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NFTアートキュレーションのSuperRareが分散化のためRAREトークンを発行

Superrare

限定アート作品にフォーカスしたNFTマーケットプレイス「SuperRare」がガバナンストークンRAREを発表しました。適格ユーザーやアーティスト向けに1億5000万枚のRAREをエアドロップします。

SuperRare 2.0

NFTマーケットプレイスSuperRareは、NFTの一次流通市場としてポジションを確立しており、1件あたりの平均販売価格(17,000ドル以上)はOpensea(10,850ドル)を抑えてトップとなっています。ここからBeepleの作品など話題のNFTが誕生しました。SuperRareは2018年の設立以来で1400名以上のアーティストが9,000万ドル以上のNFTアートを販売しました。

このほど、SuperRare 2.0として3つの新機能が公開されました。一つは、DAO(分散型自律組織)に運営を委ねること。次に、キュレーショントークンRAREを通してホルダーはコミュニティが運営するギャラリー「Spaces」に投票できること。そして新機能「Sovereign Minting Contracts」では、アーティストが別の場所で作成したアートワークをインポートして発行できるようになりました。

各Spaceはコミュニティが作品を精査するギャラリーとなります。投票で選ばれたオペレーターはアーティストと作品を展示・販売し、売上の一部を受け取ることができます。SuperRareは今後、毎月2つずつSpaceを立ち上げる計画です。SuperRare DAOの初期ガバナンス評議会はこうした取引のコミッションフィーを受取り、RAREとETHからなるトレジャリーを管理します。

RAREエアドロップ

キュレーショントークンRAREは、コミュニティがSuperRareで取り扱うキュレーターを選択するツールとなります。SuperRareは、2021年7月21日までのプラットフォームユーザーに対して、総供給量の15%にあたる1億5,000万RAREをエアドロップします。各ユーザーに付与されるRAREトークンの量は販売量を含む条件によって異なり、トークン申請期限は90日となります。該当ユーザーはこちらで確認できます。

SuperRareは3月に900万ドルのシリーズA資金を調達。このラウンドには、著名投資家であるMark Cuban、SamsungNext、Sound Venturesなどが参加しました。

ソース:superrare.mirror.xyz