世界初のブロックチェーン・スマートフォン「FINNEY」の特徴・詳細|ブロックチェーンの一般市場浸透を促す起爆剤!?

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日本時間2018年11月30日(スイスおよびスペイン時間29日)SIRIN LABSが世界初ブロックチェーン・スマートフォン「FINNEY」を発売開始しました。本機はスライドアウト式のSafe Screenと呼ばれるセカンドタッチスクリーンを備え、そのスクリーン上で内蔵されているコールドウォレットを表示させることができます。またAndroid 8.1をベースにセキュリティを強化したSirin OSを搭載しています。

今後のマーケティングについては、まず公式ブランド・アンバサダーにFCバルセロナのリオネル・メッシを起用している点が注目されています。また、今後OEMによるSIRIN OS導入を含む戦略的提携を拡大していく計画を立てているようです。さらに将来的にはSIRIN LABSの実店舗を日本国内とロンドンにオープンさせる予定で、ロンドン店ではブロックチェーン技術を学ぶことができるアカデミーの運営も行われるようです。

FINNEY注文受付開始

2018年12月現在FINNEYの販売受付を行なっています。現在購入できるモデルは2種類(ELEGANT MODEL、HERO MODEL)で、希望小売価格は999ドルです。公式のオンラインショップでは現在100ドルディスカウントされ899ドルで購入できるようです。

実際に商品をカートに入れて、カートの中を覗くと上記のような画面が表示されます。日本語に対応しているので安心ですね。氏名、メールアドレス、送付先住所等々を入力していくだけです。ZIP code入力欄は送付先の郵便番号を入力してください。※VAT(税金)が定価に上乗せされるので注意しておいてください。

ブロックチェーンスマートフォンFINNEYとは?

SIRIN LABS概要

SIRIN LABSは、ブロックチェーンが一般市場への普及を妨げている2つの要因(セキュリティとユーザー体験)に関する課題解決を目標に掲げて活動をしています。

セキュリティに関する問題とは、銀行のような中央機関は規制が厳しいので仮想通貨を一般市場へ浸透させる上での弊害になってしまいます。そこで、中央機関に頼らなくても個人で資産を安全に簡単に管理できる仕組みを提供しようと考えているようです。今回のFINNEYの場合だと、スマホに安全なコールドウォレットを搭載して、取引所を介さなくても仮想通貨やトークンを交換できる仕組みを構築しています。

もう一方のユーザー体験の問題とは、現状一部の人だけが仮想通貨やトークンの購入方法や利用方法を知り、それを支えるブロックチェーンテクノロジーの仕組みを理解している状況で、一般的にはほとんど認知されていない、もしくは難しそうだから利用したことがないという状況なのだと思います。この問題に対しても多くの人が使い慣れているAndoroidをベースにしたスマホにブロックチェーン技術を実装させることで手軽にブロックチェーンを利用できる環境を整え、ユーザー体験を促進、普及させていこうと試みているようです。

ブロックチェーンスマートフォンFINNEYの特徴・詳細

  • FINNYの紹介動画

FINNEYは、SIRIN LABSと鴻海精密工業の別子会社「Foxconn International Holding」が連携して製品開発した世界初のブロックチェーンスマートフォンです。仕様に関しては以下に示していますが、価格帯に見合ったハイスペックなスマホです。

FINNEYの仕様

本体サイズ 縦幅: 158.5mm、横幅: 74.6mm、厚さ: 9.3mm
SoC(チップセット) Qualcomm Snapdragon 845
CPU 2.8 GHz octa-core(8コア) Kryo 385
GPU Adreno 630
RAM 6GB
ストレージ 128GB
OS SIRIN OS (Android 8.1)
SDカードスロット microSD
SIMタイプ Nano-SIM
ディスプレイサイズ 6インチ
アスペクト比 18:9
解像度 402PPI
メインカメラ 12 MPixel, f/1.8
フロントカメラ 8 MPixel, f/2.2
ネットワーク 2G, 3G, 4G, Cat:12 LTE
WiFi a/b/g/n/ac
Bluetooth 5.0
NFC A,B
バッテリー 3280 mAh

SIRIN OS

  • コールド・ストレージ・ウォレット内臓

FINNEYの一番の特徴と言っても過言ではない機能です。仮想通貨のモバイルウィレットアプリはいくつもありますが、安全なコールドウォレットを備えたスマホは世界初です。主要仮想通貨及びトークンをサポートする予定で、スライドアウト式のセカンドタッチスクリーンに、ウォレット保有の仮想通貨を表示させることができます。

  • 分散アプリケーションセンター(dCENTER)

これはGoogle playストアと共に提供される独自のDAppsストアです。IOSのAppストアやAndroidのGoogle playストアと同じような感じで利用できるようです。ちなみにDAppsとはDecentralized Applicationの略語でブロックチェーン上で管理される分散型アプリのことです。ちなみにDAppストアの利用時にSIRINのトークン「SRN」が報酬として与えられるような仕組みを導入しているようです。

  • トークン変換サービス(TCS)

サポートされている仮想通貨及びトークン間をシームレスに交換できる独自のトークン変換サービスを提供しています。仮想通貨やトークンを取引するには取引所を登録して取引しなければならなかったのですが、この機能のおかげで様々なコインを一つのアプリケーションからシームレスに取引することが可能になります。便利ですね。

サーバープロテクション

  • 行動ベースの侵入防御システム(IPS)
  • ブロックチェーンベースの改ざん防止
  • 物理セキュリティスイッチ(ウォレット保護用)
  • 高いセキュリティ通信(音声、テキスト、電子メール)
  • 多様素認証システム(生体認証、ロックパターン、行動)

FINNEYローンチイベントLive動画

動画は46分程度とちょっと長いのですが、もっとFINNEYのことを知りたい方はこちらの動画を参照してください。