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NFT

アメリカ大手メディアCNNがNFTに参入!Vault by CNNについて解説します

2021年6月17日にアメリカの大手メディアであるCNNがNFTを発行すると発表しました。

正式名称は「VaultbyCNN:Moments ThatChangedUs」であり、CNNのテレビで放映されたアーカイブの中から、歴史的な習慣をNFTとして販売します。

NFT事業に参入するに至った背景

CNNはこれまで41年間にわたって歴史的な瞬間を記録し、広く一般に公開してきました。今回のNFT化はコレクターが歴史の一部を保有する機会となります。

CNNによれば、今まで読者は新聞や雑誌を集めたり、切り抜きしたりしてコレクションしてきましたが、映像をコレクションする方法は今までありませんでした。 そこで所有権を担保するNFTを活用して、CNNの歴史的瞬間をコレクション可能にしたのです。

CNNのNFTはどんなもの?

CNNはブロックチェーン技術を活用して過去のアーカイブ映像から歴史的瞬間をNFT化するとされています。スペースシャトル打ち上げや、大統領選挙の結果の宣言の場面がNFT化されるそうです。

保有者は「モーメント」と呼ばれるNFTをダッシュボードで管理、展示できます。6月下旬から毎週6回にわたってNFTを提供する予定です。

またNFTを展示できるビデオディスプレイケースが限定版NFTセットに同梱されるそうで、机や本棚にNFTを物理的に展示できる仕組みとなっています。

下のツイートのようにNFTを現実世界に展示している人もいるので、サイズは違うかもしれませんが、このように現実世界にNFTを展示できることになりそうです。

CNNのNFT:詳細

CNNのNFTはFLOWブロックチェーンを活用しています。

そのため、ユーザーはFLOWブロックチェーンに対応したBloctoウォレットを作成する必要があります。 Bloctoとはユーザーが簡単にdAppsにアクセスでき、開発者が簡単にdAppsを構築できることを目的としたプロジェクトで、FLOWトークンのステーキングも可能です。

また今回のNFTのポイントは仮想通貨を持っていない人でもNFTを購入できるということです。

Stripeを活用することで、クレジットカード決済が可能になっています。 Stripeは企業がオンラインでクレジットカードなどから決済を受け付ける手段を提供する企業です。サンフランシスコに本社を置いており、同社の技術はAmazonやShopifyなどでも導入されています。

クレジットカード決済が可能なので、ブロックチェーンについて知らないユーザーでも参加しやすいという意味では大きな特徴と言えるでしょう。