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仮想通貨Zilliqa(ジリカ/ZIL)の将来性・特徴・詳細|DMMやLayerXも期待のシャーディングに注目!

仮想通貨Zilliqa(ジリカ/ZIL)の将来性・特徴・詳細|DMMやLayerXも期待のシャーディングに注目!

Zilliqa(ジリカ)はDAppsの運用が可能なブロックチェーンプラットフォームであり、現在はERC20準拠のトークンである仮想通貨ZILを発行しています。ZILはBinanceでの人気投票の結果からも注目度の高さが伺える通貨です。
2019年1月31日にZilliqaはメインネットをローンチしました。

仮想通貨Zilliqa(ジリカ/ZIL)の最新価格・相場・チャート・評価

仮想通貨Zilliqa(ジリカ/ZIL)の特徴

Zilliqaって?

ZilliqaはシンガポールのZilliqa Research Pte. Ltdによって開発されているプラットフォームです。仮想通貨のZILは現在ERC20準拠のトークンであり、メインネットのローンチが2019年1月31日に予定されています。詳しくはこちら
2019年1月31日にZilliqaはメインネットをローンチしました。

特徴1:スケーラビリティ問題にシャーディング技術で対応

従来の仮想通貨やスマートコントラクトのプラットフォームでは1秒間に処理できるトランザクションの数が少なく、スケーラビリティに問題があります。プラットフォーム上で利用される仮想通貨やスマートコントラクトの数が増えれば、より高いトランザクションの処理速度が要求される様になり対応できなくなるのです。Zilliqaはそういった事態を回避するため、シャーディングと呼ばれる技術でプラットフォームにスケーラビリティを持たせています。

スケーラビリティとは処理する量が増加した場合に対応出来るかという適応性のことです。システムにスケーラビリティを持たせる手法としては、個々の処理能力を上げるスケールアップと、処理を行う単位を増やすスケールアウトがあります。Zilliqaではマイニングネットワークを比較的小さなシャードと呼ばれる単位に分割し並列処理させることでトランザクション処理能力の向上を図る、シャーディングというスケールアウトによる手法が採用されています。この結果テストネットでは1秒間に約2500トランザクションの処理が可能だったそうです。ネットワーク上のノードが増えるとシャーディングの効果は大きくなり、Zilliqaはノードが数百程度増える度に処理速度が倍になっていくような設計になっているようです。

特徴2:Zilliqaに期待を寄せる提携先が多い

例えばDAppsのイーサエモン(Etheremon)は、Zilliqaと提携しています。Ethereumのスケーラビリティ問題はその上で運用されているイーサエモンに大きな影響を与えており、Zilliqaの持つシャーディングに活路を見出したようです。詳しくはこちら

2018年11月13日には、日本のLayerXとの提携が発表されました。LayerXはCMでも有名なグノシーを運営するGunosyとAnyPayの合弁会社です。LayerXはブロックチェーン技術を専門にした会社であり、この提携には日本においてZilliqa上での開発を促進する目的があるそうです。

他にも日本の企業であれば、DMM.comとも提携するなど、Zilliqaのシャーディング技術への注目度の高さがわかります。

仮想通貨Zilliqa(ジリカ/ZIL)の詳細

発行上限枚数:126億ZIL

公開日:2017年

メインネットローンチ:2019年1月31日

公式サイト:https://zilliqa.com

公式ブログ:https://blog.zilliqa.com

仮想通貨Zilliqa(ジリカ/ZIL)の評価

シャーディング技術への期待度の高さ

シャーディングに対する注目度の高さは提携先の企業を見てもよくわかります。プラットフォームとしての今後に期待したいですね。
しかしシャーディングというスケールアウトによってスケーラビリティを持たせようとしているプラットフォームは他にもあり、今後競合との関係で優位性を維持できるかどうかが問題になっていくと思います。

Zilliqa(ジリカ)のニュース

2018年12月 DecentralandがZilliqaと提携し、ZILによる決済が可能に
2019年5月 ペプシコーラがZilliqaブロックチェーンベースの広告テストで28%効率向上

2019年のZilliqa(ジリカ/ZIL)

1月末にメインネットをローンチしたZilliqaですが、2019年のQ2(第2四半期)にはコアプロトコルの強化などを控えています。

おすすめ取引所

Binance

Gate.io

KuCoin

Huobi

OKEx

余談…

Zilliqaはスマートコントラクトを実装しており、このためにSCILLA(Smart Contract Intermediate-Level Languageの略)という言語を開発した程注力している様です。

SCILLA公式サイト

これに関して、Solidityは非常に難解な言語であるからSCILLAで開発出来るのはメリットが大きいという意見がネットにありました。個人的には、SCILLAの方がパッと見た感じトリッキーな感じなんですが…。でもミュータブルな変数からの読み込みに”<-“という演算子を使うとかRっぽくて胸アツです!