Decentralandはイーサリアムのブロックチェーンを利用したVR(バーチャルリアリティ)プラットフォームです。ユーザーはDecentralandという仮想の空間でコンテンツやアプリケーションを創り出したり、その中でゲームなどのコンテンツを体験したり、保有している土地を活用したり、ゲームを楽しみながら収益化することもできます。
Decentraland内で使用される通貨はERC-20に準拠したMANAと呼ばれるトークンが使用されます。VRヘッドセットを利用すれば、3D仮想空間の中にダイブして楽しむこともできますし、ブラウザで楽しむこともできます。
目次
Decentraland (MANA)の最新価格・相場・チャート・評価
Decentralandの特徴
ブロックチェーンだからこそできるユニークなゲーム体験
Decentraland上では、マインクラフト(Minecraft)やセカンドライフ(Second Life)のように広大なフィールドを探検したり、ゲームをしたり、自分の世界を創ることだってできます。つまりゴールのないゲームで、楽しみ方は人それぞれ、人生そのものと同じですね。
他のDAppsゲームのキャラクターをDecentralandへ連れてくることができる。
マインクラフトなどの既存のゲームと大きく異なるのはイーサリアムのブロックチェーンを利用していることで、書き換え不可能な記録を生成することができるという点や、書き換え不可能なERC-721トークンでキャラクターを生成することができるため、Decentraland外のゲームと連携させることも可能です。
仮想の土地を現実社会の土地と同じように扱うことができる。
ディセントラランド上の土地はブロックチェーン上で分散管理されているためユーザーが完全にコントロールすることが可能です。2018年1月に行われた初めての土地(Genesis City/ジェネシスシティ)のオークションでは、1億6,000万MANAがLANDに投資されました。その当時の価格で約3,000万ドルです。Decentraland上の土地は区画で分けられ、各区画ごとに販売されています。
Decentralandの土地購入方法
ランドへの入札方法
Decentralandと連携(予定)しているDAppsゲーム
Axie Infinity(アクシー)
Decentraland上ではGenesis City内に散らばっている「パフ」「コタロ」「ジンジャー」という3匹のキャラクターを探すスカベンジャー狩りに参加することができます。ちなみに狩りに成功すると報酬(トークン)を得られます。
Axie Infinityそのもののゲームの内容は、Axie(ERC-721)と呼ばれるデジタルペットを収集、育成、繁殖、他のAxiesとの対戦させたりすることができます。各Axieには異なる特性や属性、クラスがあるので、それらを組み合わせて遊びます。当然デジタルアセットなので、市場で購入したり販売したりできます。
Etheremon(イーサエモン)
イーサエモンはポケモンのようなモンスターを購入販売、訓練、進化させたり、冒険に連れ出したりすることができるゲームです。イーサエモンは2Dなのですが、Decentraland上では3Dで表現されています。
Battle Racers(Altitude Gamesと提携)
Battle Racersは、車をカスタマイズしたり、レースに参加したり、Battleとあるように戦闘スキルを持った車で遊ぶマリオカートみたいなゲームです。
Decentralandでは、レースに参加したり、練習したり、ガレージで車をカスタマイズしたり、マーケットプレイスでMANAを使用して車の売買ができるようです。
引用:https://decentraland.org/blog/announcements/introducing-battle-racers
Battle Racersプレセール情報(2019/5/16〜)
CryptoCarz
世界初のブロックチェーン対応のVRレーシングゲームです。Genesis City内の専用レース場を建設して、その中でレースできるようです。
Chainbreakers
古代ギリシャをモデルにした架空の世界で行うストラテジーRPGです。腐敗した政府と闘う複数の反政府軍と協力して物語を進めるゲームです。プレイヤーは、Decentraland内を探索して奴隷解放しながら兵士募集して軍隊を作り、戦利品やアイテムを集め、政府側の軍隊と戦うようです。
MANAの概要
MANAはマイニングすることができないという特徴と、MANAを使用してDecentralandのLAND(土地)を購入すると消滅するという特徴を持っています。
Decentralandはイーサリアムのメインネット上に構築されているので、Decentralandのトークン「MANA」はERC-20に準拠しています。また実際の不動産売買と同じように、仮想の不動産をスマートコントラクトを利用して売買することができます。
MANAは、LANDの購入以外にも、Decentralandエコシステム内で商品やサービスを購入する際にも使用されます。
Genesis City
仮想都市Genesis CityはワシントンDCとほぼ同じスケールになるように設計されており、本物の都市のように商業、工業、住宅地域にゾーンが分けられています。仮想都市としての役割以外に、ユーザーと開発者をつなぐ場所としても機能します。
Decentralandはただのゲームとは異なり、消費者と企業をつなぎ、双方ともに全く新しいデジタル経済を体験することができるVR世界といえるのではないでしょうか。
Decentraland(MANA)の詳細
発行上限枚数:2,805,886,393 MANA
備考:ERC-20
公開日:2017年8月4日
公式サイト:https://decentraland.org/jp
公式ブログ:https://decentraland.org/blog
ホワイトペーパー:https://decentraland.org/whitepaper.pdf
公式Twitter:@decentraland
Decentraland(MANA)の評価
Decentralandの将来性
シーン作成ビルダーの使い方
2019年3月18日開催クリエイターコンテスト概要
アドバンスエディター利用環境の構築
Decentralandで作成したシーンを友達と共有する方法|シーンのダウンロード、アップロードについて
Decentralandニュース
2018年12月 Decentraland(ディセントラランド)が新たにMakerDAOと提携
2018年12月 Decentraland(ディセントラランド)が新たにStatusと提携
2018年12月 Decentraland(ディセントラランド)が新たにZilliqaと提携
2018年12月 Decentraland(ディセントラランド)が新たにAelf(エルフ)と提携
2018年12月 Decentraland(ディセントラランド)がKyber.networkを統合
2019年2月 ExodusHTC製ブロックチェーンスマホ「EXODUS 1」にDecentralandマーケットを導入
2019年3月 Decentraland(ディセントラランド)内の土地にオファーを出せる入札機能導入
2019年4月 Decentralandにアバター爆誕!!シングルサインオン対応のパスポートなども!
2019年5月 新たなウォレットDapper、ピクチャーフレーム機能を追加
2019年6月 SDKニューバージョン ジャンブ機能や影の投影
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