっています。そのためには、MetaMaskウォレットとCDHユーザーIDをリンクする必要があります。
MetamaskとCDHユーザーIDの紐づけ方
CDHユーザーIDをMetamaskを紐づけるには、モバイルアプリと同じアカウント設定でTOWERのウェブサイトでログインする必要があります。
CDHユーザーIDは以下のように設定画面から確認できますが、実際にはモバイルアプリ内でgoogle・Appleアカウントなどで「ログイン」をして、ウェブサイトでも同じアカウントでログインをすることでIDが連結されるようになっています。
最後に、ウェブサイトでMetamaskをコネクトします。
リンクが成功すると、アバターレベルとXP(後述)が確認できるようになりました。
ドラクエのように、アバターは経験値(XP)に応じてレベルアップします。レベルアップに必要なXPはこちらのページで確認できます。
Play2Earnリワードプール
接続が済めば、あとは月に十分なXPポイントを獲得することで、ゲーム報酬をTOWERで取得するチャンスがあります。昨年6月の「Crazy Defense Heroes」の賞金総額は17,000ドル相当のTOWERトークンでした。同様のイベントは毎月開催されています。
毎月XPポイントの目標値(最低315,000XP~)が設定されるので、ゲームをプレイして必要なポイント数に達したプレイヤーで報酬プールをシェアすることになります。報酬TOKENの量は毎月異なり、ウェブサイトで発表されます。なお、獲得できるTOWER報酬の請求機能は現時点で開発中です。賞金配布はエアドロップで行われています。
デイリースターチェスト
リワードプールとは別に、Crazy Defense Heroesは毎日のバトルで16個の星をゲット(バトルパフォーマンスに応じて最大3つの星を獲得できます)して、月末に合計で800枚前後のTOKENを獲得できるキャンペーンも開催しています。デイリースターチェストの申請手順は以下の通りです。
まず、メニュー右上の「宝箱」をタップし、
星の宝箱を選択 *1回開けると16時間のクールダウン期間が設けられます。
ゲームでスターチェストを開いた後、プレイヤーはタワートークンのWebサイト にアクセスして同日中(UTCタイムゾーン)内にカレンダーチェックインを済ませる必要があります。
以上です。ゲームは完全に無料でプレイできます。TOWERトークンは現在0.027ドル程度、時価総額1,000位台です。今後の値上がりも期待しつつ、参加できるときに気軽に楽しんでみるのもいいかもしれません。
Animoca Brandsのプロモーション
最後になりますが、Animoca Brandsは2021年12月21日から2022年1月31日まで、ゲーマーにCrazy Defense Heroesをプレイするよう招待し、その見返りとしてフィリピンのスーパー台風リオの影響を受けた人々を支援するために寄付を行いました。1日のユニークユーザーごとにTOWERトークン寄付する条件だったので、1,260,000 TOWER(820万ドル相当)が寄付されたと見られています。