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Gnosis(GNO)からのスピンオフ..Cowswap(COW)がエアドロップ!Gnosis SafeはSAFEトークンの発行案の投票へ

GNOSIS
Gnosis(GNO)で、Gnosis Safeのエコシステムとインフラを管理するためのSAFEトークンの発行が提案されました。Gnosisは、Gnosis Safeを公共財として次のレベルに引き上げるためにSafeDAOを設立し、SAFEトークンを導入することで、コミュニティが所有するアカウントスタンダードとして確立しようとしています。

Gnosis Safeとは

Gnosis Safeとはイーサリアムエコシステム上だけでも現在1,000億ドル以上のデジタル資産を管理するスマートコントラクトウォレットです。マルチシグネチャー機能を中核とし、スマートコントラクトベースのアカウントの普及に モジュールを追加する形でアクセス許可条件や引き出し制限、複雑な自動取引を利用できるため、プロトコルやDAOのトレジャリー管理に使用されています。
過去1年間に1日のアクティブボールト数は60個から600個へ10倍に増加しました。ボールトの総数も12kから45kに増加しています。 

GNOホルダーへのSAFEトークンの分配(案)

投票が可決された場合、SAFEトークンは、Safeエコシステムのステークホルダーに配布されます。SAFEトークンの発行量は10億枚。供給量全体の20%がGNOホルダーに分配されます。トークンをGNOホルダーに発行する場合はスナップショット×エアドロップではなく、ロックドロップで行うことが検討されています。これにより、既存のGNOホルダーだけでなく新しいGNOホルダーへの配布が保証されます。 SAFEトークンは、Gnosis Safeのガバナンス(各種ネットワークへのコアコントラクトのデプロイ、トラストリストの選定、safe.ethドメインの管理、報酬プログラム)に投票できます。GnosisDAOは新しく設立されたSafeDAOの重要なステークホルダーであり続け、Gnosis Safeのエコシステムにおいて十分なガバナンスシェアを維持するとしています。

Cowswap(COW)

GnosisDAOでGIP-13の投票が可決し、CowProtocolチームが独立しました。過去にGNOホルダーとCowswapを利用した5万以上のアドレスは、ガバナンストークン(vCOWトークン)のクレームが可能になっています。vCOWを獲得してウォレットに表示されても、転送できないトークンとなることに注意が必要です。トークンを譲渡可能にするかどうかの投票は、CowDAOのメンバーに委ねられています。vCOWはCowswapのガバナンストークンとしてトレジャリーの割り当てやプロトコルの収益の分配、エコシステムプロジェクトへの投資判断に使用されます。 エアドロップの半分は42日間の申請猶予があります。残りの半分はvCOWトークンをETHかGNOで購入する形で取得できます。後者の申請猶予は13日間、受け取りは4年間かけたライナー配布となります。購入オプションの行使は一度きり、購入しないで残したシェアを後日申請することはできません。vCOWはまた2月15日までにGNOトークンをロックしたユーザーにも配布されます。これは1年間GNOとETHが拘束されるロックドロップとなります。