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DeFi

Fantom経済圏デビュー:ウォレットの準備から$FTMをウォレットに入れる方法まで紹介

現在Fantomエコシステムへの注目度が集まっています。

Fantomの基軸通貨でアル$FTMは年始に1.77円前後でしたが、9月9日時点で183円に到達。9ヶ月で100倍を記録しました。

https://coinmarketcap.com/ja/currencies/fantom/

またFantomエコシステムのメインDEXであるSpookySwapなども注目を集めています。CryptoRank Platformのデータによると、SpookySwapのTVLは過去30日で561%増と急激な上昇を見せている状況です。それに乗じてDEXの$BOOトークンも価格上昇しています。

https://twitter.com/CryptoRank_io/status/1436022806362435590?s=20

他にもNFTプロジェクトなども登場しており、$FTMエコシステムに参加しようと思われる方も多いと思います。

そこでこの記事ではこれからfantomデビューする人のために

  1. ウォレットの準備
  2. ウォレットへの入金方法

まで解説しています。

Fantomネットワークとは

そもそもFantomネットワークとはなんでしょうか?

Fantomネットワーク(正式にはFantom Opera)はイーサリアムとの互換性がありながらも、より高速で安全なネットワークを提供しています。

FantomのaBFTコンセンサスアルゴリズムを活用することで、dAppsの高速化が見込まれているネットワークです。

手数料も数円程度とかなり安く取引をすることができます。Ethereumがガス代で数千円かかっている昨今では、一層注目が集まっているのです。

Fantomエコシステム入門

この記事ではBinnaceで$FTMを購入し、FantomネットワークのMetaMaskへ送金する方法を解説します。

Binanceの出金がうまくできない場合もあります。そんな時のために、Ethereumネットワークの$FTMをMetaMaskへ送金。その$FTMをSpookySwapにブリッジ機能を利用して、Fantomネットワークへ移動しする方法もご紹介します。

またMetaMaskにBUSD(BSC)などの資金がある場合は、Rango Exchangeを使用して$FTM(Fantom)を手に入れるのもおすすめです。

【必要なもの】

  • MetaMask
  • Binanceアカウント
  • $FTMを購入する資金

1.MetaMaskにFantom Operaネットワークを設定

最初にMetaMaskの準備から始めます。まだMetaMaskを持っていない方はこちらの記事を参照して作成してください。

MetaMask/メタマスクの導入(Google Chrome)MetaMask/メタマスク パソコンでEthereum系のコインを管理する際のデファクトスタンダードといえるMetaMask。 保...

1-1.MetaMaskのネットワークをクリックして、「Custom RPC」

1-2.空欄に下記の情報を入力

  • Network Name: fantom Opera
  • RPC Url: https://rpc.ftm.tools/
  • ChainID: 250
  • Symbol: FTM
  • Block Explorer URL: https://ftmscan.com/

その後「ネットワークの追加」をクリックして完了。

以上でMetaMaskがFantom Operaネットワークに対応しました。

2.Binanceで$FTMを入手してウォレットに送付

2-1.Binanceで$FTMを入手

こちらはBinance口座に入金して、そこでFTMを購入します。今回はコンバートでFTMを入手しました。

2-2. 出金を選択して、自身のMetaMaskアドレスへ送付

Binanceの画面右上のウォレットから、$FTMの出金をクリックします。

すると下記のような画面になるので、自分のFantomネットワークを設定したMetaMaskのアドレスを入力して送金します。

3. BinanceがFantomネットワークへの出金を停止していた場合

Binanceは時々Fantomネットワークでの出金が止まることがあります(上記の画像でも止まっています)。

手数料がかかってもいいから、急いでいるという方は他のネットワークで出金して、SpookySwapなどでブリッジするのがおすすめです。

今回はEthereumのMetaMaskへ送金し、そこからブリッジしたいと思います。
現在はBSCで出金して、ブリッジする方が手数料が安いので推奨です。

3-1. 上記と同じ手順で$FTMを入手

3-2.EthereumネットワークのMetaMaskに$FTMを出金

手数料が14FTMかかりましたので、執筆時点で2600円ほど。かなり手数料がかかったなという印象です。

3-3.SpookySwapに入りウォレットを接続

3-4.Bridgeで$FTMをEthereum→fantomへブリッジ

次に「Bridge」をクリックして、$FTMをEthereumからFantomへとブリッジしましょう。この時点でウォレットのネットワークがEthereumになっている必要があります。

4. MetaMaskにある資産をRango Exchangeで$FTMへ

もしMetaMaskにBUSD(BSC)などの資産がある場合は、クロスチェーンアグリゲーターのRango Exchangeなどを使用するのがおすすめです。

Rango Exchangeはクロスチェーンでの資産の交換をワンストップで行える非常に便利なプラットフォームです。