StakeDAO|Stake CapitalのニュービジネスモデルDeFi収益分配型DAO

DAO

Stake DAOとは、SaaS(Stake-as-a-Service)プロバイダーであるStake Capitalが移行を発表したDeFiサービスの収益分配型DAO(自律分散型組織)。Stake DAOにはDAO収益分配用のSCT(ステークキャピタルトークン)と担保資産と引き換えにミントされるLトークン(Liquid Token)の2種類のトークンがあります。

今回はStake Capital DAOの概要、SCT、Lトークンについてザクっとご紹介致します。

Stake Capital DAOの仕組み

SCTトークンの機能|スマートコントラクトにロックして収益の一部を獲得

出典:https://github.com/stake-capital/research/blob/master/Stake%20Capital%20DAO%20Light%20Paper.pdf

Stake Capitalでは、Cosmos、Loom、Tezos、IDEX、IRIS、Terra、Livepeerなどの様々なステーキングサービスを提供しており、これらのサービスを通じて投資をしている投資家およびデリゲーターにSCTトークンが配布されます。SCTトークンの配布はガバナンスによって決定された周期ベース(例えば二週間など)で行われ、各周期の終わりに、ステーキングトークン価格をオラクルを通じて取得し、各投資家の貢献度合いに応じてSCTの配分率が決定されます。※上画像参照

DeFiサービスによって得た収益はSCT(ステークキャピタルトークン)を介してステークホルダーに還元されます。以下簡単なプロセスのご紹介です↓

  1. ステークホルダーはまず、1つ以上のStake Capital DeFiサービスに担保を提供※担保となるのは、Ethereum(のちに対応)、Tezos、Loom Network、Synthetix pools、 Livepeer、Cosmos Network、Kusama、Polkadotなど
  2. サイクル期間設定後にStake Capitalへの手数料に応じてSCTトークンが全てのデリゲーター(委任者)に配布されます。
  3. SCTトークン保有者は、Stake Capitalウェブサイト上で「2.で獲得したSCTトークン」をステークすることでDAO料金のステーク報酬を受け取ることが可能
出典:https://github.com/stake-capital/research/blob/master/Stake%20Capital%20DAO%20Light%20Paper.pdf

ステーブルコイン キャッシュバックプール

出典:https://github.com/stake-capital/research/blob/master/Stake%20Capital%20DAO%20Light%20Paper.pdf

SCTトークンをステークすることで得られる報酬は、全てステーブルコインとして受け取ることになります。上画像にあるようにDAO内にあるStablecoin cashback pool(ステーブルコインキャッシュバックプール)から支払いが行われます。

ステーブルコイン・キャッシュバック・プールは、Stake Capitalの収益(PoSネットワークのステーク報酬)を元に各トークンをステーブルコインに変換してプール内に蓄積し、SCTステーカーのほか、運営費、インフラ維持費などに利用されます。

※クロスチェーンへの対応

出典:https://github.com/stake-capital/research/blob/master/Stake%20Capital%20DAO%20Light%20Paper.pdf

Stake Capital DAOは、イーサリアムネットワークの他、TezosやPolkadotなど非イーサリアムネットワークもサポートしています。そのため、新たに発行されるSCTトークン( ERC-20)を非イーサリアムネットワークの投資家に対して授与するために、相互運用生のあるメカニズムが利用可能になるまでの期間は単純なアドレス登録スキームを利用。

L(Liquid)トークン|流動性デリバティブトークン

出典:https://github.com/stake-capital/research/blob/master/Stake%20Capital%20DAO%20Light%20Paper.pdf

Lトークン(Liquid Token)は、担保資産と引き換えに発行されるERC20トークン。担保資産と1:1の関係でペグされており、セカンダリマーケットで取引することができるデリバティブと捉えることができます。

例えば、AさんがStake Capitalで10ETHをロックし、10LETHをミントしたと仮定します。その後、この10LETHをBさんに販売し、Lトークンのアンロック期限が訪れると、Bさんは10ETHの受け取りに加えて、未収利息、新たに配布されるSCTトークンも受け取ることができます。

つまりLトークンとは、『担保資産+利息+新発行SCTトークン』の価値をもつERC20トークンということです。

上のような単純なトレード事例に限らず、今後様々な活用事例が期待できますね。↓

StakeDAO(Stake Capital)詳細