MENU
DeFiブログ

Pool Togetherの使い方|手軽な宝くじdAppで日常にちょっとしたスパイスを

Pool Togetherの使い方|手軽な宝くじdAppで日常にちょっとしたスパイスを

Pool Togetherとは、要は「ハズレなしの宝くじ」のようなもを購入できる分散型アプリ(dApp)。一枚あたり約1ドルで購入することができ、週毎に抽選が行われます。仮に抽選にハズレても購入チケット代金(プールへ預託)はいつでも全額引き出し可能なので、実質ハズレなし。チケット購入と引き換えに預かったみんなのDAIをレンディングサービスであるCompoundで貸出し、そこで得た利息をチケット購入者の中から抽選で一名様にプレゼントするという「分散型宝くじ」とでも呼べそうなサービスである。

今回はこのPool Togetherで実際にチケットを購入する手順についてご案内。

【事前準備するもの】

・PCまたはスマホ(※本記事ではPC画面でご案内)

・インターネット環境

・イーサリアムWallet(メタマスクなど)

・20DAI(以上)4DAI(以上)に変更、1DAI(以上)に変更

・ガス代(少量のETH)

Pool Togetherについては下の記事もご参照ください。

Pool Togetherの使い方※V1の使い方です。2019年9月5日以降はV2へ以降し、インターフェイスが変更されています→V2の使い方

1.Pool Togetherにアクセス

まずはPool Togetherの公式サイトにアクセスし、上の画面に移行してください。

それぞれの数値の意味などは上画像に示した通りで、実際に抽選チケットを購入するには右下の「Join the pool」をクリックします。

2.抽選チケットの条件を確認

上画像右側に抽選チケットの価格や当選確率などが記載されています。

上画像の場合だと、チケット一枚購入の場合の当選確率は「0.06%」、現在獲得予定の賞金額は左側画面に大きく表示されている「121.68DAI」(日本円で約13,000円)ということです。※賞金額はチケット購入者が増えれば増えるほどに増加していきます。

3.チケット購入枚数を決定

抽選チケットの購入枚数は画面中程にあるゲージバーのつまみを左右にドラッグすると調整することができます。公式の案内では何枚でも購入できると記載がありましたが、あくまでも一回のトランザクションで購入できる枚数は999枚が限界のようです。

ちなみに999枚購入の場合にかかる費用は19,980DAI、日本円にすると凡そ200万円分くらいです。このタイミングでの当選確率は「38.20%」とかなり高確率ですね。※2019年7月12日チケット価格改変され、999枚で3,996DAIとなる。

ただし、200万円分のDAIをCompoundで年利9%くらいで運用すると、年間約18万円、Pool Togetherのロックアップ期間と同じ15日間であれば「約7,500円」ほどの利息を得ることができます。

ですので、61.8%の確率で得られるはずだった約7,500円失うリスク」をとって「38.2%の確率で手に入る13,000円」(実際には200万プラスされているので賞金額は増加)を取りに行くということです。

確率で考えると、どちらの選択も長期的にはあまり差がないためわざわざリスクをとる必要はないかなと思ってしまいますが、そこは個人の自由ですので、利息ギャンブルされたい方は「999チケット」購入という選択もありだと思います。ちなみにチケット購入に充てたDAIはロックアップ解除後に全額返金されますので、リスクを取るのは掛け金ではなく「時間」と「利息」です。

Pool Togetherは、資産運用ツールとして使うメリットはそんなにないのかなという印象ですので、オススメの利用方法は「4ドル1枚掛け」で、「もしかしたら…」という「15日間に及ぶ淡い期待感、高揚感を味わうため」だけに利用するのが良いのではと思います。あくまでも筆者の私見でしかありませんが。

4.実際にチケット一枚を購入

抽選チケットを購入するには、Pool TogetherとイーサリアムWalletを接続し、Wallet内にあるDAIの使用を許可しておく必要があります。

そこまでの過程は上画像の下部分(緑色)に「Connect…」「Enable DAI」と表示されるので、そこをクリックして進めてください。

以上の工程を終えると、上記と同じ画面になるので、チケット枚数(今回は1枚とする)を決めて「Buy 1 ticket for 4 DAI」をクリックしてWalletで承認すると、購入完了です。

トランザクションが読み込まれると、上のようなお祝いムード漂うpoolされました画像が表示されます。

ホーム画面に戻ってみると、チケット1枚保有していることが確認できますね。(下画像)

日常にちょっとしたスパイスが欲しいなという時にちょうど良い手軽なサービスなのではないでしょうか。ぜひお試しください。