MENU
暗号資産(プロジェクト)

仮想通貨Bitcoin Diamond(ビットコイン ダイヤモンド/BCD)の将来性・特徴・詳細|ビットコインの問題点を改善!でもパッとしない!?

Bitcoin DiamondはBitcoinをハードフォークさせる形で誕生した仮想通貨です。
単位はBCDで、匿名性の高さやブロックサイズの拡張などが注目されていますが、噂の域を出ないものもあります。

仮想通貨Bitcoin Diamond(ビットコイン ダイヤモンド/BCD)の最新価格・相場・チャート・評価

 

 

仮想通貨Bitcoin Diamond(ビットコイン ダイヤモンド/BCD)の特徴

特徴1:誕生の経緯

Bitcoin Diamondの開発チームは、手数料の高さやPoWに起因するマイニングへ参加する際の敷居の高さなどBitcoinの問題を、新たな技術を利用することで解消した通貨を発行しようと開発を開始します。

こうして新しく開発された通貨はBitcoinをブロック高が495,866になった時点でハードフォークと呼ばれる手法(既存のチェーンを独立したチェーンへと分岐させる)を使って2017年11月24日に誕生しました。

ハードフォークが発生するまではBitcoinとBitcoin Diamondは同じトランザクションを持っていますが、ハードフォーク後は独立したチェーンでそれぞれ独立した歴史を歩みます。

特徴2:発行上限がBitcoinの10倍

新規の参加者への敷居を低くするための試みの一つが発行上限を上げることです。Bitcoin Diamondの発行上限は2億1000万枚とBitcoinの10倍に設定されています。手を出しやすい通貨になるよう、供給量を10倍にして1つあたりの価値を下げています。

発行上限を上げることでトランザクションの手数料を抑える効果も期待されており、小規模のビジネスでの利用やマイクロペイメントの活性化などを通してBitcoin Diamondを広く普及させる目的もあります。

特徴3:マイニングの寡占化を防ぐX13 Proof of Work

供給量を10倍にすることと共に行われているのがビットコインでも採用されているコンセンサスアルゴリズムであるPoW(Proof of Work)の拡張です。

Bitcoinで問題となっていたマイニングの寡占化ですが、Bitcoin DiamondではX13 PoWと呼ばれる拡張したPoWを採用し、新規のマイナーへの敷居を低くしています。

従来のPoWではASIC(Application Specific Integrated Circuit)と呼ばれる専用のハードウェアによりマイニングの効率化を図ることが可能なため、ASICを持たない新規のマイナーが参加するのは難しかったのです。X13 PoWは、従来のPoWが採用している暗号学的ハッシュ関数であるSHA-256のために設計されたASICによるマイニングを困難にするとともに、平均的な利用者でも広く手に入れられるGPUでのマイニングに最適化されているため、マイニングの敷居が低くなっています。

特徴4:スケーラビリティを持たせるための修正

Bitcoin Diamondはブロックサイズを8−32MBとBitcoinの2-4MB(SigWitを有効にした場合)に比べ大きくすることで、ブロックチェーン全体でのトランザクションの承認スピード向上を図っています。開発チームはこのブロックサイズの上限が利用者の増加によって将来的に問題になる可能性も想定し、シェーディング(スケールアウトによってスケーラビリティを持たせる技術)などで対応することも検討しているそうです。

また、スケーラビリティを持たせるためにSegWitも実装されています。SegWitとは取引データから署名データを取り除く技術ですが、結果としてブロックあたりの取引データ量が減ります。SegWitを利用した場合、利用しない場合のブロックと比較して容量が65%も減るそうです。

上記の修正により、Bitcoinの約10倍となる1秒間に100トランザクションの処理が可能になっています。

仮想通貨Bitcoin Diamond(ビットコイン ダイヤモンド/BCD)の詳細

発行上限枚数:2億1000万枚

承認方法:X13 PoW(Proof of Work)

公開日:2017年11月24日

公式サイト:https://www.bitcoindiamond.org/

公式ブログ:https://www.bitcoindiamond.org/blog/

Twitter:https://twitter.com/BitcoinDiamond_

仮想通貨Bitcoin Diamond(ビットコイン ダイヤモンド/BCD)爆上げの時期!

公開直後高騰しましたが一時的なものに終わり、その後何度か上昇傾向を示しましたが2018年の1月上旬には30ドル台を推移するまで下落しました。

1月中旬には一気に取引量が増加し、価格も6倍程度まで急上昇しました。しかしこれも長続きせず、下降に転じるまであっという間でした。

今年は緩やかな下降傾向にありましたが、9月に一気に値を落としその後2ヶ月程度2ドル台を推移しています。

仮想通貨Bitcoin Diamond(ビットコイン ダイヤモンド/BCD)の評価

Bitcoinとの差別化は?

ライトニングネットワークの開発も行われていますが、これはBitcoinや他のプラットフォームでも行われおり珍しいものではありません。Bitcoin DiamondのライトニングネットワークはC言語での実装であり、Go言語で書かれたBitcoinのライトニングネットワークと比較して様々な場所での利用が可能と言われてもパッとしない感じがしてしまいます。

Bitcoin以外にもブロックチェーン技術を使ったプラットフォームはどんどん出てきています。今後はそういった存在と比較した場合にも遜色の無い機能やパフォーマンスを備えなければ生き残っていくのは難しいのではないでしょうか。

怪しいとの噂について

Bitcoin Diamondは匿名性が高く、開発チームも匿名性が高いため怪しいという噂でしたが、公式ブログに写真が掲載されていたり秘匿しているわけではなさそうです。無いと噂されていたwhitepaperも2018年7月のものが公式サイトにありました。

ただ、開発チームは「様々なバックグラウンドを持った経験豊富なメンバーによって構成されている」と紹介されていますが、メンバーの顔写真はなく名前もアクションヒーローを流用した仮名となっています(例えばウルヴァリンなどのマーベルのヒーロー)。

尚、whitepaperではBCDの匿名性の高さを推している感じはなく、マネーロンダリングなどで悪用されるような通貨を目指しているわけではなさそうです。

このまま個人情報を隠したままでも、堅実な開発を行うことによって信頼を得ることは可能なのではないでしょうか。

他にもPoWからPoSに移行する、中国企業とのつながりがあるなど噂の域を出ないものもあります。ちなみにTwitterのロケーションはシンガポールになっています。

おすすめ取引所

Binance

OKEx

HitBTC

Huobi