アマゾンウェブサービス(AWS)|クロスチェーン機能を備えた初のブロックチェーンプラットフォーム

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アマゾンウェブサービス(AWS)|クロスチェーン機能を備えた初のブロックチェーンプラットフォーム

アマゾンの子会社であるアマゾンウェブサービス(以下AWS)は、世界最大のクラウドプラットフォームプロバイダーであり、世界中に何万ものパートナーと何百万人というアクティブユーザーを抱えています。このクラウドコンピューティング業界にはAWSの他にマイクロソフトやIBMなど大手IT企業が参入しており、その市場規模は2020年には4億ドル以上に達すると見込まれています。

クラウドコンピューティングとは、簡単に言えばサーバーやストレージ、データベース、ネットワーキング、ソフトウェアなどのコンピューティングサービスをインターネット経由で提供し、より早いイノベーション、柔軟なリソースを活用し、規模の経済性を可能にするサービスのことです。

これらのサービスを利用するためにユーザーはクラウドサービスに対してのみ使用料を払い、運用コストの削減やインフラストラクチャの効率的な運用、ビジネスニーズに応じたサービス拡張が可能になるなどのメリットを享受することができます。

今回はAWSが発表したクラウドサービスの中でも新しい領域であるブロックチェーンを用いたクラウドサービス「アマゾンブロックチェーンサービス(AWSBaaS)」をご紹介していきます。

BaaSについては下の記事をご参照ください。

Aelf(エルフ)AWSBaaSにクロスチェーン機能を提供

2019524日、ブロックチェーンプロジェクトAelf(以下エルフ)がAWSデータベースに正式にBaaSプロバイダーとしてリストされ、AWSBaaSにクロスチェーン機能を提供することを発表しました。クロスチェーンとは異なるブロックチェーン間の対話・通信を可能にする技術であり、ビジネスで用いる際に不可欠なサービスだと考えられています。

これによりAWSはネットフリックスやNASA、AirBnBTime IncLoinsgateDow Jonesなどの企業を含むクライアントに対して、エルフだけではなく全てのツールキット、ドキュメント、サポート機能にアクセスできるようになりました。

今回AWSにリストされたエルフは秒間1万トランザクションを処理することが可能と言われており、Aelf Enterprise 0.7.0Betaでは、大規模なクラウドストレージ、ワンクリックで展開可能なブロックチェーンツールキット、さらに柔軟なdApp開発モジュールを通じて高性能なBaaSを提供することが可能です。これによりdApp開発が加速し、ブロックチェーンエコシステムの拡大が期待できるのではないでしょうか。