カンヌ映画祭75周年記念NFTを発行!
5/2日に世界最大級のプラットフォームであるBrutが世界的に有名なNFTアーティストであるpplpleasrと提携し、カンヌ映画祭75周年記念のNFTを発行しました。
このコレクションは75枚発行され、ここで発生する収益は女性映画製作者を支援するAnnenberg Inclusion Initiativeにチャリティーとして寄付されます。
カンヌ映画祭の75周年記念を祝うこのNFTコレクションはWEB3型の映画プラットフォーム「Shibuya」でローンチし、販売されます。
このNFTコレクションはブロンズ、シルバー、ゴールドの3つのランクに分類され、1枚あたり5ETH(約180万円)~7ETH(240万円)に設定されています。ランクに応じて参加可能な特典が変わってきて、プレミア上映だったりレッドカーペットイベント、VIPパーティーへの招待券もあるみたいです。
また、このNFTはイーサリアムチェーン上ですが譲渡は不可能となっていてセカンダリーマーケットには流通しない仕様となっています。
カンヌ映画祭について
カンヌ映画祭は映画祭ビッグスリーの一つであり世界的にヴェネツィア映画祭とベルリン国際映画祭に並び特にフランスにとって最も有名な映画祭となっています。
トロント国際映画祭とサンダンス映画祭を入れてビッグファイブ映画祭とも呼ばれこの3つはヨーロッパの主要映画祭とされています。
カンヌ映画祭は開催中カンヌの人口の3倍以上の人が訪れ、毎年200000人以上の人が世界から駆けつけ、約2億ユーロもの経済効果をもたらすイベントです。
オンチェーン映画プラットフォーム「Shibuya」
pplpleasr氏が今年の3月に、映画製作のプラットフォーム「Shibuya」をローンチしました。Shibuyaは資金調達手段としてNFTを使用し、独自のトークンの発行等も今後されるみたいです。
pplpleasr氏はUniswapの広告NFTをデザインしたことで知られる人物でありこのNFTはオークションにて52.2万ドルで落札されました。VFXの制作実績もありバットマンvsスーパーマン、ワンダーウーマンといった長編映画の制作にも携わっている。
Shibuyaではクラウドファンディング参加者にIPの紐づけを行うことによってストーリー展開に対して意見をしたりできる。クラウドファンディングに携わることで自分の意見が映画に反映されるということですね。
現在制作が行われている短編映画なんかは専用のNFTであり「プロデューサーパス」を購入することで投票を通し作品のストーリ制作のいち員となることができる。このNFTをステーキングすることによって投票回数に応じてこの映画のガバナンストークンをエアドロップで受け取ることができるようになる。
現状上記の仮想通貨に関してはユーティリティが発表されていないがpplpleasrは「実験段階なので金銭的利益を保証できないが、将来的に利益はトークン所有者と共有される予定」と海外メディアDecryptに語っていた。
まとめ
今回はカンヌ映画祭記念のNFTについて解説しました。
カンヌ映画祭は紹介した通り世界でも最も注目されるフェスティバルの一つでありこのNFTオークションもかなり注目されるかと思います!
音楽NFTや動画NFTと続き映画界にもNFTが浸透し始めましたね!
Shibuyaは試みとしてはかなり面白くNFTやトークンの保持を通して映画製作に関われるプラットフォームは無くWeb3の世界と現実世界をつなぐ新しいプロダクトとなってくれるはずで今後も目が離せませんね!