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ブロックチェーンゲーム

マイクリプトヒーローズ(マイクリ)攻略 稼ぐ編 〜ランド〜

ランド・セクター・ボリューム

ランドは5つのレアリティで分けられた区画(セクター)で構成されており、レアリティごとにセクターの数や1つのセクターが占める割合(ボリューム)が異なります。

イメージ的には、ランドが国、セクターが区画で、ボリュームがセクターごとの面積といった感じです。レアリティは行政区画の単位で、州や郡、都道府県や市区町村に該当するといえば分かりやすいでしょうか。

レアリティが高い方が1セクターのボリュームが大きくなっています。

 プレセールで販売されたランドの構成は下の通りです。

レアリティ 発行数 1セクターのボリューム
Legendary 1 100
Epic 15 20
Rare 40 5
Uncommon 100 2
Common 200 1

Legendaryの場合1セクタのボリュームが100なので、Epicでも5セクター分、Commonなら100セクター分です。

プレセールで販売されたランドを構成する各セクターのボリュームを合計すると1000になります。下は各レアリティとそのセクターの全体における割合を示したものです。

レアリティ レアリティ別ボリューム
(セクター数✕ボリューム)
ランドでの各レアリティの割合 ランドでの1セクター当たりの割合
Legendary 100 10% 10%
Epic 300 30% 2%
Rare 200 20% 0.5%
Uncommon 200 20% 0.2%
Common 200 20% 0.1%

ランドのキングになるには、ランドのボリュームを10%以上所持するという条件がありますが、Legendaryのセクターを1つ所有しただけでこの条件をクリアしてしまいます。

各ランドの構成

ここからはOpenSeaのデータを利用してマイクリヒーローズのランドとそれを構成するセクターの売買などを見ていきます。

プレセールで販売されたランドやそれを構成するセクターに関しては前提の部分で示した通りです。

OpenSeaのデータを利用して各ランドのセクター数を見てみましょう。

ランド名 Legendary Epic Rare Uncommon Common
Lime 2 20 80 102
Ocean 1 51 300 352
Strawberry 1 15 40 100 200 356
Tangerine 1 15 40 100 200 356

 プレセールで販売されたのはLime、Ocean、Strawberry、Tangerineの4つのランドです。しかしOpenSeaのデータではデフォルトの構成はStrawberryとTangerineの2つのランドのみで、LimeとOceanは少し変わった感じになっています。

Lime

まずはLimeですが、UncommonとCommonのセクターが見当たらない代わりにLegendaryのセクターが2つありました。また、EpicとRareのセクターの数が想定していたものより多くなっています。

しかしボリュームは下の図で示す通り、合計が1000とデフォルトの構成と変わらないように調整されていますね。

レアリティ セクター数(A) 1セクターあたりのボリューム(B) A✕B
Legendary 2 100 200
Epic 20 20 400
Rare 80 5 400
Uncommon
Common

Ocean

次にOceanです。LegendaryとEpicが見つからず、Commonが他のランドより多く存在しています。Limeに関してはウェブで検索してみた感じと整合性がある値なのですが、Oceanに関してはよくわからない感じになっています。

OpenSeaからはマイクリのオフチェーンで管理されているアセットを覗けず、こういう感じになっているのかも知れません。

クラウドセールで販売されたランド

プレセール後に行われたクラウドセールでは売れ残ったセクターはバーンされました。そのためランドに存在するセクターの合計ボリュームは1000ではありません。

OpenSeaのデータを利用して確認できた各ランドのレアリティ別セクター数は下の通りです。

ランド名 Legendary Epic Rare Uncommon Common
Blueberry 1 12 30 75 133 251
Grape 1 13 34 85 159 292
Graphite 1 13 33 80 144 271
Ruby 1 11 29 73 131 245
Sage 1 13 31 76 138 259

クラウドセールで売り切れたランドは無かったんですね。

1セクターの価値

売れなかったセクターがバーンされ、上で示した様な構成になってしまっては1つのセクターが持つ価値がランドにより異なります。

各ランドで1セクターが占める割合をレアリティ別で示したものが下の図です。先に述べたとおり、Oceanの値は実際のものと異なる場合があるので留意しておいてください。

ランド名 Legendary Epic Rare Uncommon Common
Blueberry 12.937% 2.587% 0.647% 0.259% 0.129%
Grape 11.641% 2.328% 0.582% 0.233% 0.116%
Graphite 12.063% 2.413% 0.603% 0.241% 0.121%
Lime 10.0% 2.0% 0.5%
Ocean 1.229% 0.491% 0.246%
Ruby 13.477% 2.695% 0.674% 0.27% 0.135%
Sage 12.422% 2.484% 0.621% 0.248% 0.124%
Strawberry 10.0% 2.0% 0.5% 0.2% 0.1%
Tangerine 10.0% 2.0% 0.5% 0.2% 0.1%

プレセール時、ランドの販売価格は500ETHでした。これを一つの基準として、上の図で示した割合を基に1セクターあたりの価格を算出したのが下の図です。

ランド名 Legendary Epic Rare Uncommon Common
Blueberry 64.68 12.94 3.23 1.29 0.65
Grape 58.21 11.64 2.91 1.16 0.58
Graphite 60.31 12.06 3.02 1.21 0.6
Lime 50.0 10.0 2.5
Ocean 6.14 2.46 1.23
Ruby 67.39 13.48 3.37 1.35 0.67
Sage 62.11 12.42 3.11 1.24 0.62
Strawberry 50.0 10.0 2.5 1.0 0.5
Tangerine 50.0 10.0 2.5 1.0 0.5

クラウドセールで販売されたセクターは、プレセール時の2倍相当の価格から販売開始されました。そのため、上の表の価格で市場に出てくることは考えにくいです。ちなみに、ここでいうプレセール時の価格とは上の図のStrawberryとTangerineの価格です。

取引状況は

セクターは取引されているのか

3月4日まではセクターはロックアップされており売却ができませんでした。しかしその期間が終了した今は、OpenSeaでも取引が行われてきています。

どのランドのセクターが取引されているのか

今の所はGrapeのセクターが一番取引されていそうです。

順番よりもOceanのセクターが取引されているのが面白いと思います。プレセールで販売されたランドの中で、現在キングが一人だけのランドはLimeとTangerineの2つです。

Strawberryは99.9%のボリュームを一人が、残りの0.1%をOceanのキングが所有しています。

Oceanはキングが98.6 %のボリュームを保有していますが、他にも10人セクターの所有者がいます。そしてOceanのセクターは現在OpenSeaで売り出しされているものがあるのです。

レアリティ別だと

レアリティ別にした場合、他のマイクリプトヒーローズのアセットと同様にレアリティが低いものの方が頻繁に取引されています。

レアリティ別の価格の推移は下の図の通りです。

1セクターの価値の部分でも述べましたが、レアリティが同じでもランドによって1セクターの価値が異なるのでこの形式の図だと取引量が増えても大まかな感じしか捉えられないのではないかと思います。

ランド別の価格は

現時点ではまだ取引件数も少ないですが、レアリティ別で見た場合一番取引件数の多いCommonのセクターを対象に価格の推移を見てみようと思います。

ちなみに、Commonのセクターはプレセールだと0.5ETH、クラウドセールだと1ETHから取引開始されました。

Blueberry

Grape

Graphite

Ocean

Ruby

Sage

今から買うなら

セクターを購入する際には、ヒーローやエクステンションと異なりマイクリプトヒーローズというゲームの盛り上がり以外にも、ランド自体の繁栄や運営方針を考慮する必要があります。

それぞれのランドのキングのTwitterのアカウントやランド単位のDiscordなどがありますので、そういったものを利用して情報収集をした方がいいと思います。

セクターの価格が落ち着いてくるにはまだ時間がかかると思うので、今の段階ではプレセールやクラウドセール開始時の価格が一つの基準になりそうですね。