Idea Market|メディアの信頼性を投資対象とした分散型マーケットプレイス

マーケットプレイス

Idea market(アイデア・マーケット)とは、メディアなどの出版物の信頼性を投資対象とした分散型マーケットプレイス。ある個人にとっての不確実な情報は思考の惰性(権威、専門性、大衆に依存する)によって過大評価されがちになり、誤った情報に信頼性が与えられてしまうというのは多々あることです。

この課題に対して、Idea marketは過小評価されているものに着目する「投資」という手法を情報に対して用いて情報消費行動に変化をもたらすということを提案しています。簡単にいうと、過小評価されている出版物にユーザーが先行投資をして、スポットライトが当たった時に投資家に利益をもたらすサービスです。

今回はIdea marketの概要をご紹介致します。

Idea marketの仕組み

Idea market|A proof of credibility(信頼性による証明)コンセンサスメカニズム

Crebility(信頼性)とは出版者とそのオーディエンスとの間に構築される関係性のこと。Idea marketではこの信頼性を用いたA proof of crebilityというコンセンサスメカニズムを採用しています。→Crebility mining(信頼性マイニング)

Crebility mining(信頼性マイニング)の仕組み

信頼性マイニングを行うには、まず最初に多額の先行投資を必要とします。簡単にその仕組みを説明すると、まず投資家(ユーザー)の最初の投資額90%がIdea marketのプール内(permafund)に永久に保存されます。この時点で投資家は投資額の90%を損失していることになります。

※permafund料金については、2019年12月4日現在アンケート調査をしているようです。↓

ここでプールされた資金はレンディング(融資)に利用されて利息を獲得することになるのですが、その収益の90%は上位トークンに還元されることになり、そのトークンを保有しているユーザーはそれをもとに収益を獲得していくことになります。※残り10%は開発資金に充てられます。

ここでいう上位トークンとは、公共によって信頼性が高いと評価されている出版物が発行するトークンを指しています。評価基準としてマーケットキャップ(時価総額)の高さを指標として用いており、「マーケットキャップが高い=信頼性を得ている出版物」という評価になります。

ここでポイントとなるのは、獲得できるのが融資で得た利息であるという点です。最初に投資額の90%をプールしているので、資金を回収するまでに長い日数を必要(利息が収益源であるために)とします。つまり、現時点で上位のトークンであったとしても、長期的にはそうであるかどうかは今後のメディアの信頼性次第であるということです。

この仕組みの興味深い点は、メディアの信頼性を投資対象にしたことです。元来メディアにおける信頼性とは、思考の惰性(情報が曖昧な時、判断基準を大衆、権威、専門性に依存する性質)によって過大評価されているものに与えられがちです。しかし、投資となると、人々は過小評価されているものを探す。つまり、Idea Marketとはメディアの信頼性を投資対象とすることで、情報の消費行動に変化が生じるのではないかという仮説をもとに作られたサービスだということです。

独自ウォレット採用により、非クリプトユーザーにも門戸が開かれている

Idea marketは非暗号資産ユーザーに対して門戸を開くために、Portis Wallet(Portis.io)という専用ウォレットを用いています。※イーサリアムブロックチェーンを活用をしているのですが、メタマスクなどのウォレットはご利用いただけません。

この独自ウォレットはEメールとパスワードのみで登録可能、デビットカードで入金することができます。また全てのトークンは、USD/DAIで価格設定されています。

Idea market利用の流れ

【使い方の大雑把な流れ】
  1. ユーザーがnytimes.comのようなメディアドメインを登録
  2. 登録された特定のメディアトークンを作成
  3. ユーザーは各メディアのトークンを売り買いすることができるようになる。→USD建で評価された時価総額ランキングに反映

※入金された資金はDeFiレンディングプロトコルCompound Financeにロックされます。ロックされた資金によって得られる利息の90%は、時価総額に応じて上位トークン保有者に共有されます。

【注意事項】
  • Portis Walletには最低10ドル相当のETHまたはDAIを保有する必要
  • 2019年12月4日現在、コントラクトの監査は完了していません。自己で責任の取れる範囲でご利用ください。
  • トークン購入額のうち90%はプールに永久に保存されます。引き出すことはできませんので十分ご注意ください。
  • 各パブリケーショントークン(各メディアのトークン)価格は最初の10,000トークンは1ドル、その後100トークン購入毎に0.01ドルずつ価格上昇します。
  • プールが獲得した利息の90%は上位トークン保有者(時価総額による)に与えられ、残りの10%はIdea marketの開発資金に充てられます。
  • 利息配分を行うためのトリガーは誰もがいつでも引くことができます。
  • 10ドルの手数料を支払うことで誰もが出版物をリストすることができます。※スパムを排除するために手数料を徴収しています
【各プレイヤーについて】
  • 投資家:有益な情報(メディア等)を探し出して投資
  • 出版社(メディア):有料コンテンツ、広告、寄付に頼らずにマネタイズすることが可能。定期的に自己出版物に紐づくトークンを購入していくことで収益化の機会がある。しかし、上位トークンにならなければ収益化はできません。
  • 広告主、政治家:企業メディアへの依存する必要性がなくなります。

Idea Market詳細