CelsiusのDeFi部門であるCelsiusXがQuickSwapとの提携を発表しました。CelsiusXはCeFiからDeFiへの資産流入を促進するためのブリッジインフラを構築しており、まずはPolygon上の分散型取引所Quickswapでのイールドファーミングにフォーカスしています。
🎺 Who let the $DOGE out?
…Coming soon to #DeFi on #Polygon!
Are you ready? Transfer your @dogecoin onto @celsiusnetwork today. pic.twitter.com/a8icBzlKh4
— CelsiusX (@CelsiusXDeFi) January 27, 2022
Quickswapとは?
Quickswapは取引量(57Mドル )・平均日別ユーザー(2万件)とPolygonで最大のDEXであり、TVL(6.6億ドル)はPolygonエコシステム全体の中でAaveに次ぐ2位となっています。
ガバナンストークンQUICKの総供給量の90%は、DEXのリクイディティ・マイニング・リワード・プログラムを介してリクイディティ・プロバイダーに分配されており、取引手数料(0.3%)が流動性プロバイダーやQUICKのステーカーに還元されています。QUICKをより長期間ステークすることでveトークンである『dQUICK』を得て報酬をブースとさせることもできます。
CelsiusXとは
CelsiusXは、米大手仮想通貨レンディング会社CelsiusNetworkのDeFi部門であり、CerFiからDeFiの世界へのブリッジとなることを目指しています。CelsiusNetworkは昨年10月に評価額35億ドルで7億5000万ドルの資金調達を行った巨大クリプト企業となっています。
ADAやDOGEのDeFiを促進
DOGEとADAのコミュニティは非常に強固なホルダーベースを持っていますが、これらはイーサリアムや他のL1チェーンのトークンに比べてDeFiでの利用が限定的です。そこでCelsiusXとQuickswapはADAとDOGEをラッピングして、Polygonブロックチェーンへのブリッジを促進することで、DeFIエコシステムで新たな収益機会を提供しようとしています。
そのためQuickSwapはWrappedADAやDOGE、ETHの流動性プールを設置する予定です。そしてQuickswapでwDOGEやwADAを流動性提供したり、取引したりするインセンティブとして報酬が用意されています。
CelsiusXはQuickswapとの提携の中で、ADAやDOGEの取り組みを他のトークンにも派生させる意向を示しています。