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CryptoPunksとは何か?18.5億円で落札されたNFTのパイオニア

CryptoPunksは24x24のピクセルアートです。アルゴリズムで作成されたコレクタブルアイテムで、2017年に10000個限定で無料配布されました。

絵柄のユニークさが話題を集めて価値がつくようになり、2021年5月には9枚のパンクス(ピクセルアートのこと)が18.5億円で落札され話題です。

この記事では

  • CryptoPunksの概要と歴史
  • CryptoPunksの購入方法
  • 日本のTwitterで流行するCryptoPunks

などについて解説していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

CryptoPunksとは何か?キャラ・属性で価値が変化するピクセルアート

CryptoPunksは主に

  1. キャラクタータイプ:男性・女性・エイリアンなど
  2. 属性:3Dメガネ・チョーカー・白髪など

の2種類の特徴を持ちます。

ほとんどのキャラクタータイプはパンクな男性と女性ですが、たまに猿・ゾンビ・宇宙人なども存在します。

猿や宇宙人はレアキャラとして高値で売買される傾向にあります。

属性はおよそ80種類で、チョーカーが48個のみなのに対して、イヤリングは2459個もあり、属性にもレアリティが存在します。

CryptoPunksの歴史

CryputoPanksは2017年にJohn Watkinson と Matt Hallによって作られたNFTのパイオニア的存在です。

実験的に作られ、ロンドンのパンクカルチャーや、映画『ブレードランナー』の影響が見られます。当時は10000個のパンクが無料で配布されました。

2017年の配布以降は数十万円で取引されていましたが、2020年末からのNFTの盛り上がりを機にCryputoPunksも注目を集めます。

  • 2021年1月24日:
    デジタルアートのコレクションなどに投資するDAO(分散型自立組織)であるFlamingoDAOが宇宙人のパンクをおよそ7900万円で購入。
  • 2021年3月10日:
    宇宙人のパンクがおよそ8億円で落札される。
  • 2021年5月12日:
    1766年から歴史を持つオークションハウス、クリスティーズのオークションで9枚のパンクスがおよそ18.5億円で落札。

最初は無料だったにもかかわらず、ここまで評価されるとは驚きです。それだけ価値を感じている人がいるということでしょう。

CryputoPunksの購入方法

ここからはCryptoPunksを実際に購入する手順を見ていきます。

CryptoPunksのサイトはドット絵の売買しか機能がないdAppsです。1つ1つのアートの所有権がEthereum上に記録されています。

開発元はニューヨークのソフトウェア会社Larva Labsで、執筆時点での最低価格15ETH(約400万円)、最大のパンク所有者は439のパンクを持っていることになります。

CryptoPunksにMetaMaskを接続

  • MetaMaskを準備
  • MetaMaskにETHを入金
  • CryptoPunksのサイトに入る
  • MetaMaskを接続

まだMetaMaskを持っていないという方はこちらを参考にしてください。

MetaMask/メタマスクの導入(Google Chrome)MetaMask/メタマスク パソコンでEthereum系のコインを管理する際のデファクトスタンダードといえるMetaMask。 保...

2種類の購入方法と3種類のパンク

パンクを購入する方法は以下の2種類あります。

  1. 所有者が提示している金額で購入
  2. こちらが金額を提示する

そしてパンクは背景の色で3つの種類に分かれています。

①販売・入札なし

背景がダークブルーのパンクは、「所有者が売却を希望していない&入札者もいない状態」です。この場合、こちらから金額を提示すれば買える場合もあります。

②販売中

背景が茶色のパンクは所有者が販売価格を提示している状態です。

③入札者がいる状態

背景が紫のパンクは入札が行われている状態です。

【CryputoPunks】実際の購入方法

例えば下のCryputoPunk 4533(サンプル)は、背景が青なので購入可能です。

男性のキャラクターなので、そこまでレアリティは高くありません。また属性もそこまでレアリティの高くないパンクと言えるでしょう。

購入するには「Buy(購入)」か「Bid(入札)」を選択します。

例えば「Bid(入札)」をクリックすると、下記のような画面になるのでETHの数量を指定して入札が可能です。

日本でも人気でTwitterアカウントにする人多数

オークションで高額で取引され話題のCryputo Punksですが、日本のTwitterでも注目されています。

Happyさんという方がHappyPunksというものを独自に作成。Twitter上でHappy Punksを作って欲しい人を募集し、希望者が殺到しました。

その結果、Twitter上で有名な仮想通貨のインフルエンサーのアイコンがHappyさんの作ったHappyPunksになっています。

その他の作品は下記のポートフォリオから閲覧可能です。

https://www.happypunks.net/

CryputoPunks詳細

公式サイト:https://www.larvalabs.com/cryptopunks