Lidoは、リキッドステーキングと呼ばれるサービスを提供している分散型自律組織(DAO)です。
Lidoを利用することで気軽にETHをステーキングすることができ、それと同時に1:1の比率でstETHというトークンが発行されます。
このstETHは、ETHと同じようにDeFiやレンディングで利用できるため、高い投資効率をもたらします。投資家に人気のサービスです。
本記事では、Lido DAO(LDO)について特徴、将来性、購入方法など徹底解説します。ぜひ最後までお付き合いください。
仮想通貨Lido DAO(LDO)の概要を解説
Lido DAOは、分散型自律組織(DAO)であり、ETHのステーキングを手軽にしやすくするために設立されました。Lidoを利用することで、ユーザーは難しい知識なしに、少量のETHからステーキングが可能です。
LDOトークンは、ガバナンストークンであり、保有者の投票によってLidoの指針が決定されます。
Lido DAO(LDO)の保有者による投票によって決定される重要な事項には、運用資金の管理方法や、ステーキングの報酬や手数料などが含まれます。
仮想通貨Lido DAO(LDO)の基本情報
トークン名 | Lido DAO |
ティッカーシンボル | LDO |
価格(2023年3月現在) | ¥419 |
時価総額(2023年3月現在) | ¥353,061,735,954 |
時価総額ランキング(2023年3月現在) | 28位 |
主な取扱取引所 | バイナンス、MEXC、BingX、コインベースなど |
公式サイト | https://lido.fi/ |
公式Twitter | https://twitter.com/lidofinance |
公式discord | https://discord.com/invite/lido |
仮想通貨Lido DAO(LDO)の特徴を解説
ETHステーキングによるstETHの発行
LidoでETHをステーキングする際、ステーキングしたETHと同量のstETHが発行されます。stETHはETHの価格に連動して変動するトークンです。
stETHを保有することで、ステーキング報酬を受け取りつつ、取引可能なトークンとして自由に売買することができます。
イーサリアムのPoS化アップデートにより、ステーキング機能が実装されましたが、ステーキングされたETHはロックされて取引ができないというデメリットがありました。
Lidoを利用することで、ETHをステーキングしても、同時にstETHが発行され、それをDeFiなどの取引に使えるため、ETHのステーキングをしやすくなります。
この仕組みのことを「リキッドステーキング」と呼びます。
ETHの他4種類のステーキングが可能
2023年3月現在、Lidoでは、ETHの他にも4種類の仮想通貨のステーキングが可能です。
仮想通貨 | 年利 | 合計ステーキング量 | 発行されるトークン |
---|---|---|---|
Ethereum | 4.6% | $9,084,014,898 | stETH |
Solana | 5.9% | $52,128,282 | stSOL |
Polygon | 6.3% | $95,146,017 | stMATIC |
Polkadot | 16.9% | $18,142,291 | stDOT |
Kusama | 17.1% | $2,892,111 | stKSM |
イーサリアムアップデート「シャンハイ」後にETHと交換できる
ETHとstETHの交換は、2023年3月に実施予定のイーサリアム大型アップデート「シャンハイ」後に可能になるとされています。
それまでは通常のステーキング同様、リキッドステーキングしてもETHはロックされて、引き出せません。Lidoを利用する場合は、アップデートの状況やLido DAO(LDO)の運営状況などを確認しましょう。
「シャンハイ」についての解説記事も過去に紹介していますので参考にしてください。
仮想通貨Lido DAO(LDO)の価格推移・将来性を解説
参考:CoinGecko
2021年3月は、1LDOあたり約70円で推移。2021年10月に急上昇し、700円を超えました。その後、一時下落しましたが、最近数か月は再び上昇傾向にあり、2023年3月現在の価格は1LDOあたり約420円です。
イーサリアム大型アップデート「シャンハイ」が近づいてきているため、その影響による価格変動にもますます注目が集まってきています。
Lido DAOの将来性については、気軽に行うことができるリキッドステーキングサービスとして需要が高まると予想されます。
イーサリアムブロックチェーンは、PoS移行に伴うアップデートにより、ステーキング機能が実装されています。しかし、そのステーキング機能を使うには、専門的な知識や、多くのETHが必要になり、一般ユーザーの参加は難しいです。そのためLido DAOのようなステーキングサービスが注目されているのです。
また、Lido DAOは、マルチチェーン対応であり、今後も他の仮想通貨に対応する可能性は十分考えられ、市場の拡大が見込まれます。
一方で、Lido DAOは分散型自律組織であり、保有者の投票によって運営されるため、保有者の意見が分かれることで、Lido DAOの将来性に影響を与える可能性があります。投資家は、Lido DAOの運営状況や保有者の投票結果などを確認し、リスクを考慮した上で投資を行うことが重要です。
仮想通貨Lido DAO(LDO)の購入方法を解説
Lido DAO(LDO)の主な取扱取引所は、MEXC、BingX、バイナンス、コインベースなどです。
2023年3月現在、残念ながら日本の仮想通貨取引所ではLDOは扱っておりません。LDOを購入したい方は海外仮想通貨取引所を利用しましょう。
おすすめは、MEXCとBingXです。どちらも日本語に対応が充実しており使いやすい取引所です。
まだ、口座開設していない方は以下の記事で、始め方を解説していますので参考にしてください。
仮想通貨Lido DAO(LDO)まとめ
本記事では、Lido DAO(LDO)について解説しました。
- Lido DAOは、分散型自律組織(DAO)であり、ETHのステーキングをよりオープンで手軽にしやすくするために設立された。
- ステーキングしたETHと同量のstETHが発行され、ETHと同じようにDeFiやレンディングで利用できる
- Lido DAOは今後も、気軽に行うことができるリキッドステーキングサービスとして需要が高まると予想される
- Lido DAO(LDO)は、海外仮想通貨取引所のみで購入できる
Lido DAOを利用することで、手軽にステーキングすることができます。興味がある方は、ぜひリキットステーキングをしてみてください。