【2021最新】ブロックチェーンゲーム市場動向:人気のゲームを3つ紹介

NFT

拡大するNFT市場

NFTは2020年を経て急速に市場を拡大しています。ZenismでもNFTのマーケットプレイスであるOpenSeaや、NFTアートHashMaskなどについて取り上げてきました。

やはり注目すべきはスポーツ業界の参入です。FLOWブロックチェーン上で発行された「NBA Top Shots」はアメリカのプロバスケットボールプレイヤーのプレイシーンをNFTにしたもので、数十万円の価格で売買されました。

これを機に「NBA Top Shots」を開発したDapper Labsは340億円相当の資金調達を行いましたが、4月にも新たな資金調達の見込みであると発表。

NonFungibleのレポートによると、2021年第一四半期のNFTの取引額は20億ドルを超えており、過去3カ月間の取引額の20倍以上、2020年第一四半期の131倍の取引額です。

ブロックチェーンゲームとは

ブロックチェーンゲームは

  • 特徴1 ゲーム内の不正が起きにくい
  • 特徴2 取得したキャラクターやアイテムが自分の資産になる

といった特徴を持っています。

ブロックチェーンの透明性を利用して、ゲーム上での不正を行いにくくするのはもちろんのこと、ゲームのキャラクターやアイテムが資産となることが注目を集めています。

例えば今までのゲームはいくら課金しても、運営がゲームをストップさせてしまえば今までのお金や努力は無駄になっていました。

しかしゲームのアイテムの所有権を個人のものとすることで、自分で管理し、自由に売買が可能に。実際にOpenSeaでMy Crypto Herosのキャラやアイテムが売買されており、ゲームで生計を立てる人もいると話題になっています。

2021年第一四半期人気のゲームトップ3とその概要

NonFungibleの2021年第一四半期レポートでは、プロジェクト別の市場規模(売上高)分布が掲載されています。その中ではNFTがスポーツやコレクション、ゲームといった分類をされていました。

ゲームという分類の中ではRPGやTCGなどが取り上げられており、以下の3つのプロジェクトが大部分を占めています。それぞれの概要を見ていきましょう.

  1. Axie Infinity
  2. ChainGuardians
  3. Gods Unchained

1.Axie Infinity

アクシーと呼ばれるモンスターを集めて、育てて戦わせたりするゲームです。2体以上のアクシーを交配させて新たなアクシーを育てることも可能で、たまごっちやポケモンに近いイメージでしょうか。

毎月賞金のかかったランク戦が開催され、無料プレイで稼げるということで注目を集めました。

ゲーム内通貨としてSLP(Small Love Potion)というトークンが存在し、モンスターを交配したりするのに必要です。ちなみにゲームのガバナンストークンとしてはAXSが別に存在します。

パートナーにはBinanceやMaker、AAVE、SAMSUNGがおり、今後も注目を集めるプロジェクトです。

ChainGuardians

海外のブロックチェーンRPGで、MCH+のサポートも受けています。設定としては2069年の未来都市が舞台で、宇宙からの侵略者に対してヒーローが立ち上がるというものです。ストーリーモード以外にもさまざまなバトル要素が盛り込まれています。

ゲームに登場するヒーローやアイテムの一部はNFTなので、プレイヤー同士で取引することも可能で、Openseaなどで二次流通しています。

またChainGuardiansのプラットフォームには、CGG(ガバナンス・トークン)があります。このトークンはERC-20規格で、ステーキング報酬の獲得や、ガバナンスへの参加、NFTの購入などに使用することが可能です。

Gods Unchained

Gods Unchained(GU)はブロックチェーンを活用したトレーディングカードゲームです。ゲーム内で獲得したカードを販売して利益を得ることもできます。

ゲームの開始と同時に6種類の「God」の中から1つ選択。それぞれの「God」には独自の能力と、他のカードゲームのようにキャラクターごとのストーリーも存在します。

Godを選択するとスターターデッキが配布されるので、それでプレイを開始可能です。ゲームを進めるとパックを得ることができ、それを未開封のままにOpenseaなどで販売もできます。

ブロックチェーンゲームの資金調達は好調

2021年の第一四半期はブロックチェーンゲーム業界全体にとって、資金調達、ベンチャーファンドの参入の面で非常に実り多い時期でした

これまでに行われた投資の総額は10億3000万ドルで、そのうち6億3400万ドルはベンチャーファンド、3億9400万ドルはトークンセールなどです。

資金調達を行った主要企業は下記の通りで、スポーツ系が強い印象を受けます。

  • Dapper Labs:3億5700万ドル
  • Sorare:5,800万ドル
  • Mythical Games:3,500万ドル
  • IMVU/Together Lab:3,500万ドル
  • OpenSea:3,200万ドル
  • Enjin:2,300万ドル
  • Animoca Brands:1,800万ドル
  • Immutable Games:1,700万ドル

ブロックチェーンゲーム市場動向:まとめ

ブロックチェーンゲームは

  • 透明性が高く不正がしにくい
  • ゲームのキャラクターやアイテムが自分の資産になる

という特徴を持ち、ゲームをプレイすることで生計を立てる人も現れています。

NonFungibleのレポートによると、2021年第一四半期の市場規模で見ると、「アート」「コレクション」は90%近くを占めており、RPGやTCGなどのゲームはたったの2%に過ぎませんでした。

NFT市場には資金が潤沢にあり、ユーザーは高額のNFTでも買い求めるのは「NBA Top Shots」で証明されています。ブロックチェーンゲーム市場はまだ投資が始まったばかりで、これから成長すると考えられる注目の分野です。