Omen Prediction Marketsは分散型予測市場プラットフォームです。ユーザーはさまざまなテーマ(政治、スポーツなど)に関する市場を作成/参加して賭けることができます。
最近ではEURO2020というヨーロッパのサッカー大会の勝敗を予測していて話題に。
⚽ Italy v Austria
🏟️ Wembley
🔔 Predict by tomorrow, 18:00 UTC
Who will win this #EURO2020 match?Omen users are only giving Austria a 1 in 7 chance! Do you agree or disagree? Predict now ⬇️https://t.co/E7xjYhracX#UEFA | #EUROpredictor | #ITA | #AUT pic.twitter.com/P6qK3y06v1
— Omen Prediction Markets (@Omen_eth) June 25, 2021
またOmenはDXdaoによって管理されています。DXdaoは分散型のサービスを構築し、管理する分散型の集団です。公正な方法で合意に達するオープンなコミュニティであることを目指しています。
加えてxDAIチェーンを利用することで、安価で高速な取引を可能にしています。
Omen Prediction Marketsの予測市場とは?
予測市場とは将来起きる出来事に対して、どうなるか予測し、そこにトークンを賭けるものです。
例えばアメリカ大統領選挙で誰が勝つかにかけてもいいですし、サッカーの試合でどちらのチームが勝つかに賭けてもいいわけです。日本人には競馬や競輪がイメージしやすいかもしれませんね。
今までのプロジェクトでは分散型予測市場Augurが有名です。公式サイトによるとAugurが基本的にDAIしか対応していないのに対して、Omenはより多くのトークンが使用できることを強みとしています。
誰もが結果に賭けることができるし、その賭けを作成することもできる。そしてそれらはスマートコントラクトで作られており、運営社がいないことに加えて、透明性も高いと注目を集めている分野です。
xDAIチェーンとは?
xDAIチェーンはEthereumの現時点の課題を解決した安価で高速なEVMブロックチェーン(サイドチェーン)です。xDAIという名前のステーブルコインもあります。
有名どころではChainlink、SushiSwap、PooltoghetherなどがxDAIチェーンに対応しています。
アウトカム(結果)トークン
Omenでは予測をすると、アウトカムトークンが得られます。ユーザーインターフェースで自分のアウトカムトークンを確認できるものですが、このトークンはERC-1155規格です。
これはGnosisの提供するConditional Tokenと呼ばれるもので、特に予測市場で使用されているトークン規格になっています。
Omenでオリンピックがスケジュール通りに終わるかどうかに賭けてみました
xDAIの魅力として、BSCやPolygonのようにカスタムネットワークを指定しなくても、すぐに利用できる点ですね。
ウォレットにDAIを用意して、MetaMaskを接続
MetaMaskのDAIをOmenにデポジット
ウォレットを接続した後に、再度ウォレットをクリックすると以下の画面になります。
画面左下のDepositで、自分のDAIを預けます。
初めての場合はApproveをしてから、Depositする必要があります。
カテゴリー別に気になるトピックを選択
今回はスポーツカテゴリの中に、東京オリンピックの全てのスケジュールが滞りなく終わるか、という予測がありました。
せっかく日本がテーマのものがあったので、こちらの投票してみようと思います。
東京オリンピックが最後までスケジュール通りに終わるのか?
画面を見てみると、YesとNoの2つの項目があり、Yesが68%ほど、Noが32%ほどだとわかります。
画面を下にスクロールすると「Buy」というボタンがあるので、そこをクリックしましょう。
DAIの数量を選択して、Buyをクリック
今回は何らかの影響でスケジュール通りに進まないことはありそうなので、NOに投票してみます。YesかNoにチェックを入れてDAIの数量を選択するだけです。
これで予測市場に実際に参加してみるステップが完了しました。
当日の結果が楽しみです。
Omen Prediction Markets詳細
公式サイト:https://t.co/UoXFxy1hjB?amp=1
Twitter:https://twitter.com/Omen_eth