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不動産のDeFi化に進展‼Propyの不動産NFTオークション|CitaDAOのトークン化されたREITを紹介

Propy
不動産業界におけるブロックチェーン技術の応用事例が出てきています。 2月10日、Propyの不動産NFTで表された、フロリダ州にある住宅物件のオークションがseen.hausで開催されます。買い手はETHでこの家を購入し、NFTで不動産証書を受け取ることができます。

不動産NFTのオークション

フロリダ州タンパのセント・ピーターズバーグにある、芸術的で魅力的なガルフポートの高級住宅地に位置する、4ベッドルーム、2.5バスルーム、さらに1ベッドルーム、1バスルームのガーデンスイートを備えた不動産です。入札開始価格は204ETH(65万ドル)です。 Propyの不動産NFTは、フラクショナルオーナーシップではないこと、NFTを担保に借り入れが可能なDeFi資産となる(計画)、という特徴があります。

Propyとは?

Propyは、不動産物件をNFT化する上での技術的・法的枠組みの構築に取り組んでいるプロジェクトです。購入記録はイーサリアム・ブロックチェーン上に置かれ、所有権を示す法的文書へのアクセスを提供します。購入者のコストを削減し、購入プロセスを迅速に行うことができます。Propyは、このサービスをグローバルに拡大し、NFTを通して不動産を購入する単一のフレームワークを提供する計画です。

不動産分野のDeFiの可能性

Propyの共同設立者Natalia Karayaneva CEOは次のように述べています。「Propyでは、必要なすべてのスマートコントラクトと、米国内のあらゆる不動産物件のトークン化を可能にする互換性のある法的枠組みを開発しました。NFTの売上は2021年12月に40億ドルに達しましたが、現実世界の資産がその市場のかなりの部分を占めるようになるでしょう」。バーモント州とアリゾナ州で法案が可決されるなど、スマートコントラクトは法的に認められる記録になりつつあります。2021年にPropyは最初にウクライナでNFTを介してアパートを販売しました。現在までに1,600万ドル以上のベンチャーキャピタルを調達しており、ティム・ドレイパーやマイケル・アーリントンなどが支援しています。Propyの仮想通貨PROは、本オークション開催の決定と米Coinbaseへの1月14日のリストによって高騰しています。

DeFi版REITを提供するCitaDAO

CitaDAOは、不動産を利用した持続可能なイールドファームをグローバルに展開するための分散型プラットフォームです。CitaDAOの不動産トークン「RET」は、既存の不動産投資信託(REIT)の欠点を解決するために作られています。 従来の不動産投資信託(REIT)は投資家が収益不動産をより手頃な価格で入手できる手段です。投資家から集めた資金で不動産投資の専門家がオフィスやマンション等の不動産を購入し、購入した不動産を賃貸し、その賃料収入や売却益から費用を差し引いた残りの収益を投資家に分配します。 しかし、REITには流動性の欠如、アクセス制限、コンポーザビリティの欠如などの問題があります。

CitaDAOの不動産トークン「RET」

CitaDAOの不動産トークン(RET)はChainlinkのインフラを利用して不動産データをオンチェーン化し、実世界の資産を活用したDeFiエコシステムを構築します。そして他のDeFiプロトコルや、不動産トークンのユースケースを増やすプロジェクトとのコンポーザビリティにより、REITの課題を解決します。

ガバナンストークンKNIGHTとIRO

CitaDAOは、成功したIROから不動産トークンの販売額の2%を受け取るので、トークン化される不動産が増加するほど、CitaDAOのトレジャリーの価値は上がります。ガバナンストークンのKNIGHTはプラットフォームの使用方法を決定するために使用されます。CitaDAOプラットフォームに自分の資産をリストしたい不動産オーナーは、最大100万KNIGHTを保有する必要があります。 2022年第1四半期にCitaDAOは、KNIGHTトークンの流動性プールを設置する計画です。チームは最初のIRO(Introducing Real Estate Onchain)を立ち上げ、投資家は英国の銀行に賃貸されている建物の所有権に投資可能になる計画です。