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DeFiインフラ&開発ツール

Zerion:イーサリアムの取引履歴をCSV出力可能な一元管理ダッシュボード

Zerionは2016年に設立されたDeFiを一括管理するダッシュボードです。

ダッシュボードはERC20の資産の管理から、トークンの取引、貸し出しや流動性マイニングまで1つのアプリで実行できます。基本的にはEthereumに対応ですが、ダッシュボードでBSCとPolygonの資産を見ることも可能です。

150か国から毎月20万人を超えるアクティブユーザーがあり、平均して1日あたり500万ドルがZerionで取引されています。

Zapperの競合とも言えるサービスですが、Zapperに比べて以下の2点でメリットがあります。

  • iOS、Androidのスマホアプリがある
  • 取引履歴がCSVで出力可能

7月にはシリーズAラウンドでおよそ9億円を調達しました。今後はマルチチェーンのサポートや、暗号資産初心者の方でもわかりやすいような使い心地を目指す予定です。

Zerionのはじめ方

Zerionを使用するのは簡単で、公式サイトに入り自分のウォレットを接続するだけです。

Connect Walletをクリック

MetaMaskを選択(他のウォレットも可)

これで接続完了です。あとは下記でご紹介するZerionの機能をご確認ください。

Zerionの主な機能をご紹介

Zerionには資産が一目でわかるシンプルなダッシュボードの確認から、流動性マイニング、レンディングをすることもできます。画像左側の機能を1つずつみていきましょう。

Overview

資産の推移とウォレット内の資産総額、他にもBSCとPolygonの資産を確認できます。

注意しなくてはいけないのが、All AssetsはEthereumのみで、資産はウォレットに入っているものだけということです。

History

Ethereumの取引履歴をすべて確認できます。ZerionがZapperなど他の一元管理ダッシュボードと違って便利なのは、CSV出力機能です。

下記はサンプルですが、確定申告の際に非常に助かります。

Invest

DeFiインデックストークンなどのERC20トークンを確認できるほか、他にもNFT関連銘柄など、注目の暗号資産を確認できます。

また銘柄をクリックすると(今回はDeFi Pulse Index)、下記の画面になり購入することもできます。

NFTs

Zapperと違う点は、自分の所有しているNFTをまとめて閲覧可能なことです。こちらはOpenSeaとRaribleのAPIを活用しています。

またZerionは5日間限定で Genesis Collectionを配布しました。「Claim your NFT」でガス代を払うことで、3種類のNFTのどれかが貰えます。比率は以下の通りです。

  1. コモン:84.9%
  2. レア:15%
  3. レジェンド:0.1%

筆者はコモンでしたが、もしレジェンドが当たったらラッキーです!

Exchange

さまざまなDEXを比較して最適価格でトークンの取引を行えます。

また交換したいトークンを選択して、画面下のDEX名をクリックすると詳細と比較を確認できます。

Pools

CurveやSushiSwap、UniswapなどのDEXに流動性供給ができます。

また流動性供給した証明となるLPトークンを預けることで、流動性マイニングも可能です。

Save

Zerionのトークン貸出機能はCompoundと統合されています。DAIやUSDTなどの資産を貸し出して、利息を稼ぐことができます。

Borrow

CompoundやMakerなどのプロトコルを利用して、担保を預けて他も暗号資産を借りることも可能です。

もう1つの一元管理ダッシュボードZapperについて知りたい方はこちらもご覧ください。

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Zerion詳細

Twitter:https://twitter.com/zerion_io

公式サイト:https://zerion.io/