MENU
DeFi

ValueDeFi(旧YFV)がBinance Smart Chain(BSC)、Polkadotに進出|クロスチェーン展開について解説

イールドアグリゲーター、アルゴリズム型ステーブルコイン、AMM(自動マーケットメーカー)を持つ多機能なValueDeFiプラットフォームは、新たにBinance Smart Chain(BSC)にも展開しています。現在のところ、VBSWAP/WBNBの流動性マイニングのリターンは年利2,000%を超えています。今回は、ValueDeFiについて概要をチェックしましょう。

基本概要

2020年8月にローンチしたValueDeFi(旧YFV)は、vSwap、vSafe、vFarmsなどのベーシックなDeFiツールに加え、ValueDeFiは「vTokens」という「合成クロスチェーンアルゴリズムトークン」を特徴とする分散型金融プラットフォームです。

ValueDeFiのガバナンスツールにはvGovernanceがあり、これは複数チェーンの各製品の収益の一部を集約するボールトとしての側面もあります。vGovernanceにネイティブトークンであるVALUEをステークスすることで、ボールトシェアを表すgvVALUEトークンを受取ります。vGovernanceボールトはイーサリアムチェーン分だけで1ブロックあたり0.2 VALUE、1日あたり約1300 VALUEをステークホルダーに分配しています。

現在、ValueDeFiのイーサリアム上のTVLは2,175万ドルで、ネイティブトークンVALUEの時価総額は3,600万ドルとなっています。

BSC進出

2月23日にValueDeFiは最初の拡張として、BSC進出計画を発表しました。現在、BSC版ValueDeFiのTVLは2億3,000万ドルとなっています。また、拡張に伴って新機能や仕組みが実装されています。

BSC版Value DeFiのネイティブトークン「vBSWAP」

vBSWAPは、BSC上のValueDeFiの収益分配用のトークンです。vBSWAPはBSC上のファーミングで2年で10万枚が配布されます。BSC上のvSafe、vSwap、vPegSwapの取引手数料から得られる収益の一部を使って、vBSWAPのバイバック&バーンが行われます。

gvVALUE-bのステーキング

前述のgvVALUEをgvVALUE-bに変換し、「98/2 gvVALUE-b/BUSDプール」にステークすると、ETH エコシステムの利益(VALUE)+BSCの追加報酬(vBSWAP)を受け取ることができます。別の記事では、この方法についてご説明致します。

vPegSwap

仮想通貨ペグコイン(WBTC、renBTC、tBTCなど)やステーブルコイン用のAMM(自動マーケットメーカー)です。vPegSwapはBSCで最初にローンチしました。流動性を確保するため、2つの新しいインセンティブプール(DAI/BUSD/USDT/USDCとvUSD-B/DAI)を用意しています。

セキュリティ

ValueDeFiは昨年11月に、フラッシュローンの攻撃により約600万ドル相当の不正流出が起きています。対策のため、分散型オラクルChainlinkに移行しました。現在までに、Arcadia Group、PeckShield、Pessimisticの監査を受けています。

vSwap

イーサリアム版のvSwapはUniSwap、SushiSwap、PancakeSwapの流動性をアグリゲートすることで、スリッページを減らし、トークンのサポートを増やしています。BSC版のvSwapはvBSWAPでインセンティブを設けることで流動性を獲得しています(上図のvFarm)。vBSWAPは過去数週間で数倍に上昇しており、高価格によって高いAPYとなっています。これからファーミングする場合は価格変動リスクに注意する必要があります。

まとめ

vBSWAPのファーミングは高配当であり、今後もBSCが拡大し続けると期待する方は、BSC上のトークンを購入してファーミングすることで利益を狙うのも良いでしょう。一方、ValueDeFiはPolkadotへの拡張も予定しています。ValueDeFi自体に投資価値があると判断する方は、VALUEトークンを購入してステーキングする手段も悪くないと思います。現時点のVALUEが価格が割安かどうか、検討してみる価値はありそうです