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世界初NFT専門のNFT鳴門美術館って何? | 館長に直撃インタビュー【Part 2】

前回に引き続き、今話題沸騰中の「NFT鳴門美術館」の館長である山口さんに単独インタビューを行わせていただきました。
まだまだ謎に包まれている世界初のNFT専門美術館である「NFT鳴門美術館」について、インタビューを通し、その全容を明らかにしていきます。
今後、盛り上がるNFTアートについての情報もございますので、ぜひ最後までお付き合いください!

▼前回のインタビュー記事はこちら!

NFT鳴門美術館山口館長の経歴

金融免許を持つ会社に勤務。不動産特定事業などの様々な規制を持つ会社と関わり、規制に基づいたブロックチェーンのあり方について考えるようになる。2018年11月にセキュリティートークンの規格、設計を行う会社を立ち上げ、現在はNFT鳴門美術館にて代表理事を勤める。

【世界初】NFT専門の美術館「NFT鳴門美術館」

徳島県鳴門市に実在する美術館(*バーチャルではない)。美術品、アート作品の展示だけではなく、アート作品に関するNFTの発行、審査、販売、流通、保管を行う日本初・唯一の美術館。

今後のNFT業界におけるNFT鳴門美術館の活動

今後のNFT業界について

-Zenism編集部
世界で最も有名なアーティストであるマイケルジャクソンのNFTアートが発行されるといった、目まぐるしく進化しているNFTの世界を今まさに実感しました。
そのように急成長しているNFT業界ですが、今後のNFTの世界はどのように発展すると考えていらっしゃいますか?

NFT鳴門美術館山口館長
NFT市場は仮想通貨市場と同じような道のりをたどると私は考えています。仮想通貨のときのように、一回縮小し、また拡大していくと考えています。

-Zenism編集部
なぜそのように考えていらっしゃるのでしょうか?

NFT鳴門美術館山口館長
仮想通貨と同じような道のりをたどるというのは、仮想通貨で草コインが出てきた時と同じことが今NFT業界に起こっているからです。NFTプロジェクトが乱立しているのが現状のNFT業界です。
しかし、良いもの、ユーザーが興味のあるものしか残らないと考えています。なので、市場はある程度縮小すると思います。

-Zenism編集部
なるほど、それが先ほどおっしゃっていた縮小ということですね。
縮小した市場の拡大は再びはしづらいと私は思うのですが、本当に拡大するのでしょうか?

NFT鳴門美術館山口館長
これは完全に主観が混ざってしまうのですが、NFTという技術は非常に面白いです。実際に、投機の対象ではなく、NFTの技術に未来性があると考え、興味を持ってくれている人も非常に多いと思います。
やはり、こういうことからもNFTの技術というのはメタバースと今後の未来性を考えると非常に重要になってくるので、縮小の一途をたどるといったことはないと思います。

今後のNFT業界へのNFT鳴門美術館の関わり方

-Zenism編集部
その中でNFT鳴門美術館はどのような活動を行っていくのでしょうか?

NFT鳴門美術館山口館長
基本的に行うことは変わらないと思います。「保管」、「発行」、「流通」が今後も軸となっていくと思います。
新しいNFTを私たちだけで開発していくようなことはないと思います。美術館として様々なアーティスト、プロジェクトを支援し続けていきたいです。
また、現在と同じように、様々な団体・アーティストと提携し、保管を行っていくと思います。
NFTアートの展示等も引き続き行い、NFT業界への発展に寄与したいですね。

-Zenism編集部
取引所ではないですが、アーティストや保有者の集まるハブとなり、活動していくわけですね。

NFT鳴門美術館山口館長
アート以外も集まると思っています。
保管所として金庫があるのが、私たちの強みになってきます。
なぜなら、メタバースの世界になったときに、ブロックチェーン上に保有証明があるということは非常に強みになると考えているからです。それだけでなく、その保有証明をどこが行っているかも重要だと考えています。そのために、金庫があるというのは非常に重要となってきます。

-Zenism編集部
未来の世界すぎて理解が追いつかないです。
申し訳ないのですが、分かりやすく例えてもらうことはできますでしょうか?

NFT鳴門美術館山口館長
そうですね、メタバースの世界になったときに、誰かが「自分は(メタバース上で)フェラーリやロレックスを持っているんだ!」と自慢したところで、”保有証明”がない限り、本当にその人がフェラーリやロレックスを保有しているのかどうか分からないですよね。では、どうやって”保有証明”を行うかというと、そこで活躍するのがNFTだと考えています。
この”保有証明”のプロセスにおいて、私たちがNFT専門の美術館であることは、とても大きな意味を持っています。公共性と専門性の高い美術館が「誰がどの作品を所有している」と証明するからこそ、その”保有証明”には信頼性が生まれます。
同時に、美術館側でNFT作品の展示をすれば、公にそのNFT作品の存在を広く周知させるのですから、実際にそのNFTが存在するんだという存在証明にもなります。
さらには、しっかりした金庫もあり、行政との連携もあり、保険も安いので、NFT鳴門美術館は「NFTバンク」のような立ち位置になっていくのではないかと思っています。

-Zenism編集部
なるほど、リアルの世界とメタバースの世界を繋げる存在がNFT鳴門美術館になるんですね。

NFT鳴門美術館の未来「Museum DAO」

-Zenism編集部
今まで過去から未来について色々聞かせていただきましたが、NFT鳴門美術館が最終的に行いたいこと、ゴールは何になるのでしょうか?

NFT鳴門美術館山口館長
行いたいこと、ゴールというよりかは最終的な目標になるのですが、やはり国際的なDAOを運営していくのが、最終目標になると思います。
始めたきっかけでもお話したように、美術館は美術品をたくさんの方に見てもらってこそ、価値があると思っています。
それを「Museum DAO」を通して、実現したいと考えています。

-Zenism編集部
なぜDAOなのか教えていただいても良いでしょうか?

NFT鳴門美術館山口館長
今の美術館は国ごと、地域ごとの特色が強いです。それは当たり前で、国ごと、地域ごとに美術館があるからです。
多くの人に見てもらうには最終的には国境を超えて人が集まってもらわないといけないと思っています。
そのため、DAOという形が最適ではないかと考えています。
我々が思い描いている「Museum Dao」では、その国、地域の垣根を超えて、全ての美術品をブロックチェーン上に載せ、歴史を学び、考えられる国際的な場所にしたいと思っています。個展やギャラリーなどもDAOの投票で決めることができたら、面白いですよね。
美術品を見て、歴史を知り、平和を知る未来を実現できたら良いなと考えています。

-Zenism編集部
確かに、海外で本物の作品をみるには飛行機に乗り、現地の美術館に足を運ばないといけないですもんね。
DAOでは、「どこからでも、本物の作品に触れ、考えられる」。
どこからでも世界中の美術品を見ることができるようになる、未来の美術館の形ですね。

最後に

-Zenism編集部
最後に読者の方々に一言いただいてもよろしいでしょうか?

NFT鳴門美術館山口館長
NFT鳴門美術館は、私たちの最終目標に共感し、美術館の理想的な形である「Museum DAO」の実現に協力してくれるメンバーを募集しております。
NFTの世界に興味のある人は勿論、アート作品を通じて歴史を学び、平和を考える… そんな美術館本来の価値に共感してくれる人たちと共に、NFT鳴門美術館の未来を創っていきたいたいですね。

-Zenism編集部
「Museum DAO」の世界観はすごく魅力的ですね!ぜひ自分もメンバーに入りたいです!
また、近日発行されるマイケルジャクソンNFTの最新情報もとても楽しみにしております!
今回は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

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