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DeFi

分散型オプションエクスチェンジDopex、カバードコール対応のシングルボールト「SSOV」をローンチ

Dopex 01

Dopexは、オプションライターの複雑性の解決を目的とした分散型オプションエクスチェンジです。イーサリアムのレイヤー2(Arbitrum)で一部機能がライブとなっており、このほど新たにカバードコール対応のシングルボールト「SSOV」をローンチしました。

Dopexの概要

Deribitのような既存のオプション・プロバイダーでは、ユーザーは売りたいオプションの権利行使価格や有効期限を判断しながら、常にバイサイドの需要がないかオーダーブックをチェックしなければなりません。

Dopexはオプションプールを利用してオプション販売を自動化し、受動利回りを得られるようにしています。プール参加者はベース資産(BTC、ETH、LINKなど)またはクォート資産(USDステーブルコイン)をプールに預けるだけで、コールオプションやプットオプションを購入したいユーザーの流動性に利用されます。各エポックの終了時に、プール参加者は収益分配(オプションプレミアム、DPX報酬)を受けることができます。

Dopexはヨーロピアンスタイルで、完全に担保されており、日、週、月ごとに期限が設定されます。オプションの権利行使価格は、現在のアセット価格の±X%について一定の増分で設定されます。例えば、BTCオプションが現在のBTC価格60,000ドルに「500ドル刻み」&「10%幅」と設定されていれば、権利行使価格54k~66kの範囲でオプションを取引できます。この値はプールごとに異なり、ガバナンス投票によって変更できます。

Dopexはボラティリティ・スマイルを再現した独自のオプション価格モデル「Dopexデレゲート」を使用しています。Dopexデレゲートでは、DPXをステークしている代表者が選出され、オプション価格に影響を与えるマルチプライヤーを定期的に提示することで、実際の需要と供給を再現し、公正な価格設定を行います。当初のDopexの代表者は、クリプトスペースの主要なデリバティブ取引会社5社(Orthogonal Trading、Ledger Prime、Orca Traders、Pattern Research、SCC Investments)となります。

特徴①:リベートトークン

オプションプールがエポック中に純損失を出した場合、DopexプロトコルのリベートトークンであるrDPXが発行されます。リベートは、オプション・ライターが被った損失の割合(米ドル)に基づいて計算されます。rDPXにより通常のオプション利用と比較して安定したリターンを得ることができます。rDPXは供給量の上限がない一方で、トークンに本質的な価値を与えるメカニズムを備えています。

Dopexは、オプション・ポジションにレバレッジをかけるために証拠金から資金を借りる際の担保資産として、rDPXをサポートします。また、合成資産やコモディティなどを作成するための担保としてrDPXが使用されます。また、rDPXをステークすることで手数料率を高めることができます。

特徴②SSOV(Single Staking Option Vault)

DopexのSSOVは、ステーカーが預けた資産で自動的にコールオプションを買い手に提供し、プレミアムを得る仕組みです。エポックの間にトークンを預ける際に3つのコール・オプションストライクを選択できます。

ユーザーがSSOVに入金すると、コントラクトは自動的にカバードコールオプションを設定します。選択価格を上回る(インザマネーと買い手にトークンを引き渡すリスクを含みますが、基本的には高APRが見込めます。SSOVへのステーキングにより、利回りを高めたり、アップサイドを抑えたり、ダウンサイドを抑えたりすることを全自動で行うことができます。

SSOVはローンチしたばかりで、現在のところDPXでのみ利用可能です。最初のエポック(11月1日~11月26日)の入金は、2021年10月29日(金)午前8時00分(UTC)に開始され、48時間継続されます。最初のエポックの入金限度額は25,000 DPXです。11月の事前決定された固定ストライクは以下の通りです。

  • >$1,500
  • >$2,000
  • >$2,500
  • >$6,666

Dopexガバナンストークン-DPX

DPXは、Dopexプロトコルの限定供給のガバナンストークンで、プロトコルやアプリレベルの提案に対する投票に使用されます。加えて、グローバルエポック毎にDopexプロトコル上に構築されたプール、金庫、ラッパーからの手数料と収益を享受できます。DPXトークンの総供給量は500,000枚です。

DPXのファーミング

Dopexチームは現在、片面DPXステーク(17.7%のAPR)、DPX/ETH Uniswap V2 LP tokenステーク(219.3%のAPR)、rDPX/ETH Uniswap V2 LP tokenステーク(321.45%のAPR)の3つの初期プールで流動性マイニングプログラムを実施しています。

ロードマップ

Roadmap

Dopexの創業者は、Dopexのロードマップを公表しており、最終的にステーブルコインを発行するという野心的な内容も、 $DPX へのHYPEを生み出している様です。

Dopexは監査済みですが、若いプロジェクトでもあり、実験の範囲で投入資金を検討しましょう。

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