昨年末からNFT市場は盛り上がりを見せています。2021年第2四半期では一般メディアでもNFTの名前が上がるようになり、日本国内ではももクロなど著名人がNFTを発行するようになりました。
世界的にみるとAxieInfinityなどゲーム銘柄や、CryptoPunksなども続伸しています。
しかしこれらのNFTはEthereum、BSC、Polygon上で展開されており、Cardano上でdAppsが注目を集めることはこれまでありませんでした。
Cardanoとは:価格上昇と注目のアップグレード
CardanoはEthereumの共同創設者のCharles Hoskinson氏が立ち上げたプロジェクトとして有名です。2017年に設立されており、日本国内でも長い間人気のプロジェクトでもあります。
CoinGecko Japanが毎週掲載しているTOP10人気コインランキングの中にも必ず入ってくる銘柄です。
今週の国内人気コインランキング(8月14~20日)を公開しました。
NFT銘柄としては $ZOON や $SLP などがトップ10に入りました。一方でレイヤー1系の $MATIC や $FIL などは久しぶりのランクインです。
なお $BTC は7位、 $ETH は5位となりました。 pic.twitter.com/S9pjNmoSnH
— CoinGecko Japan (@CoinGeckoJapan) August 21, 2021
また今年に入ってから$ADAは急激な価格上昇を示しています。
2021年3月2日には「Mary」と呼ばれる大型アップデートが行われました。これにより、カルダノネットワーク上にネイティブトークンの発行が可能になります。
そして次回のアップグレード「Goguen」ではスマートコントラクトが実装され、本格的にdAppsの開発が進むようになります。
それを受けてさまざまなDeFi・NFTのプロジェクトが発表されつつあり、CardanoのDeFi・NFT市場の形成に期待が集まっているのです。
#ADA is on the road back to its last ATH. To make sure you didn’t miss anything about the #Cardano Ecosystem, let's check this out. pic.twitter.com/ek7eGIeWmK
— Coin98 Analytics (@Coin98Analytics) August 13, 2021
CARDANOのNFT関連プロジェクトを3つご紹介
以前Zenism ではCardano上のDEXを2つご紹介しました。今回はCardanoのNFT関係のプロジェクトを3つご紹介します。
CNFT.IO(https://cnft.io/)
CNFT(Cardano NFT)は、人気のあるCardanoステーキングプールであるCardanoBuzzによって作成されたNFTマーケットプレイスです。今後さまざまな機能が追加される予定です。
CARDANO初のNFTマーケットプレイスとして注目を集めており、すでに$1,000,000の販売が行われました。
https://twitter.com/CNFT_IO/status/1425550638507769859?s=20
Space Buds(https://spacebudz.io/)
CryptoPunksの概念と同様に、Spacebudzには10,000個のトークンがあり、それぞれに異なる特性があります。
恐竜の宇宙飛行士が8枚しか存在しないため、気象性が高くなっています。他にもライオンや虎などさまざまな特性を持っています。
CardanoKids(https://www.cardanokidz.com/)
2020年9月に開始したプロジェクトで、すでにシリーズ1〜6は完売しています。過去の作品は先ほどご紹介したCNFT.IOで流通している模様です。
またシリーズ7以降も今後発表される予定で、全ての作品はNFTとしてカルダノブロックチェーン状に保存されています。