5月10日:DeCurretのマイニング運用サービスを発表
DeCurret社が発表したEthereumマイニング運用サービスが話題になっています。
【ディーカレットマイニング第2回!国内暗号資産交換業者初※、ETH(イーサリアム)マイニング運用サービスを開始】
ディーカレットは、国内の暗号資産交換業者として初めて※、ETHのマイニング運用サービスを提供開始することをお知らせいたします。https://t.co/SmBCBYTEHm pic.twitter.com/iqAtPQV0RE— ディーカレット (@DeCurret) May 10, 2021
ポイントは「契約期間は3年」ということです。EthereumがPoSに移行するためマイニングは1年ほどで終了する見込みにもかかわらず、その旨が記載されていませんでした(現在は追記されています)。
他にも
・手数料モデルが変更される予定なのに明記されていない
・使用されるマイニングマシンに対して費用が高い
といったコメントも散見されます。
論点はこちらの方のツイートにまとまっています。
ディーカレット案件の何がまずかったか:
1.原価が単純に高すぎる
2.GTX 1660 Superと同等のCMP 30HXは事実上2世代前の型落ちであり、今のボーナスタイムが終わったら終わる
3.ETHのPoS移行や、EIP-1559の影響を考慮していないシミュレーション— だれかさん(NHの人) (@darekasann_zzz) May 11, 2021
同5月10日:マイニング運用サービスを疑問視する声が上がる
発表を受けて、問題点を指摘する声が上がっています。
ディーカレット、いろんな意味でマジか。もう私の理解を越えています。(3年w)https://t.co/jN6uXHeZXO pic.twitter.com/JHRxrbdpfu
— hory.eth 🐣 (@taisuke_hory) May 10, 2021
Crypto exchange DeCurret will selling Ethereum mining ”Fixed contract for three years” starting from this July.
In addition, this contract is kind of like MaaS(Mining as a Service) that taking additional about 200% cost to GPU price.https://t.co/CApyDSjvxv
— 🐹信玄🐣 (@shingen_crypto) May 10, 2021
特に墨汁うまいさんのスレッドでは、このサービスの問題点についてしっかりと説明してくださっているので、詳細を知りたい方は下記のスレッドをご覧ください。
ETH1とETH2のマージでイーサリアムのマイニングが早ければ2021年内に終了するのに、今からGPUを販売してマイニング報酬付与とは流石に初心者狩りすぎるのでは?#イーサリアム #Ethereum #仮想通貨 #暗号資産 #ETH #マイニング #DeCurret #ディーカレットマイニング #ETH2 https://t.co/6Pm1FtPYvI
— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) May 10, 2021
5月11日「説明とお詫び」と題した文章を発表
5月11日に多数の指摘を受けてか、「お詫び」の文章が掲載されました。
「ETHマイニング グラフィックスカード販売・運用サービス」告知ページの記載に関するご説明とお詫びhttps://t.co/UwQglWHfLM
— ディーカレット (@DeCurret) May 11, 2021
しかし、そこに掲載されているPoSの説明文が誤りであるという指摘もされています。
「PoSはコインエイジに応じてブロック生成の権利が与えられ、ETHの保有量に応じて報酬が得られる仕組み」
保有量も参加期間も報酬には一切関係ありません。ランダムにコミッティに選出されると、ブロックをスロットに提案する権利が与えられます。#イーサリアム #ETH2 #仮想通貨 #暗号資産 https://t.co/hO6dHfzWVQ
— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) May 11, 2021