UniLendが、フラッシュローンとステーキング機能をイーサリアムメインネットで起動しました。ユーザーはUFTトークンをステーキングして報酬を獲得できます。
低コスト & デフレ資産
フラッシュローンはDeFiの無担保ローンを可能とする手段です。1つのトランザクションブロック内で流動性がプールに戻される限り、アービトラージやコラテラルスワップ、セルフリクイデーションなど様々なDeFiストラテジーに活用できます。
UniLendのフラッシュローンはガス効率に優れており、0.05%の低コストを実現します(競合となるAaveは0.3%)。徴収された合計料金の70%がトークンステイカーに配布され、残りの30%は市場でUFTを購入→バーンに使用されます。トークン設計の詳細は不明ですが、UFTはBNBと同様にデフレ資産であり、価値向上に寄与する目論みです。
Aaveの収益の50%はフラッシュローンから来ています。UniLendのフラッシュローンの競争力が高まることで、より早く流動性を惹きつける可能性があります。
パーミッションレス
UniLendはUniswapと同様に誰でもトークンを上場できる、パーミッションレスの仕組みをウリとしています。最初はUFTだけが利用可能ですが、徐々にDeFi市場の様々なトークンがサポートされ、スワップ機能も利用可能になる計画です。
UniLendは、SushiswapのOnsen機能と同様に、外部プロジェクトがインセンティブプールを作成できます。エクスポージャーを高めたいプロジェクトは、ステーカーにUFTと自前のトークンを配布できます。
補足
UniLendはCertikによるセキュリティ監査を完了しています。チームは2020年9月末にシードおよびプライベートエクイティラウンドで310万ドルを資金調達。投資機関には、Woodstock Fund、Signal Ventures、および3Commasが含まれます。
UniLendはまもなくBinance Smart Chainでもリリースとなり、BNB、BUSD、およびBEP-20トークンのスワップ、貸付、借入、フラッシュローン、イールドファーミングなどが利用可能になる計画です。