MENU
DApps

BoxSwap(ボックススワップ)の使い方・特徴|NFT同士のスワップを手軽に行えるプラットフォーム

NFT(ノンファンジブルトークン)のトレードといえばOpenseaが有名ですね。

今回はOPenseaに比べると取引対象は少ないものの、手軽にP2PトレードができるBoxSwap(ボックススワップ)の使い方とその特徴、サイト内Wallet等のBoxSwapならではの機能について説明していきます。

BoxSwapではNFTとERC20トークンとのトレードはもちろん、NFT同士のスワップにも対応しています。手軽にオーダーを作成してリンク生成できます。

作成したリンクはソーシャルプラットフォームなどに貼り付けたりすると面白いかもしれませんね。

ブロックチェーンゲームをやっている方はぜひBoxSwapの使い方を覚えてましょう。

BoxSwap(ボックススワップ)とは?

Boxswapとはデジタル資産(ERC20、ERC721)を簡単に、かつカウンターパーティリスクを排除した安全なP2Pトレードを可能にしたブロックチェーン上のプラットフォームです。

BoxSwapではイーサリアムネットワークと0xプロトコルを用いることで安全かつシームレスに、仲介者を介さないトレード体験を実現しています。

0xとは?という方は下の記事を参照してください。↓

BoxSwapで交換可能なデジタル資産

仮想通貨/ERC-20

  • ETH(イーサ)※サイト内でトレード利用するにはWETHに変換する必要あり
  • WETH(ラップドイーサ)
  • DAI(ダイ)
  • ZRX(0xのトークン)
  • MANA(マナ/Decentralamd)
  • etc…

NFT(ノンファンジブルトークン/ERC-721)

  • AXIE Infinity(アクシー)
  • Cryptobaseball
  • CryptoKittie(クリプトキティ)
  • Gods Unchained
  • DecentralamdのLand

サポートされているデジタル資産(NFT)を接続したWallet内で保有していると、右端に「VIEW」というボタンが表示されます。その中を閲覧すると保有しているNFTのトークンIDがわかります。NFTをスワップする際に利用するので、覚えておいてください。

サイト内Wallet機能|デジタル資産閲覧+ERC20購入+ETH⇄WETH

BoxSwap内のWallet機能を利用して所有しているNFTの閲覧や、ERC20トークンの購入、ETHをラップしてWETH(ERC20)へ変換することができます。※BoxSwap内のNFTトレードでは直接ETHを利用できないのでWETHに変換する必要があります。

もちろんWETHをアンラップしてETHに戻すこともできますので安心してください。

BoxSwapの使い方:3ステップで簡単にトレード可能

BoxSwapを用いたデジタル資産のトレードはとても簡単でMake,Send,Fillの3ステップで完了します。

事前にMetamask(PC)またはdApps ブラウザを搭載したWallet(モバイル)を用意しておいてください。

※PC環境ならMetamask(ETHのWallet)をブラウザに拡張インストールしてください。モバイル環境の場合はdAppブラウザを搭載したWalletアプリをインストールして、dAppブラウザからサイトに入ってください。→Trust Walletなどがオススメです。

事前準備:イーサリアムネットワークに接続する

まずはじめにBoxSwapのサイトを開きます。→https://boxswap.io/

サイトを開くとETH Wallet(Meta mask、Trust Walletなど)と接続してよいかという確認の通知が画面にポップアップされますので許可をしてサイトとWalletを接続します。

許可をするとWallet内に保管しているデジタル資産がサイト内に反映されます。

ここまでできたらサイト内(下の画像)にあるピンク色のボタン「QUICK SWAP」を開いてください。↓

ステップ1:Make

BoxSwapプラットフォームを用いてスワップコントラクトを作成します。

簡単にいうと何と何を交換したいのかを選択して入力するだけということです。

↑左側の『SENDING』に相手に送る自分のデジタル資産を選択し入力、右側の『RECEIVING』が交換して受け取りたいデジタル資産を入力します。

『SENDING』側にステーブルコインDAIを選択した場合は下の画像のように表示されます。『Amount』の枠にはDAIの量を入力、画像には写っていませんがさらに下の枠『Maker Address』にはサイトに紐付けた作成者のWalletアドレスが自動入力されます。↓

↓NFTを選択した場合は下の画像のようになり、『Amount』ではなく『Token ID』を入力します。※トークンIDはサイト内のWallet内で確認できます。

トークンIDを入力すると下の画像のように「交換に出すNFTの画像」に切り替わります。↓

『RECEIVING』側に交換条件を入力(今回はWETHを選択し、Amountに0.01WETHを入力しています)

Taker Addressには特定の人と取引するのであれば入力、特に取引相手が決まっていなければ未記入のままで大丈夫です。

ここまでできたら、『CREATE & SIGN ORDER』をセレクト。

『CREATE & SIGN ORDER』をセレクトすると、下の画像のようにポップアップされますので、この条件で問題がなければ『Sigh〜』を押してオーダーの作成は完了です。↓

ステップ2:Send

上記で作成した条件で取引していくれる人がすでにいるのであれば、直接取引相手にリンクを送信してトレードを成立させます。

もし取引相手がいない場合は作成した取引リンクをTwitterなどのソーシャルプラットフォーム上にリンクを投稿して取引相手を探すことも可能です。

オーダーを作成すると下の画像のように、SHARE(シェア)ボタンが出てくるのでそれを押します。↓

↓2つのリンクが生成され、上のリンク「Order JSON」はBoxSwapのサイト内のトップページに貼り付ける枠があるので、そこに貼り付けて「Go」ボタンを押すと開くリンク。

一方の下のリンク「the Provided url」はその名の通りURLリンク。

ステップ3:Fill

作成したリンクを誰かが開き、提示している取引条件に同意した場合に取引を成立させることができます。『Fill』ボタンを押して承認すると取引が自動執行されます。(スマートコントラクト利用)

これですべての取引が完了!

BoxSwapを利用するメリット

  1. カウンターパーティリスクの心配がない。(スマートコントラクトを利用しているため)
  2. セキュリティの高い0xを利用
  3. スマートコントラクトを利用しているので信頼できる第三者(仲介者)を必要としない。→つまり取引手数料が安い
  4. BoxSwapを利用するための手数料も現在のところなし。ただしイーサリアムネットワークを利用しているのでガス代はかかります。
  5. イーサリアムWallet、Metamaskをサポートするブラウザがあれば利用可能。サインアップする必要がありません。※モバイル環境ならdAppsブラウザを搭載したTrust Walletなど、PC環境でならGoogle ChromeやBraveブラウザなどにMetamaskを拡張インストールできます。