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暗号資産(プロジェクト)

仮想通貨Ark(アーク)の特徴・取引所・ウォレットは?ブロックチェーンを繋ぐ橋になる通貨

Ark(アーク)は複雑なブロックチェーン技術を一般のユーザーが日常で使いやすくすることを目的に作られたプラットフォーム型通貨です。

取引承認スピードが他の通貨に比べて速い上に、Smart Bridgeという異なるブロックチェーンを橋で繋ぐ機能を使うことで、ユーザーが今よりも便利に仮想通貨を使えるように取り組んでいます。

Ark(ARK/アーク)の最新価格・相場・チャート・評価

 

 

Ark(ARK/アーク)の特徴

特徴1:ARK Smart Bridge(スマートブリッジ)

Smart Bridgeは異なるブロックチェーン間の橋になり、それぞれを繋ぐという機能です。

現在、ビットコインやイーサリアムなどのブロックチェーンはそれぞれ分離していて、直接取引をすることは不可能です。しかし、Smart Bridgeを使うとそれらのブロックチェーン同士を繋ぐことができます。

実際、異なるブロックチェーンを繋ぐことで実際に何ができるのでしょうか?

例えば、イーサリアムのスマートコントラクトを使いたいけれどもイーサリアムが手元にない場合、Smart Bridgeの機能を使うとArkでスマートコントラクトを実行することができるようになります。

もしくは、仮想通貨Factomの記録管理機能を使いたいけれど、Factomを持っていない場合、もしArkを持っていたらArkウォレットからSmart Bridge機能を使って、Factomの機能を使うことができるようになります。

このように様々な通貨の優れた機能をそれぞれ繋げて使うことができる便利な機能がSmart Bridgeです。

特徴2 承認スピードが速い

Arkはブロックの承認スピードが速いので、取引にかかる時間が他の通貨に比べてかかりません。

ビットコイン(BTC)はブロックの生成に約10分、イーサリアム(ETH)で約15秒かかるところ、Arkは約8秒の速さです。

ビットコインは時間がかかることから取引には向かないと言われていますが、Arkはスピードを見る限り、取引に向いていて実用性が高いといえるかもしれません。

特徴3 DPoS(Delegated Proof-of-Stake)

ArkはLISKと同じくDPoSというシステムを実装しています。

DPoSはDelegated Proof of Stakeの略で、投票によって代表者を選び、選ばれた代表者が取引の承認を行います。

Arkの場合は、Arkホルダーの投票により委任する51名が選ばれ、その51名が代表者となって順番に取引を承認するので、PoWとPoSと比べるとスピードが速く、またマイニングのように大きな電力を消費しないので環境に優しく承認を行うことができます。

Arkホルダーが投票した候補者が代表者に選ばれると、代表者が取引を承認したときに、候補者があらかじめ提示していた配当に応じた報酬を得ることができます。

Ark(ARK/アーク)の詳細

発行上限:137,295,326 ARK (2018/10/31)

現在の流通量:106,045,326 ARK (2018/10/31)

承認方法: DPoS

公開日:2017年3月21日

公式サイト:https://ark.io/

ソースコード:https://github.com/ArkEcosystem (github)

公式ブログ:https://blog.ark.io/

Ark公式ウォレット

Arkには公式デスクトップウォレットとウェブウォレットがありますが、DPoSの投票に参加するにはデスクトップウォレットをインストールする必要があります。

公式デスクトップウォレット:https://github.com/ArkEcosystem/desktop-wallet/releases

公式ウェブウォレット:https://arkecosystem.github.io/ark-lite-wallet/app/

Ark(ARK/アーク)の取引所

今のところ日本の取引所でのArkの取り扱いはないですが、海外では以下の取引所などで取り扱いがあります。

  • Binance
  • Bittrex
  • OKEx