DeFi・NFT市場の発展に重要な「投資系DAO」を3つご紹介します

DAO

InsureDAOの登場などで、国内でもDAOが注目を集めてきています。

DAOはDecentralized Autonomous Organizationの略で、自律分散型組織と訳されることが多いです。

国や中央管理者を必要とせずに、スマートコントラクトなどを活用して組織を運営。貢献するとインセンティブが与えられることで、自主的な貢献を促します。

DAOにはさまざまな種類があるのですが、今回ご紹介するのはInvestment DAOというジャンルに分けられるプロジェクトです。

投資系のDAOは法的な制約を受けますが、個人投資家たちの資金をまとめて投資することが特徴です。

FlamingoDAO:CryputoPunksの落札もしたNFT関連のDAO

https://flamingodao.xyz/

NFTが話題になって久しいですが、最近ではNFT資産の管理と投資を専門とするようなプロジェクトが話題になっています。

そこで登場したのがTheLAOが創設した、FlamingoDAOです。

主にNFT関係の個人、プロジェクト、チームのサポートをおこないます。今まで

  • SuperRareに最初の投資
  • Aavegochiを支援
  • CryoutoPunksを7900万円ほどで購入

してきた実績があります。

FlamingoDAOの特徴

FlamingoDAOはNFTを購入するだけでなく、アーティストの発行するソーシャルトークンの購入や、管理するNFTを展示するデジタル美術館の構想、それにNFT関係のプロジェクト調査も行います。

またFlamingoDAOには「キュレーター」と呼ばれるアドバイザーチームがあり、メンバーは豪華でOpenSeaの共同創設者や、AxieInfinityの共同創設者も含まれます。

ただし「キュレーター」に投資の決定権はありません。あくまでも最終的な意思決定権はコミュニティメンバーに委ねられています。

FlamingoDAOの参加方法

参加条件はなかなか厳しく、60ETHを投資して認められると1%の議決権を獲得できます。個人が獲得できる議決権は最大で9%までです。

この議決権を獲得するとFlamingoDAOの投資方法から、新しメンバーの募集など様々な投票に参加できます。購入したNFTなどの資産から得られる収益はメンバー間で分配されます。

議決権は総発行数100000のフラミンゴトークンですが、これは基本的に他人に譲渡できないようになっています。

BitDAO:2億3000万ドルの調達で話題

https://www.bitdao.io/

BitDAOは2億3000万ドルを調達したことで話題になりました。投資家の中にはピーター・ティールや、Bybit創設者のファンド、パンテラ・キャピタルなどが含まれています。

特にBybitは継続的な支援を表明していて、2.5bpsの先物取引量をBitDAOに提供することを約束。計算によるとこの数字は年間10億ドル相当になる可能性があるといわれています。

BitDAOの特徴

BitDAOはレイヤー1、レイヤー2、プライバシーなど様々なブロックチェーン、DeFiに関するテクノロジーの開発に助成金を提供する予定です。またDeFiプロジェクトの流動性プールも支援します。将来的には技術者を数百人規模で雇用して、技術開発のサポートも将来的に行う予定です。

最初のパートナーとしてSushiSwapが決まっており、SushiSwapの0xMakiにはトークン総供給量の2.6%が付与されています。

BitDAOの参加方法

BitDAOに貢献する方法はいくつかあります。

  1. コミュニティメンバーになる:トークンを持たなくてもフォーラムなどでアイデアを共有可能
  2. 貢献者になる:BitDAOの開発支援など
  3. パートナーになる:BitDAOと連携できるDeFI、CeFIプロジェクト
  4. トークン保有者:BITトークンを保有して、BitDAOの方向性、資金の運用方法について提案、投票可能

 

BITトークンの総供給量は10,000,000,000 BITで、配分は下記の画像の通りです。

DuckDAO:gate.ioやKu Coinがパートナーの暗号資産インキュベーター

https://duckdao.io/

DuckDAOは有望なプロジェクトを支援することを目的とした、暗号資産のインキュベーターです。VCからではなく、コミュニティによってプロジェクトに資金提供・サポートすることを目的としています。

パートナーにはgate.ioやSERUM、KuCoinがいます。

DuckDAOの特徴

DuckDAOは3つのレイヤーに分かれてプロジェクトの支援を行います。

  1. インキュベーションとして、マーケティングやアドバイザリーの支援を実施
  2. TwitterやTelegramなどでプロジェクトを支援
  3. OTCなどを管理するが、プロジェクトに直接関与しない

DuckDAOの参加方法

DuckDAOの参加するにはDuckDAOトークン(DDIM)をウォレットにロックする必要があります。このロックされたトークンの数量によって所属するメンバーシップの階層が変化。

  • 10DDIM:The Duck Fightclub
  • 200DDIM:Beach Club
  • 2500DDIM:Gentlemen’s club (VIP)
  • 10000DDIM:Diamond Club (VIP)
  • DDIMホルダーの上位10人:Duck Allstars Club

DDIMが多いほど割り当ても多くなる仕組みであり、DDIMの保有数が足りなくなると、自動的にDuckDAOのグループから外されます。

投資系DAOまとめ

ここまで有名な3つの投資系DAOをご紹介してきましてた。

DeFiやNFTが発展する中で、それを支援していくDAOは今後の市場の発展に向けて必要なものだと思われます。ただし今まで指摘されている通り、DAOには法律などの課題があるのが現状です。

今後これらのDAOがどのようにプロジェクトを支援し、DeFi、NFTの発展に寄与していくのかに注目が集まります。

FlamingoDAO:https://flamingodao.xyz/
BitDAO:https://www.bitdao.io/
DuckDAO:https://duckdao.io/