・当企画は紹介された通貨の価格が上昇することを約束するものではありません。投資を勧めるものでもありません。あくまでも「どのようなロジック」をもって投資しているのか、様々な人の思考を垣間見る企画です。投資は自己責任になることをあらかじめご了承ください。 ・こちらのポートフォリオは「2021/6/2時点」でのポートフォリオです。今後もこのポートフォリオが維持されることは一切約束されていません。
まさかユニスワソルジャーであり、魔界を探究されているあどまんさんのポートフォリオがのぞけるなんて夢のようです!
いえいえ、こちらこそZenismさんからこのような企画のお話を頂けるなんて恐れ多すぎます。
僕の師匠でもあるアラタさんが以前の記事で誰もが参考にすべきパーフェクトポートフォリオを披露した後なので、ちょっと気が引けます…!w
あどまん@ユニスワソルジャー
フォロワー2.1万人の仮想通貨インフルエンサー
普段は外資系IT企業で働きながら、 低時価総額銘柄を中心にトレードをしたり、ブログ(https://mike-coin.com)での情報発信、複数のコミュニティ運営を行っている。
早速なのですが一番多く保有している通貨はなんでしょうか?
それでは恥ずかしいですが、ポートフォリオの紹介をさせて頂きます。
僕のポートフォリオで一番割合が多いのはステーブルコインです。
バブルが終わったのか、単なる調整なのか僕にはわかりませんが、少なくともこれまでのように何も考えずに稼げるターンは終わった気がしているので、資金の大半をステーブルで保有しています。
5/17のBTCの暴落時にはすでに大半をステーブルにしていたので軽傷で済みましたが、改めて資産を一瞬で減らしてしまうリスクがあることを再認識しました。
そのため、守りを意識してステーブルの比重を高めて過ごすことを意識しています。
あと、僕はPolkadot系をメインに複数のプライベートセールに多額の資金を投じているため、それらが事実上保有銘柄みたいなものです。自由に動かせる資金くらいは基本守り重視にすべきだと思い、約50%をステーブルにしています。
このステーブルをどこで運用するのが理想的か現在模索中ですが、永遠の課題ですね。
ありがとうございます。次に多いのが30%のGLCHということですね。
はい。GLCHにはとても期待しています。
Glichは時価総額500位くらいでまだまだ無名のプロジェクトですが、MaticやFantomのようなパブリックチェーンの1つです。
それだけだと特徴のないただの新興チェーンになってしまうのですが、Glichは「GEX」と呼ばれるCEXとDEXの間の立ち位置を目指すプラットフォームの構想も持ってるプロジェクトです。
メインネットがまだローンチしておらず、取引所もUniswapとKucoinしか扱っておらず、時価総額も低いので、競合と比較するとまだまだ伸びしろがあるように感じます。
7月にメインネットがローンチされるまでは最低でもホールドしようかなと思っています。
ちなみに6月30日にテストネットローンチ予定です。
ありがとうございます!次に多いのがNEARで10%ですね。
NEARは次に流行るパブリックブロックチェーンだと思っています。
2020年10月にメインネットをローンチして以降、徐々にネットワークを拡大し始めており、LaunchPad関連もローンチ予定なので、タイミング的にそろそろかなと。
また、NEARがいいなと思った理由はユーザーファーストなところです。
現状イーサリアムやBSC上のdappsを体験しようとした場合、ユーザーはGas代を支払う必要がありますよね?
それってブロックチェーン知らない人からするとわけがわからないと思うんですよね。
しかし、NEARは本来発生するトランザクションフィーをアプリの提供者側が負担する仕組みになっているため、ユーザーはGas代を支払う必要なくDappsを体験することができます。
これって、ほんとに新規ユーザーにとっても使いやすい構造だなと思います。
細かい技術についてはさっぱりわからりませんが、このようなユーザーファーストな設計が僕の中では腑に落ちました。
あと僕の見る目があろうがなかろうがぶっちゃけ関係なくて、「Crypto Valley VC TOP 50 Report」という、資金調達額、評価額、従業員数等に基づいてプロックチェーンテクノロジー企業をTOP50を選定するメディアで、NEARがランクインしているので専門家からも評価されてるので安心です。
残りの10%は草コインということですが、この中でも個人的に注目されているプロジェクトなどありますか?
地合いが地合いなのであまり参考にすべきではないのですが、XAVAに注目しています。
XAVAはAvalanche上に展開するLaunchPad系プロジェクトです。
上場自体が後発だったこともあり、競合のPolkastarter、DAOMakerと比較すると時価総額が1/10なので、いくらなんでも過小評価すぎると思っています。
Avalancheネットワーク自体は非常に優れたプロジェクトで、今後発展することはほぼ間違いないと見ているので、そこのメインLaunchPadであるXAVAは伸びてもいいんじゃないかと思っています。
そうなのですね!ちなみにBTCやETHはお持ちではないのですか?
あ、すみません、ポートフォリオには含めていなかったのですが、BTCは保有しています。
利益が出る度に一部をBTCの積み立てに回しています。
昨今物議を醸してる「魔界」ですが、僕個人としては魔界で遊ぶのは賛成です。
ただ、ここで得た利益は、ビットコインやイーサリアム等に資金を回すべきだと思っていて、魔界で得た利益をまた魔界に突っ込むと最終的に溶かしてしまい、退場する可能性が非常に高いと考えています。
僕も最初は魔界で資金を増やし、その後は堅実な銘柄やプラベ等に資金を投じることで着実に増やせてますし、利益を守るという点で徐々に魔界への投資額シェアを減らしていければ理想ですね。
なるほど。そのような理由だったのですね!
あどまんさんはどのような経緯で仮想通貨に関わり始めたのですか?
2017年の年末に大学時代の友達が忘年会で「リップル!リップル!」と叫んでいたことがきっかけで興味を持ち始めました。
2018年の正月明け早々にbitFlyerでETHを買って、ICOや草コインを買って遊んでいる内にドハマリしました。(数日後暴落しましたが)
今思うと、まさか2018年に参入して、2020年までほぼ全く利益を上げることができなかった人間がよくここまで生き延びて、Zenismさんからポートフォリオの取材を受けるまでに成長できるとは夢にも思いませんでした。
粘り強く生き残ることって大事だと改めて気付かされました。
また、仮想通貨をきっかけに仲良くしてくれた友人達にも助けられたのも大きいです。
ありがとうございます!大変興味深いポートフォリオでした!
最後に現在のお取り組みについてもご紹介頂けますか?
こちらこそありがとうございました!僕ごときのポートフォリオを紹介するのは気が引けましたが、いい時間でした。
今更ですが、ポートフォリオの割合がガバガバすぎてほんとすみません!w
積み立て分やプラベの割合が多すぎるので、それらを含めると結構変わってきますが、ご参考にしてもらえると嬉しいです。
現在取り組んでることはコミュニティ運営とブログ運営です。
オープンチャット3つ、テレグラム2つとブログ(https://mike-coin.com)を運営しています。
先程もお伝えしたように、僕がここまで生き延びてこれたのは間違いなく周りの友人のおかげです。1人だと2018年のどこかでしれっとアカウントを消して仮想通貨もやっていなかったと思います。
なので、自分と同じような経験を経て、いい思いができる人が出てくるかもしれないと思いコミュニティを運営しています。
自分は勢いよくフォロワーが増えてしまいましたが、インフルエンサーとは思ってなくて、みんな平等に接することを意識しています。
もし話す相手が欲しいと思ってる方や、誰かと一緒に仮想通貨に触れたいと思ってる方は気兼ねなくオプチャにご参加頂けると嬉しいです。
あどまんさんはTwitter(@admen_vc_2)で注目のプロジェクト情報なども投稿されています。みなさんぜひフォローしてください!
本日はありがとうございました!